- 経理に向いてない人ってどんな人?
- これにあてはまる人は絶対やめとけ!という特徴はある?
経理は「手に職をつけられる&食いっぱぐれがない」専門職として人気ですね。
ただ、残念ながら、経理は向いている人と向いてない人の差が激しい職種でもあります。
私自身、10年以上経理の仕事をしているのですが、
「この人はちょっと経理には向いていないかも…」
と感じてしまう人に出会ったことは何度かあります。

このブログ記事では、経理に向いてる人&向いていない人の性格的特徴を紹介します。
経理の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
経理に向いていない人の性格的特徴12個!これに当てはまる人はやめとけ
↓「経理に向いていない人」の性格的特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 大雑把で細かいことを気にしない人
- 数字が苦手で見るのも嫌な人
- 論理的に筋道を立てて考えるのが苦手な人
- 責任感に乏しい人
- 自分一人で仕事を抱えてしまう人
- 計画的にスケジュールを立てて物事に取り組むのが苦手な人
- 人となるべく関わりたくない人(いわゆるコミュ障)
- 個人の創造性やオリジナリティを発揮して働きたい人
- コツコツ細かいPC作業やルーティンワークが苦手な人
- ルールや慣習に従うのが嫌な人
- 承認欲求が強い人(個人成績で評価されたい人)
- 自主的に勉強できない人
それぞれの特徴について、順番に見ていきましょう。
1. 大雑把で細かいことを気にしない人
経理の仕事は、いわゆる「大雑把な性格の人」には向いていません。
経理の仕事では、細かい数字の管理や正確なデータ処理が求められるためです。
例えば、日々の取引を記録する際に、細かい金額の誤差が生じると、後々大きな問題に発展する可能性があります。
経理の業務は、単に数字を扱うだけでなく、企業の財務状況を正確に把握し、適切な判断を下すための基盤を築く重要な役割を担っています。
そのため、細部に注意を払い、慎重に作業を進めることが求められます。
また、大雑把な人はスケジュール管理が苦手なことが多く、締め切りを守ることが難しいかもしれません。
経理の仕事は、月末や年度末に向けて多くの締め切りが設定されており、計画的に業務を進めることが重要です。
こうしたスキルが不足していると、業務の遅延やミスにつながる可能性があります。
2. 数字が苦手で見るのも嫌な人
経理という職種は、一日中「会社の数字」とにらめっこをしている仕事です。
会社の数字というのは、売上高や仕入高、人件費や支払家賃などの数値ですね。
こうした数字が苦手で、見るのも嫌な人にとって、経理職は厳しいでしょう。
経理の仕事は、日々の取引を正確に記録し、月次決算や年次決算を行うため、数字に対する抵抗感があるとストレスを感じる場面が多いでしょう。
特に、数字を扱うことが苦手な人は、ミスを恐れて業務が進まないこともあります。
3. 論理的に筋道を立てて考えるのが苦手な人
経理職は数字を扱う業務が中心であり、論理的な思考能力が求められます。
したがって、論理的に筋道を立てて考えることが苦手な人には、経理の仕事は向かないかもしれません。
例えば、複雑なデータを整理し、正確な報告書を作成するには、情報を整理しながら論理的に結びつける力が必要です。
このような作業が苦手だと、業務の効率が下がるだけでなく、ミスが発生しやすくなります。
経理職では、ミスが大きな問題に発展することも多いため、慎重さと論理的な思考が欠かせません。
4. 責任感に乏しい人
経理の仕事は、企業の財務状況を正確に把握し、報告する重要な役割を担っています。
そのため、責任感が求められる職種です。
しかし、責任感に乏しい人には、経理職は向いていないかもしれません。
経理業務では、ミスが許されない場面が多く、正確なデータ入力や報告が求められます。
責任感が欠如していると、ミスを軽視しがちになり、結果として企業全体に影響を及ぼす可能性があります。
また、経理の仕事は期限が厳しく設定されていることが多いため、責任感がないと、締め切りを守れないことも考えられます。
このような状況では、チーム全体の作業進行にも支障をきたすことになりかねません。
5. 自分一人で仕事を抱えてしまう人
経理の仕事において、自分一人で仕事を抱えてしまう人は、向いていない可能性があります。
経理業務は、チームでの協力が不可欠です。
例えば、月次決算や予算管理などでは、他部署との連携や情報共有が求められます。
自分一人で抱え込むと、業務の遅延やミスの原因になりかねません。
また、周囲からのサポートを受けることで、より効率的に業務を進めることができます。
孤立しがちな性格の方は、意識的にコミュニケーションを図る努力が必要です。
チームメンバーと積極的に情報交換を行い、助け合うことで、業務の質を向上させることができます。
さらに、一人で抱え込むことでストレスを感じやすくなり、モチベーションが低下することもあります。
ストレス管理のためにも、周囲の協力を得ることは重要です。
6. 計画的にスケジュールを立てて物事に取り組むのが苦手な人
経理職において計画的なスケジュール管理は非常に重要です。
なぜなら、月次決算や年次決算といった定期的な業務が多く、計画的に進めないと締切に間に合わないことがあるからです。
スケジュールを立てるのが苦手な人は、まずタスクを細分化し、優先順位をつけることから始めると良いでしょう。
例えば、プロジェクト管理ツールを活用することで、進捗状況を可視化しやすくなります。
また、毎日の終わりに翌日のタスクを整理する習慣をつけると、次の日の業務がスムーズに進むでしょう。
さらに、経理業務は他部署との連携も多いため、コミュニケーションを取りながらスケジュールを調整する力も重要です。
7. 人となるべく関わりたくない人(いわゆるコミュ障)
経理職は数字を扱うだけでなく、他部署との連携やチーム内での協力が求められる職種です。
そのため、人と関わることを避けたいと感じる人、いわゆる「コミュ障」と呼ばれる人にとっては、ストレスを感じやすい環境かもしれません。
経理の仕事では、会計データの確認や報告、予算の調整などで他のスタッフとのコミュニケーションが必要です。
これらの業務を円滑に進めるためには、ある程度の対人スキルが求められます。
8. 個人の創造性やオリジナリティを発揮して働きたい人
経理職は数字を扱うことが多く、正確性と慎重さが求められますが、個人の創造性やオリジナリティを発揮する場面は限られています。
経理に求められるのは、オリジナリティよりも、与えられた仕事をきっちりと期限までにミスなく完了する能力です。
特別な成果を出すことよりも、「何もミスをしない人」「目立たないけれど、任された仕事はきっちりと完了できる人」が求められる職種といえます。
創造的なアイデアを活かして仕事をしたい人には、経理職は向いていないかもしれません。
9. コツコツ細かいPC作業やルーティンワークが苦手な人
経理の仕事は、細かい数字の管理やデータ入力など、コツコツとしたPC作業が中心です。
このため、ルーティンワークが苦手な方には向かないかもしれません。
特に、同じ作業を繰り返すことに飽きやすい人や、細かい作業に集中できない人は、ストレスを感じることが多いでしょう。
10. ルールや慣習に従うのが嫌な人
経理職において、ルールや慣習に従うのが嫌な人は向いていない可能性があります。
経理の仕事は、企業の財務状況を正確に把握し、適切に管理することが求められます。
そのため、法律や社内規定に従い、正確な記録を保持することが必要です。
ルールに従うことを苦痛に感じると、業務の品質が低下し、結果として組織全体に影響を及ぼすこともあります。
例えば、税務や財務報告の際には、法律で定められたフォーマットや期限を守ることが不可欠です。
これに従わないと、法的な問題を引き起こす可能性があります。
また、経理はチームでの協力が重要なため、慣習に従わないとチームワークが乱れ、効率が低下することも考えられます。
11. 承認欲求が強い人(個人成績で評価されたい人)
経理職は、正確さと細やかさが求められる職種です。
しかし、承認欲求が強く、個人成績での評価を重視する人には向いていないかもしれません。
経理の仕事は、チームでの協力やバックオフィス業務が主であり、直接的な成果が見えにくいことが多いです。
そのため、個人の成果を強く求める人にとっては、やりがいや達成感を感じにくい場面があるでしょう。
また、承認欲求が強い人は、他人からの評価に敏感であるため、経理業務のようにミスが許されない環境ではストレスを感じやすいかもしれません。
経理の仕事は、正確さが最優先されるため、個人の創意工夫よりも、既定のプロセスを遵守することが重要です。
このような環境では、承認欲求を満たす機会が限られてしまうことが考えられます。
12. 自主的に勉強できない人
経理の仕事は、法律や会計基準の変化に対応するため、常に最新の知識を求められます。
そのため、自主的に勉強できない人にとっては厳しい職種かもしれません。
例えば、税制改正や新しい会計ソフトの導入など、業務に直結する知識を継続的に学ぶ姿勢が求められます。
勉強が苦手な人は、情報の変化に対応できず、仕事に支障をきたすこともあります。
また、経理はルーチンワークが多いですが、効率化やミス防止のために新しい方法を学ぶことも重要です。
【天国と地獄…】経理は「入社する会社」を間違えると地獄すぎる
経理の仕事内容とは?具体的な業務内容を知っておこう
↓経理の具体的な仕事内容としては、以下のようなことがあります。
- 経理の日次業務
- 経理の月次業務
- 経理の年次業務(年次決算と税務申告)
それぞれの業務内容について、順番に見ていきましょう。
経理の日次業務
経理の日次業務は、企業の財務状況を正確に把握するための基礎的な作業です。
具体的には、現金出納帳の記入や、各種伝票の整理・入力、銀行との入出金の確認などがあります。
これらの業務は細かい作業が多く、ミスが許されないため、正確性と慎重さが求められます。
数字に対する苦手意識があると、これらの作業はストレスの原因になることも。
逆に、数字が得意で、細部にまで気を配れる人は、日次業務を効率よくこなせるでしょう。
経理の日次業務は単調に感じることもありますが、企業の財務基盤を支える重要な役割を担っています。
経理の月次業務
経理の月次業務は、企業の財務状況を正確に把握するための重要なプロセスです。
具体的には、売上や経費の集計、仕訳の確認、試算表の作成などが含まれます。
これらの作業は、経理部門の基盤を支えるものであり、毎月の締め切りに追われることが多いです。
そのため、時間管理が苦手な人や、細かい作業が得意でない人には負担が大きく感じられるかもしれません。
経理の年次業務(年次決算と税務申告)
年次決算と税務申告は、経理の中でも特に重要な業務です。
年次決算では、企業の1年間の財務状況を正確にまとめることが求められます。
具体的には、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成し、経営陣や株主に報告します。
この作業には、細部にわたるデータの確認と正確な計算が必要です。
一方、税務申告は、法律に基づいて税金を正しく計算し、申告する業務です。
これにより、企業は税務署に対して適切に納税義務を果たします。
税法は頻繁に改正されるため、最新の情報を常に把握し、適用する能力が求められます。
まとめ
今回は、経理に向いていない人の性格的特徴について解説しました。
経理の仕事をする上で重要なのは、自分の性格や得意なことを理解し、それに合った仕事を選ぶことです。
経理は細かい作業やルールを守ることが求められますが、無理に挑戦するとストレスを感じることもあります。
自分に合った職種を見つけるために、この記事を参考にしてみてください。
【天国と地獄…】経理は「入社する会社」を間違えると地獄

(経理は入社する会社によってブラックにもホワイトにもなる職種なのです)
- 経理として働きたいけど、ブラックでしんどい働き方はしたくない…。
- お給料をきちんと稼げる環境でキャリアアップしていきたい。
↑このように考えている方に、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、経理という職種は「入社する会社選び」でミスると最悪なことになるということです。
いったん変な会社に入ってしまうと、そこからリカバリするのはかなり大変です。
早めに見切りをつけて転職したとしても、
職歴に「短期間で離職した」という履歴が残ってしまいますし、
退職引き止めにあって、辞めたくても辞められない…みたいなめんどくさい状況にまきこまれることも少なくありません。
あせって転職活動すると、こういう「負のループ」に入ってしまいがちなので注意してください。
経理の年収は基本的に固定給(会社の業績しだい)

(経理の給与は基本的に「固定給」で決まります)
経理が「入社する会社」にこだわらないといけない理由の第一は、
経理の年収は基本的に固定給で決まるからです。
経理という職種は、営業マンみたいに「個人プレー」が給料やボーナスに直接反映される仕事ではありません。
経理の給料は、固定給でほぼ決まります。
役職アップとかも基本的には年功序列が一般的です。
よくいえば安定して働ける仕事なんですが、
業績の悪い斜陽産業の会社に入ってしまったりすると、
「いつまで経っても低年収…」みたいなことになってしまいがちなんです。
あなたがどれだけ能力的に優秀でやる気のある人であったとしても、
入社した会社がろくに利益を出せていないダメ会社だったりすると、給料はいつまで経っても上がりません。
逆にいうと、経理は「業績が安定的に伸びているホワイトな会社」にうまく入り込むことができれば、
多少能力的に低い人でもスイスイ高年収になれたりします。
伸びている企業だと「なんでこの人が?」みたいな人でも、
年収600万〜700万とか稼いでたりしますからね。
大手企業の経理管理職クラスになると、年収1000万プレーヤーも少なくありません。
良くも悪くも、経理は「会社と運命共同体になりやすい職種」ということができるでしょう。

同じ経理職でもこんなに給料が違う…(実際の画像)
「論より証拠」ではないですが、実際に募集されている経理求人で見てみましょう。
↓例えばこちらは未経験OKの経理求人ですが、年収150万円ぐらいの差があります。
経理の実務経験者や管理職の求人になると、
↓さらに年収差は開いていきます。

↑未経験も経験者も管理職も、下の方の「低年収な求人」を好んで働きたい人はあまりいないでしょう。
もちろん、仕事ってお給料だけで選ぶものではありません。
ですが、同じ働くならちょっとでもお給料が高い方がいいに決まってますよね。
いったん入社時の低い年収を受け入れてしまうと、
そこから状況を変えるのはものすごく大変なので注意してください。
(入社後になると、会社との給与交渉はまず通りません。年収交渉は入社する前(転職活動中)にしておく必要があります)
経理は同僚と「長い付き合い」になる可能性が高い

(経理は同僚や先輩と「長い付き合い」になりやすい職種です)
経理は入社した会社の同僚たちと、長い付き合いになるケースが多いです。
経理は良くも悪くも「人の入れ替わり」が少ない職種です。
いったん入社したらずっと働き続ける人が多いんですね。

ときには同じ部署の人と10年以上の付き合いになるようなこともあります。
こういう「ずっと一緒に働く同僚や先輩、上司」がパワハラな人たちだったりしたら…本当に最悪なことになります。
もちろん、仕事ですから多かれ少なかれ我慢が必要なのは社会人として当たり前ですよね。
ある程度のお給料がもらえるなら、人間関係の不満ぐらい耐えられるという人も多いでしょう。
ただ、入社する会社を間違えてしまった場合には、
「給料は安いし人間関係も最悪…」なんてことになってしまいます。
上で見たように、経理は個人プレーでお給料を上げていくということが難しい職種です。
入社する会社の環境はとても重要なのです。
業績の悪い会社の人間関係は最悪…

(業績の悪い会社は職場の人間関係も悪くなりがちです)
業績の悪い会社というのは、職場の雰囲気も最悪になりやすいです。
私自身も経験があるんですが、みんな安い給料に不満を抱えながらしんどい仕事してるんでイライラしてるんですよね。
- 営業マンがやたらいばってて、社員どうしがギスギスしてるとか、
- 先輩がろくに仕事を教えてくれず放置され、しかもミスをしたら怒鳴り散らされるとか、
- お局(おつぼね)みたいなベテラン社員がいて、毎年新人を精神的に追い込んで退職させまくってるとか…。
↑業績の悪い会社に入ってしまうと、こういう誰も幸せにならない働き方になりがちです。
あと、経理未経験の人は「最初に入社した会社」の教育環境は超重要なので注意してください。
誰もが最初は先輩や上司に仕事を教えてもらわないといけませんが、その相手がパワハラな人だったらもう最悪ですよね…。
未経験で入社する会社でどういう教育を受けたか?って、その後のキャリアに大きな影響を与えます。
よくない先輩の下に配属されて、悪い仕事のしかたを身につけてしまったら、ろくなスキルが身に付かなかったりするんですね。
現時点で未経験の人や、まだ経理経験が浅い人ほど「どういう会社に入るか?」は重要であることをぜひ理解しておいてください。
ブラックな働き方をしたくない経理が知っておくべき対処法

(転職活動の「やり方」を間違えないことが大切です)
まちがえて変な会社に入ってしまうリスクを避けたい経理にとって大切なことは、たった1つです。
それは、とにかく転職活動のやり方をまちがえないこと。
具体的には、求人を探す場所をまちがえないことです。
転職活動をしている時点での職歴や経験スキルとかはぶっちゃけどうしようもないです。
ですが、転職活動のやり方(情報の集め方)は工夫次第でなんとかなります。
現時点での職歴や資格スキルに自信がない人でも、
転職活動のやり方でミスらなければホワイト企業にうまく入り込めますよ。

逆に、経験豊富なベテラン経理でも、転職活動のやり方がまずかったために、ブラック企業しか選択肢がない…みたいなケースはありえるので注意してください。
くりかえしになりますが、経理は入社する会社によってホワイト環境にもブラック環境にもなる職種です。
現時点の自分のスキルや職歴で、ベストの選択肢といえるホワイト求人を見つけられるかどうか?で、
今後のあなたの経理キャリアがホワイトなものになったり、ブラックなものになったりするので注意してください。
具体的なやり方を解説!
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↓個人的におすすめの経理転職専門サイトはヒュープロです。

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- 在宅リモート推進のワークライフバランス求人
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最後の最後にお伝えしたいこと

(転職活動で「良い相手」に出会えるかは運とタイミングで決まる部分も多いです)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後までていねいに読んでくれたあなたに、特別にお伝えしたいことがあります。
それは、転職活動なんてぶっちゃけ運とタイミングで決まる部分も多いってことです。
時期によって世の中に出ている求人総数は違いますし、業界ごとに繁忙期などもありますからね。
ただ、運の要素が多いなら、手持ちの候補が多い人の方が成功確率は上がるのはまちがいありません。
このへんは恋愛とかと同じです。
「数打ちゃ当たる」とまではいいませんが、たくさんの選択肢をキープしている人と、そうでない人とでは前者の方が理想の相手(企業)と出会いやすいのは当然ですよね。
転職活動では、良さげな企業求人を「手持ちのカード」としてなるべくたくさん確保しておくことが大切です。

転職サイトに無料登録したら、年収や勤務地などの希望条件を細かく入力しておくのがコツ。
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こうした情報をチェックする習慣をつけるだけでも転職成功の確率は上げられます。
転職活動は「求人に応募する前」の段階ですでに勝負がついている
あと、しつこいようですがエージェントがくれる企業の内部情報はメリットが非常に大きいので、絶対に活用すべきです。
エージェントは企業の人事採用担当者と直接話をして情報をとってきている人たちなので、
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(ヒュープロ:経理専門の転職エージェント公式サイトより抜粋)
転職エージェントは、自分の職歴や希望条件にマッチした求人にしぼって、
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転職エージェントにナマの情報をもらうか?
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転職と恋愛の共通点

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