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経理の転職体験談

簿記2級は意味ない?就職できないって本当?資格取得の本当のメリットとは

簿記2級は意味ない?合格しても就職できないって本当?

簿記2級は意味ない?合格しても就職できないって本当?

  • 簿記2級は「合格しただけ」だと意味ない?
  • 簿記2級持っていても就職できないって本当?

このブログ記事では、簿記2級をとってもそれが「意味なし」になってしまうケースについて解説します。

せっかく身につけた簿記知識を、キャリアアップにフル活用する方法についても具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

簿記2級取得しても「意味ない」となってしまうケース

資格スクールのセールスでは「簿記2級は全ビジネスマンの必須知識!」みたいに煽ってることが多いですよね。

確かに、どんな仕事に就くにしても、簿記2級ぐらいの知識を持っておくにこしたことはないです。

会計ってビジネスの共通言語みたいなものですからね。

(英語話せるのと話せないのとでは、話せる方が当然いいのと同じです)

ただ、ここからさらに進んで「資格マニア」状態になってしまうのは問題です。

資格は年収アップやキャリアアップのためのツールに過ぎないのに、資格を取ることそのものが目的化してしまうケースが少なくないんですね。

↓簿記2級取得が「意味なし」状態になってしまう具体的なケースとしては、以下のような場合が考えられます。

  1. すでに取得している人がたくさんいるから(希少性が低い)
  2. 簿記資格より実務経験が重視されるから
  3. 独立開業できる業務独占資格ではないから
  4. AIの進化で簿記はいらなくなるから
  5. コスパが良くないから(取得までの時間と労力が大きい)

それぞれの内容について、順番に解説していきます。

 

1. すでに取得している人がたくさんいるから(希少性が低い)

簿記2級が「意味ない」と言われる理由の一つに、すでに多くの人が取得しているため希少性が低いという点があります。

日本商工会議所が発表しているデータによれば、毎年多くの受験者が簿記2級を目指し、合格者も多数います。

このため、企業側から見ると「簿記2級」は特別なスキルとして評価されにくくなっているのが現状です。

特に大手企業や競争が激しい業界では、より高度な資格や実務経験が求められることが多いです。

しかし、簿記2級は基礎的な会計知識を証明する資格であり、経理職を目指す際のスタートラインとしては依然として有用です。

資格取得後は、さらなるスキルアップや実務経験の積み重ねが重要となります。

資格の希少性にとらわれず、どのように活用するかを考えることが、キャリアの成功につながるでしょう。

 

2. 簿記資格より実務経験が重視されるから

簿記資格は多くの人が取得しているため、希少性が低くなっています。

そのため、企業は「実務経験」をより重視する傾向があります。

特に経理や会計の現場では、実際の業務を通じて得られるスキルや知識が大切です。

例えば、決算書の作成や財務分析など、実際の業務での経験が求められます。

これにより、簿記2級だけでは不十分と感じることがあるかもしれません。

しかし、資格は基礎知識を証明するものであり、実務経験と組み合わせることで、大きな強みとなるのです。

転職市場では、資格と実務経験の両方を持つ人材が高く評価されることが多いです。

ですから、簿記資格を活かすためには、早い段階で実務経験を積むことが重要です。

これにより、資格を「意味ある」ものに変えることができるでしょう。

 

3. 独立開業できる「業務独占資格」ではないから

簿記2級は「業務独占資格」ではないため、独立開業には直接結びつきません。

例えば、弁護士や公認会計士のような資格は、その資格がなければ特定の業務を行えないため、独立しやすいのが特徴です。

しかし、簿記2級は「業務独占」ではないため、資格を持っているだけでは独立開業が難しい現実があります。

それでも、簿記2級は多くの企業で経理や会計の基礎知識として評価され、転職や就職の際に有利に働くことも事実です。

資格を活かすためには、実務経験や他のスキルと組み合わせることが重要です。

特に経理の現場では、実際の業務を通じて得られる知識や経験が重視されるため、資格取得後も継続してスキルアップを図ることが求められます。

したがって、簿記2級を持つだけでなく、実務での経験を積み重ねることが、キャリアの幅を広げる鍵となるでしょう。

 

4. AIの進化で簿記はいらなくなるから

AI技術の進化により、簿記の必要性が減少する可能性が指摘されています。

特に「AI」は大量のデータ処理を迅速に行えるため、従来の手作業による帳簿管理を大幅に効率化します。

AIを活用した「会計ソフト」は、複雑な計算やデータ分析を自動化し、人的ミスを減少させるだけでなく、コスト削減にも貢献します。

このような技術の進展により、企業はより戦略的な経営判断を求めるようになり、簿記の役割が変化しています。

しかし、AIがすべてを解決するわけではなく、最終的な判断や戦略的な意思決定には人間の介在が不可欠です。

したがって、簿記の知識が全く不要になるわけではなく、AIと人間の協働が求められる時代が到来しています。

 

5. コスパが良くないから(取得までの時間と労力が大きい)

簿記2級の取得は、多くの人にとって「コスパが良くない」と感じられることがあります。

その理由の一つは、取得までにかかる時間と労力が大きいからです。

まず、簿記2級の試験は「合格率」が約30%と、決して簡単ではありません。

試験対策には数ヶ月にわたる勉強期間が必要であり、特に働きながら資格取得を目指す人にとっては、時間の確保が大きな課題となります。

また、学習内容も広範囲にわたり、商業簿記や工業簿記といった専門的な知識を習得しなければなりません。

これらの知識は、実務に直結する部分もありますが、試験対策に特化した勉強が求められるため、効率的に学ぶことが難しいです。

さらに、簿記2級を持っていても、実務経験が重視される職場が多く、資格だけでは「転職活動」での大きなアドバンテージにはならない場合があります。

したがって、時間と労力をかけて取得した資格が、期待したほどのリターンをもたらさないと感じる人も少なくないのです。

【天国と地獄…】経理は「入社する会社」を間違えると地獄すぎる
 

簿記2級を取得する本当のメリット

それでは、簿記2級を取得するために一生懸命勉強することにはまったく意味がないのでしょうか?

結論から言うとそんなことはありません。

↓以下のようなケースでは、簿記2級取得がキャリアアップの強力な武器となる可能性が高いです。

  1. 経理など会計専門職の就職や転職には断然有利
  2. 簿記取得に資格手当を出す企業が多数ある
  3. スタートラインとしての価値(上位資格への登竜門)
  4. 会計はビジネスの言語(英語より重要?)
  5. 番外編(私が経営者になれたのは簿記を持っていたからです)

こちらも順番に見ていきましょう。

 

1. 経理など「会計専門職」の就職や転職には断然有利

簿記2級は、就職や転職活動において「有利」とされる資格の一つです。

特に経理や財務のポジションを目指す人にとって、簿記2級は基礎的な知識を証明するものとして評価されます。

多くの企業が求人条件に簿記2級以上を求めることが多く、そのため、資格を持つことで選考の幅が広がるのです。

さらに、資格手当を支給する企業も多く、経済的なメリットも期待できます。

資格取得を通じて、会計の基礎を理解することは、ビジネス全般においても役立ちます。

会計知識は、経営判断や戦略立案に欠かせない要素であり、特に中小企業では即戦力として重宝されることが多いです。

資格があることで、面接でも自信を持ってアピールできる点も魅力です。

資格取得の過程で得た知識やスキルは、実務においても活用できるため、キャリアアップにも繋がります。

 

2. 簿記取得に資格手当を出す企業多数あり

簿記2級の資格を取得すると、多くの企業で資格手当が支給されることがあります。

特に大手企業や経理職を多く抱える企業では、資格取得を奨励し、その努力を報いるために手当を用意しています。

例えば、トヨタや日立などの大企業では、簿記2級取得者に対して月に数千円から数万円の手当を支給するケースも見られます。

これにより、資格取得のモチベーションが高まるだけでなく、給与の一部として直接的な収入増加につながるのです。

また、資格手当は企業が従業員のスキル向上を評価する一環であり、社員の士気を高める効果もあります。

資格手当を提供する企業のリストは、転職サイトや企業の公式ページで確認できるので、転職を考える際にはこの情報を活用することが重要です。

簿記2級の資格は、単に知識を証明するだけでなく、経済的なメリットも提供するため、取得を検討する価値があります。

 

3. スタートラインとしての価値(上位資格への登竜門)

簿記2級は、経理職を目指す多くの人々にとって「スタートライン」としての価値があります。

特に、上位資格への「登竜門」としての役割が重要です。

簿記2級を取得することで、財務諸表の基礎知識を身につけることができ、これはより高度な資格である「日商簿記1級」や「公認会計士」へのステップアップに役立ちます。

また、簿記2級は多くの企業で資格手当の対象となっており、経済的なメリットも見逃せません。

さらに、経理だけでなく、営業やマーケティングなど他のビジネス分野でも、会計の知識は「ビジネスの言語」として重宝されることがあります。

これにより、キャリアの幅を広げるきっかけとなるでしょう。

資格取得の過程で得た知識は、実務経験と組み合わせることで、職場での評価を高めることができるのです。

したがって、簿記2級を単なる資格と捉えず、キャリア形成の「基盤」として最大限に活用することが重要です。

 

4. 会計はビジネスの言語(英語より重要?)

会計は「ビジネスの言語」として重要視され、英語以上に必要とされる場面も少なくありません。

企業活動の根幹を支えるのが会計であり、その理解がないとビジネスの「全体像」を把握することは難しいでしょう。

簿記2級はその基礎を学ぶための資格であり、企業の財務状況を正確に把握するためのスキルを提供します。

特に日本国内では、英語よりも会計の知識が重視されることも多く、経営者や管理職にとっては必須のスキルです。

また、会計の知識があることで、ビジネスの意思決定がより「合理的」に行えるようになります。

英語が国際的なコミュニケーションツールであるのに対し、会計は企業内外での経済活動の「共通言語」として機能します。

したがって、簿記2級の取得は、ビジネスパーソンとしての基礎力を高める重要な一歩と言えるでしょう。

 

5. 番外編(私が経営者になれたのは簿記を持っていたからです)

簿記2級は一見「意味ない」とされがちですが、私が経営者になれたのはこの資格を持っていたからです。

簿記の知識は、ビジネスの基盤である会計を理解するための重要なスキルを提供してくれました。

経営者として、財務諸表の読み方や「キャッシュフロー」の管理は不可欠です。

簿記を学ぶことで、これらのスキルをしっかりと身につけることができました。

さらに、簿記2級取得は、他の資格取得への「登竜門」としても役立ちました。

上位資格を目指す際の基礎となり、キャリアアップの道を切り開く手助けとなったのです。

経理職以外でも、経営判断を行う上での「意思決定」に役立つ知識を提供してくれます。

簿記2級が「意味ない」と感じる方もいるかもしれませんが、私にとっては経営者としての成功を支える大きな要因でした。

【天国と地獄…】経理は「入社する会社」を間違えると地獄すぎる
 

簿記2級を「意味なし」にしないために知っておくべきこと

ここまで解説した内容をまとめると、簿記2級はただ単に合格するだけでは意味がなく、それを「活かす(活用する)」視点が重要と言うことがいえます。

↓具体的な資格活用のポイントとして、以下のようなことを知っておくと良いでしょう。

  1. 資格マニアになるな!
  2. 実務経験を早めに積み始めよう
  3. 決算書を作る仕事と使う仕事の違いを知ろう
  4. 転職活動のやり方を間違わないこと

 

1. 資格マニアになるな!

資格を取得することは重要ですが、資格マニアにならないように注意が必要です。

特に「簿記2級」は多くの人が取得しており、「希少性」が低いため、資格だけに頼るのは危険です。

資格取得に集中しすぎて、実務経験を積む機会を逃すと、転職市場での価値が低下する可能性があります。

また、資格取得のための時間と労力が大きいことから、コストパフォーマンスを考えることも大切です。

資格を取得した後は、それを活かして実務経験を積み、スキルを磨くことが求められます。

資格はあくまでスタートラインであり、そこからどのようにキャリアを築いていくかが重要です。

資格に固執せず、柔軟にキャリアプランを考えましょう。

資格取得は一つの手段であり、最終目的ではないことを理解することが大切です。

 

2. 実務経験を早めに積み始めよう

実務経験を早めに積むことは、簿記2級の資格を活かすために非常に重要です。

資格だけではなく、実際の業務で得られるスキルや知識が評価されることが多いため、早期に「企業」での経験を積むことが求められます。

特に「経理」や「財務」部門での実務経験は、転職市場での評価を高める要素となります。

また、実務を通じて「会計ソフト」の使い方や「決算業務」の流れを理解することで、資格取得時には学べなかった実践的なスキルを身につけることができます。

さらに、実務経験は、上位資格への挑戦にも役立ちます。

例えば、日商簿記1級や「税理士試験」を目指す際にも、実務で得た知識が大いに役立つでしょう。

そのため、資格取得後は積極的に実務の場に足を踏み入れ、経験を積むことが、簿記2級を「意味ある」ものにする鍵となります。

 

3. 決算書を「作る仕事」と「使う仕事」の違いを知ろう

決算書を「作る仕事」と「使う仕事」には明確な違いがあります。

「作る仕事」は、経理や会計士が中心となり、企業の財務状況を正確に反映させるために数値を整理し、会計基準に従って報告書を作成します。

この過程では、簿記2級の知識が役立ちますが、実務経験が重要です。

一方、「使う仕事」は、経営者や投資家がその報告書を利用して意思決定を行うことです。

彼らは、数字の背景にあるビジネスの実態を理解し、今後の戦略を立てます。

「使う仕事」では、分析力やビジネスセンスが求められます。

簿記2級を持っているだけでは不十分で、実際にどのように数値がビジネスに影響を与えるかを理解する経験が必要です。

この違いを意識することで、簿記2級を有効に活用できるでしょう。

 

4. 転職活動のやり方を間違わないこと

転職活動を成功させるためには、まず「簿記2級」の資格がどのように役立つかを正確に理解することが重要です。

資格を単に持っているだけではなく、それをどのように活かすかが鍵となります。

簿記2級を持っていることで、経理職や財務部門への転職が有利になることは間違いありませんが、実務経験が重視される場面も多くあります。

そのため、資格取得後は、実際の業務に携わり、経験を積むことが求められます。

さらに、転職活動では自己PRや履歴書の書き方も重要です。

資格の取得理由や、それをどう活かしてきたかを具体的にアピールすることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。

AIの進化や市場の変化により、簿記の知識がどのように変化していくのかを常に意識し、柔軟に対応する姿勢も大切です。

資格だけに頼らず、総合的なスキルアップを目指しましょう。

 

まとめ

今回は、簿記2級の価値や就職への影響について解説しました。

資格を活かすには、実務経験を積むことが大切です。

簿記2級は有利ですが、資格だけでは評価されにくいため、実践的なスキルを身につけましょう。

学んだ知識を活かしながら転職やキャリアアップを目指すことが大事です。

ぜひ参考にしてみてください。

 

【天国と地獄…】経理は「入社する会社」を間違えると地獄

経理は入社する会社によってブラックにもホワイトにもなる職種です

(経理は入社する会社によってブラックにもホワイトにもなる職種なのです)

  • 経理として働きたいけど、ブラックでしんどい働き方はしたくない…。
  • お給料をきちんと稼げる環境でキャリアアップしていきたい。

↑このように考えている方に、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。

それは、経理という職種は「入社する会社選び」でミスると最悪なことになるということです。

いったん変な会社に入ってしまうと、そこからリカバリするのはかなり大変です。

早めに見切りをつけて転職したとしても、

職歴に「短期間で離職した」という履歴が残ってしまいますし、

退職引き止めにあって、辞めたくても辞められない…みたいなめんどくさい状況にまきこまれることも少なくありません。

あせって転職活動すると、こういう「負のループ」に入ってしまいがちなので注意してください。

 

経理の年収は基本的に固定給(会社の業績しだい)

(経理の給与は基本的に「固定給」で決まります)

 

経理が「入社する会社」にこだわらないといけない理由の第一は、

経理の年収は基本的に固定給で決まるからです。

経理という職種は、営業マンみたいに「個人プレー」が給料やボーナスに直接反映される仕事ではありません。

経理の給料は、固定給でほぼ決まります。

役職アップとかも基本的には年功序列が一般的です。

よくいえば安定して働ける仕事なんですが、

業績の悪い斜陽産業の会社に入ってしまったりすると、

いつまで経っても低年収…」みたいなことになってしまいがちなんです。

あなたがどれだけ能力的に優秀でやる気のある人であったとしても、

入社した会社がろくに利益を出せていないダメ会社だったりすると、給料はいつまで経っても上がりません。

逆にいうと、経理は「業績が安定的に伸びているホワイトな会社」にうまく入り込むことができれば、

多少能力的に低い人でもスイスイ高年収になれたりします。

伸びている企業だと「なんでこの人が?」みたいな人でも、

年収600万700万とか稼いでたりしますからね。

大手企業の経理管理職クラスになると、年収1000万プレーヤーも少なくありません。

良くも悪くも、経理は「会社と運命共同体になりやすい職種」ということができるでしょう。

ブログ管理人

 

同じ経理職でもこんなに給料が違う…(実際の画像)

論より証拠」ではないですが、実際に募集されている経理求人で見てみましょう。

↓例えばこちらは未経験OKの経理求人ですが、年収150万円ぐらいの差があります。

(年収条件の良い経理求人)

(年収条件の悪い経理求人)

>>経理未経験者向けの求人を見てみる

 

経理の実務経験者や管理職の求人になると、

↓さらに年収差は開いていきます。

ブログ管理人

>>経理の実務経験者向けの求人を見てみる

 

↑未経験も経験者も管理職も、下の方の「低年収な求人」を好んで働きたい人はあまりいないでしょう。

もちろん、仕事ってお給料だけで選ぶものではありません。

ですが、同じ働くならちょっとでもお給料が高い方がいいに決まってますよね。

いったん入社時の低い年収を受け入れてしまうと、

そこから状況を変えるのはものすごく大変なので注意してください。

(入社後になると、会社との給与交渉はまず通りません。年収交渉は入社する前(転職活動中)にしておく必要があります)

>>安い給料で働きたくない人向けの対処法

 

経理は同僚と「長い付き合い」になる可能性が高い

(経理は同僚や先輩と「長い付き合い」になりやすい職種です)

 

経理は入社した会社の同僚たちと、長い付き合いになるケースが多いです。

経理は良くも悪くも「人の入れ替わり」が少ない職種です。

いったん入社したらずっと働き続ける人が多いんですね。

ブログ管理人

ときには同じ部署の人と10年以上の付き合いになるようなこともあります。

こういう「ずっと一緒に働く同僚や先輩、上司」がパワハラな人たちだったりしたら…本当に最悪なことになります。

 

もちろん、仕事ですから多かれ少なかれ我慢が必要なのは社会人として当たり前ですよね。

ある程度のお給料がもらえるなら、人間関係の不満ぐらい耐えられるという人も多いでしょう。

ただ、入社する会社を間違えてしまった場合には、

給料は安いし人間関係も最悪…」なんてことになってしまいます。

上で見たように、経理は個人プレーでお給料を上げていくということが難しい職種です。

入社する会社の環境はとても重要なのです。

 

業績の悪い会社の人間関係は最悪…

(業績の悪い会社は職場の人間関係も悪くなりがちです)

 

業績の悪い会社というのは、職場の雰囲気も最悪になりやすいです。

私自身も経験があるんですが、みんな安い給料に不満を抱えながらしんどい仕事してるんでイライラしてるんですよね。

  • 営業マンがやたらいばってて、社員どうしがギスギスしてるとか、
  • 先輩がろくに仕事を教えてくれず放置され、しかもミスをしたら怒鳴り散らされるとか、
  • お局(おつぼね)みたいなベテラン社員がいて、毎年新人を精神的に追い込んで退職させまくってるとか…。

↑業績の悪い会社に入ってしまうと、こういう誰も幸せにならない働き方になりがちです。

 

あと、経理未経験の人は「最初に入社した会社」の教育環境は超重要なので注意してください。

誰もが最初は先輩や上司に仕事を教えてもらわないといけませんが、その相手がパワハラな人だったらもう最悪ですよね…。

未経験で入社する会社でどういう教育を受けたか?って、その後のキャリアに大きな影響を与えます。

よくない先輩の下に配属されて、悪い仕事のしかたを身につけてしまったら、ろくなスキルが身に付かなかったりするんですね。

現時点で未経験の人や、まだ経理経験が浅い人ほど「どういう会社に入るか?」は重要であることをぜひ理解しておいてください。

 

ブラックな働き方をしたくない経理が知っておくべき対処法

(転職活動の「やり方」を間違えないことが大切です)

 

まちがえて変な会社に入ってしまうリスクを避けたい経理にとって大切なことは、たった1つです。

それは、とにかく転職活動のやり方をまちがえないこと。

具体的には、求人を探す場所をまちがえないことです。

転職活動をしている時点での職歴や経験スキルとかはぶっちゃけどうしようもないです。

ですが、転職活動のやり方(情報の集め方)は工夫次第でなんとかなります。

現時点での職歴や資格スキルに自信がない人でも、

転職活動のやり方でミスらなければホワイト企業にうまく入り込めますよ。

ブログ管理人

逆に、経験豊富なベテラン経理でも、転職活動のやり方がまずかったために、ブラック企業しか選択肢がない…みたいなケースはありえるので注意してください。

くりかえしになりますが、経理は入社する会社によってホワイト環境にもブラック環境にもなる職種です。

現時点の自分のスキルや職歴で、ベストの選択肢といえるホワイト求人を見つけられるかどうか?で、

今後のあなたの経理キャリアがホワイトなものになったり、ブラックなものになったりするので注意してください。

 

具体的なやり方を解説!

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ブログ管理人

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ブログ管理人
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最後の最後にお伝えしたいこと

(転職活動で「良い相手」に出会えるかは運とタイミングで決まる部分も多いです)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後までていねいに読んでくれたあなたに、特別にお伝えしたいことがあります。

それは、転職活動なんてぶっちゃけ運とタイミングで決まる部分も多いってことです。

時期によって世の中に出ている求人総数は違いますし、業界ごとに繁忙期などもありますからね。

ただ、運の要素が多いなら、手持ちの候補が多い人の方が成功確率は上がるのはまちがいありません。

このへんは恋愛とかと同じです。

「数打ちゃ当たる」とまではいいませんが、たくさんの選択肢をキープしている人と、そうでない人とでは前者の方が理想の相手(企業)と出会いやすいのは当然ですよね。

転職活動では、良さげな企業求人を「手持ちのカード」としてなるべくたくさん確保しておくことが大切です。

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ブログ管理人

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こうした情報をチェックする習慣をつけるだけでも転職成功の確率は上げられます。

 

転職活動は「求人に応募する前」の段階ですでに勝負がついている

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転職エージェントにナマの情報をもらうか?

自力でネット情報を頼りにリサーチするか?です。

いわば「求人に応募する前」の段階で勝負がついてしまうというか、かなりの差がついてしまうんですね。

可能性の低い求人に応募するのは時間の無駄ですし、

不採用の通知を受けるのって相当なストレスです。

採用可能性の高い求人だけにしぼって、効率よく転職活動しましょう。

転職エージェントを使うかどうかは任意ですが、

使わない場合はどうしても、手探り状態で転職活動していくことになりがちなので注意してください。

エージェントは無料で何回でも相談に乗ってくれます。

基本的にリモート面談なんで、手間も少ないですよ。

ブログ管理人

業界に詳しいエージェントとチャットやLINEでつながっておくだけでも、

定期的におすすめの非公開求人を送ってくれたり、

志望業界の最新の求人動向を教えてくれたりするので何かと得します。

 

転職と恋愛の共通点

(転職も恋愛も「選択肢が多い人」が理想の相手に出会える)

 

転職は「情報リサーチ」を始めるのが遅い人ほど不利です。

うまくいかない人ほど、ギリギリのタイミングまで動こうとしない傾向があるので、あなたは注意してください。

いい男(女)がなかなかいない…って不満こぼしてる人ほど、

家にずっと閉じこもって人と交流してなかったりしますが、これとよく似た状態ですね。

出会いが欲しいならマッチングアプリに登録ぐらいはしたらいいのに、それすらやらず「誰かいい人紹介してくれないかな…」とか受け身だったりします。

これだとさすがに良い相手にタイミングよく出会うのは厳しいですよね。

転職活動もこれとまったく同じです。

情報は自分から積極的にとりにいかないとライバルに差をつけられます。

転職サイトへの無料登録はスマホで1分でできる作業ですから、まずはここからスタートしましょう。

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↑転職サイトや転職エージェントは完全無料で使えます。

合わないと感じたらいつでも解約できるのでリスクはありませんよ。

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