会計事務所で働き始めたけど、1年以内に辞めるってさすがにやばい…?
↑結論から先に言うと、それほど深刻に考える必要はないと思います。
ぶっちゃけ、税理士業界って転職してなんぼの業界です。
未経験で入社した最初の職場(会計事務所)で理想的な働き方ができるのは、よほどラッキーな人だけ。
多くの人は2回、3回と転職することで自分に合った職場を見つけているのが実際のところですね。
この記事では、会計事務所で働き始めて1年以内の人向けに、税理士業界でキャリアップしていくためのコツを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
会計事務所を1年以内で辞める人にあるあるな退職理由
↓会計事務所を1年以内に辞める人に多い退職理由としては、以下のようなものがあります。
- 給料が安すぎて生活できない
- 所長税理士や先輩職員との性格が合わず人間関係が苦痛
- 激務すぎて税理士試験との両立ができない
- サービス残業や休日出勤が多すぎる
- 先輩が仕事を教えてくれず放置される
- 経験できる仕事内容のレベルが低すぎる(雑用ばかり)
- 担当顧問先の経営者の質(客層)が悪すぎる
- 他にやりたいことができた
特に、1.給料が安すぎる…という悩みは本当に多いですね。
それぞれ順番に見ていきましょう。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
1. 給料が安すぎて生活できない
未経験で入社した会計事務所では、言い方は悪いですが、かなり安く買い叩かれてしまうケースが多いです。
どうしても「ゼロから仕事を教えてもらう」という意識で入社しますから、安い給料でもなんとなく納得してしまうんですよね。
私自身の例でいえば、初めて入社した会計事務所では年収250万円ぐらいしかなかったです。
月給は手取りで16万円ぐらい。これはまじで生活できないレベルです。
大阪の都市部で一人暮らしをしていて、資格スクール(TAC)にも通っていたので、生活は本当に厳しくて月末近くになるとろくにご飯も食べられない状態でした。
給料が安すぎて生活が厳しいというのは、会計事務所を1年で辞める理由としてよく挙げられます。
2. 所長税理士や先輩職員との性格が合わず人間関係が苦痛
所長税理士や先輩職員との性格が合わず、人間関係が苦痛に感じることは、会計事務所で1年以内に辞める理由の一つです。
特に、所長税理士との相性が悪いと最悪。
会計事務所はとても小さな組織(スタッフ5名以内とか)であることが多いので、経営者である所長税理士の性格しだいでいごこちの良い悪いが決まります。
職場の雰囲気やコミュニケーションの取り方が合わないと、毎日の業務がストレスになりがちです。
3. 激務すぎて税理士試験との両立ができない
激務が続く会計事務所で働きながら税理士試験の勉強を両立するのは、非常に難しい挑戦です。
特に繁忙期には、長時間労働が求められ、試験勉強の時間を確保することが困難になります。
多くの職員がそのプレッシャーに耐えきれず、1年で辞めることを選ぶのも無理はありません。
試験合格を目指すためには、計画的な時間管理と職場の理解が必要です。
しかし、現実にはそれが難しいケースが多く、退職を考える人も少なくありません。
転職を考える際には、自分のキャリアプランを再評価し、税理士としての資格取得を優先するか、他のキャリアパスを模索するかを慎重に検討することが重要です。
特に、事業会社の経理やコンサルティングなど、会計事務所以外の選択肢も視野に入れることで、より自分に合った働き方が見つかるかもしれません。
4. サービス残業や休日出勤が多すぎる
サービス残業や休日出勤が多すぎると、特に会計事務所では大きな問題です。
多くの事務所で「繁忙期」が存在し、その時期には残業や休日出勤が常態化することが少なくありません。
これが「1年で辞める」理由の一つとして挙げられることも多いです。
税理士試験の勉強時間を確保することが難しくなり、精神的にも肉体的にも疲弊してしまうケースもあります。
また、サービス残業が当たり前の風潮がある職場では、社員のモチベーションが低下しがちです。
長時間労働が続くと、健康面にも影響が出ることがあり、結果として退職を考える人が増えてしまいます。
こうした状況を改善するためには、職場全体の意識改革が必要です。
効率的な業務改善や労働時間の適正化を図ることで、働きやすい環境を整えることが求められます。
5. 先輩が仕事を教えてくれず放置される
先輩が仕事を教えてくれず、放置される状況は、会計事務所においても珍しくありません。
このような職場環境では、特に新人が孤立感を抱きやすく、早期退職の原因となることが多いです。
先輩が忙しすぎて指導の時間が取れない場合や、指導力に欠ける場合もあります。
こうした状況に対処するためには、積極的に自分から質問する姿勢が大切です。
また、他の同僚や外部の勉強会を活用して知識を補うことも有効です。
さらに、上司に相談して業務のサポートを求めることも考慮すべきです。
問題が解決しない場合、転職を視野に入れるのも一つの手段です。
特に「会計事務所」での経験は他の職場でも評価されるため、1年で辞めたとしても次のステップを踏み出しやすいでしょう。
職場環境が合わないと感じたら、早めに行動することが重要です。
6. 経験できる仕事内容のレベルが低すぎる(雑用ばかり)
経験できる仕事内容のレベルが低すぎると感じることは、会計事務所で働く中でよく聞かれる悩みの一つです。
特に「雑用ばかり」と感じると、やりがいや成長の機会を見出しにくくなります。
入社当初は、基本的な事務作業や書類整理、データ入力などのルーチンワークが多いのは仕方ない部分もありますが、それが長期間続くとモチベーションの低下につながることも。
特に「会計事務所で1年で辞める」ことを考えている人にとって、スキルアップの機会が少ない現状は大きな不安要素です。
こうした状況を打破するためには、積極的に上司や先輩に相談し、より専門的な業務に関わるチャンスを模索することが重要です。
また、転職を視野に入れる際には、現在の経験をどのように次の職場で活かせるかを考え、キャリアパスを明確にすることが求められます。
7. 担当顧問先の経営者の質(客層)が悪すぎる
担当顧問先の経営者の質が悪いと感じることは、会計事務所で働く上で大きなストレスとなります。
特に、経営者が「透明性に欠ける経営方針」を持っていたり、コミュニケーションが不十分であったりすると、業務がスムーズに進まないことがあります。
さらに、経営者が頻繁に要求を変える場合、計画が立てにくく、業務負担が増すことも。
このような状況では、信頼関係の構築が難しく、結果として辞めたい気持ちが強まることも少なくありません。
ただし、全ての経営者がそうではないため、改善策としては、まずは「率直な対話」を試みることが考えられます。
それでも改善が見られない場合、早めに転職を検討するのも一つの手です。
自分に合った職場環境を見つけることが、長期的なキャリア形成において重要です。
8. 他にやりたいことができた
他にやりたいことができた場合、会計事務所を1年で辞める決断は大いに理解できます。
近年、税理士業界においても「キャリアチェンジ」や「自己実現」を求める動きが活発化しています。
特に、若手職員にとっては新たな興味や目標が見つかることは珍しくありません。
例えば、デジタル化が進む中でIT関連のスキルを磨きたいという方も増えています。
転職を考える際は、今の職場で得た経験をどう活かせるかを整理し、新たなフィールドでの活躍を目指すことが重要です。
会計事務所での経験は、他業種でも評価されることが多く、特に「経理」や「コンサルタント」への転職は有望な選択肢です。
自分の興味や適性に合ったキャリアを選び、次のステップへと進む勇気を持ちましょう。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
「最初の職場」はガチャ要素が強い(ほぼ運)
未経験で入社する「最初の職場」の雇用環境はガチャ(ほぼ運)に近いです。
ここでは、以下のようなことを説明します。
- 未経験で入社した会計事務所は大抵しんどい
- ブラック事務所に間違えて入社してしまうケース
- 同じ失敗を繰り返しさえしなければ転職はぜんぜんあり
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
未経験で入社した会計事務所は大抵しんどい
未経験で会計事務所に入社すると、最初の1年は特に「しんどい」と感じることが多いです。
業務内容が複雑で、専門用語が飛び交う環境に慣れるまでに時間がかかります。
さらに、所長税理士や先輩職員との人間関係がうまくいかないことも少なくありません。
給与面でも、期待していたほどの報酬が得られず、生活に不安を感じることもあるでしょう。
そんな中で、税理士試験の勉強との両立を図ることは至難の業です。
激務に追われ、サービス残業や休日出勤が常態化していると、心身ともに疲弊します。
これらの要因が重なると、1年で辞めることを考える人が多いのも無理はありません。
しかし、経験を積むことで新たな転職先の選択肢が広がるため、最初の1年は試練と捉え、乗り越えることが重要です。
ブラック事務所に間違えて入社してしまうケース
ブラック事務所に間違えて入社してしまうケースは、特に未経験者にとって避けがたいリスクの一つです。
求人情報や面接時の印象だけでは、その事務所の本質を見抜くのは難しいことが多いです。
「所長税理士」の人格や職場の雰囲気は、実際に働いてみないとわからないことも多く、入社後に後悔することも少なくありません。
さらに、求人広告には良い面だけが強調されがちで、実際の労働環境や待遇が異なる場合もあります。
例えば、残業時間や休日出勤の実態、教育体制の有無、職場の人間関係など、内部事情が見えにくいことが入社後のギャップにつながります。
こうしたリスクを避けるためには、可能な限り事前に情報を集めることが重要です。
口コミサイトや知人からの情報を活用し、具体的な質問を面接で投げかけることで、少しでも「ブラック事務所」に入社するリスクを減らすことができます。
同じ失敗を繰り返しさえしなければ転職はぜんぜんあり
同じ失敗を繰り返さないことは、転職活動において非常に重要です。
会計事務所を1年で辞める決断をした場合、その経験を活かし、次の職場での成功につなげるためのステップを考えることが大切です。
まず、なぜ1年で辞めることになったのかを振り返り、具体的な理由を明確にすることが必要です。
例えば、人間関係や給与、仕事内容などの問題がある場合、それを次の職場選びの基準に活かすことができます。
また、転職先では同じ状況に陥らないよう、自分の希望や条件を明確に伝えることが求められます。
さらに、面接では「前職での学び」を強調し、ポジティブな姿勢を示すことで、採用担当者に良い印象を与えることができます。
こうした準備と心構えがあれば、転職は新たなキャリアのスタートとして、成功への第一歩となるでしょう。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
税理士補助は「経験1年程度」でも転職先はたくさんある
税理士補助としての経験が1年程度でも、転職先は数多くあります。
↓その理由としては以下の3つ。
- 基本的な仕事内容はどこの会計事務所でも同じ
- 会計事務所は所長税理士の人格によって社風がほぼ決まる
- 会計事務所での経験を評価してくれる職場は多い
こちらも順番に見ていきましょう。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
基本的な仕事内容はどこの会計事務所でも同じ
どこの会計事務所でも、基本的な仕事内容は共通しています。
まず、税務申告書の作成やチェックが主な業務です。
これには法人税や所得税、消費税など多岐にわたります。
また、顧問先の「経理サポート」や「財務コンサルティング」も重要な役割です。
月次決算や年次決算のサポートを行い、適切なアドバイスを提供します。
さらに、税務調査対応や節税対策の提案も行います。
これらの業務は、どの会計事務所でも共通しており、経験を積むことで専門性が高まります。
ただし、事務所によっては特化している分野があるため、転職の際にはその点を考慮することが重要です。
会計事務所は所長税理士の人格によって社風がほぼ決まる
所長税理士の「人格」が会計事務所の「社風」に大きな影響を与えることは、業界内でよく知られています。
所長が「リーダーシップ」を発揮し、職員の意見を尊重する環境では、自然と職場の雰囲気も良くなりがちです。
一方、所長が独断的でコミュニケーションが不足していると、職員間の「人間関係」もぎくしゃくし、退職理由に直結することがあります。
「会計事務所」で1年以内に辞める人が多い背景には、こうした社内の雰囲気が関係していることが少なくありません。
特に小規模な事務所では、所長の方針が直接業務に影響を及ぼすため、所長の「考え方」や「価値観」が職員の「働きやすさ」に直結します。
したがって、転職活動を行う際には、所長の人柄や事務所の雰囲気を事前に確認することが重要です。
これにより、長く働ける職場を見つける可能性が高まります。
会計事務所での経験を評価してくれる職場は多い
会計事務所での経験は、他の職場でも高く評価されることが多いです。
特に「税務」や「会計」の知識は、事業会社の経理部門や財務部門で重宝されることが一般的です。
1年という短い期間でも、実務経験を積んだことで得られるスキルや知識は、転職市場での評価を高める要素となります。
実際、会計事務所での経験を活かして事業会社やコンサルティングファームに転職するケースも少なくありません。
また、税理士資格の取得を目指している場合は、その努力を評価してくれる企業も多いです。
転職活動を行う際には、これまでの経験を具体的にアピールし、自分の強みをしっかり伝えることが重要です。
特に、会計事務所での「顧客対応」や「数字に強い」能力は、多くの企業が求めるスキルです。
したがって、会計事務所での経験を活かした転職先は多く存在し、キャリアアップのチャンスも広がっています。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
会計事務所を1年で辞める人の転職先候補
↓会計事務所を1年で辞める人の転職先候補としては、以下のようなものが考えられます。
- 大手会計事務所(BIG4税理士法人など)
- 小規模〜中堅の会計事務所
- 特化型の会計事務所(資産税事務所など)
- 会計事務所から一般企業経理への転職
- 会計事務所からコンサルへ転職
- まったくの別業種に未経験で転職
- 専門学校講師への転職
それぞれの転職先について、詳しく解説していきます。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
1. 大手会計事務所( BIG4税理士法人など)
大手会計事務所、特に「BIG4税理士法人」への転職は、多くの人にとって魅力的な選択肢です。
これらの事務所は、国際的なネットワークと多様なクライアントを持ち、豊富な経験を積むことが可能です。
1年で会計事務所を辞めた後でも、これらの大手では「新しいスキルセット」を習得し、キャリアを再構築するチャンスがあります。
特に、大手事務所は研修制度が充実しており、税務や会計の専門知識をさらに深めることができます。
また、働く環境も整備されており、ワークライフバランスを重視する方にも適しています。
転職を考える際には、自分のキャリアビジョンに合った事務所を選ぶことが大切です。
大手会計事務所での経験は、将来的に他の業界でも高く評価されるため、一度の転職が長期的なキャリア形成につながります。
2. 小規模〜中堅の会計事務所
小規模〜中堅の会計事務所への転職は、柔軟な働き方や「社風の良さ」を求める人にとって魅力的な選択肢です。
これらの事務所では、比較的少人数での業務が多いため、個々の役割が明確であり、職員同士のコミュニケーションも取りやすい環境が整っています。
また、所長税理士の「人柄」が事務所の雰囲気を大きく左右するため、事前に職場の雰囲気を確認することが重要です。
特に、1年で辞めることを考えている方にとっては、転職先の選定がキャリアの重要なターニングポイントとなります。
小規模〜中堅の会計事務所では、クライアントとの距離が近く、様々な業務を経験できることが多いため、実務経験を積むには最適です。
転職の際には、募集要項や面接で事務所の文化や価値観をしっかり確認し、自分に合った職場を見つけることが成功の鍵となるでしょう。
3. 特化型の会計事務所(資産税事務所など)
特化型の会計事務所は、資産税や相続税など特定の分野に焦点を当てた事務所です。
これらの事務所は、特に資産管理や相続対策に強みを持っており、顧客に対して「専門的なアドバイス」を提供します。
会計事務所で1年で辞める理由として、業務の専門性が高すぎて「自分のスキルに合わない」と感じることもあります。
しかし、特化型事務所での経験は、他の会計事務所や事業会社でのキャリアにおいても評価されることが多いです。
転職を考える際には、特化型事務所で得た知識を活かせる職場を探すことが重要です。
特に「資産税事務所」での経験は、金融機関やコンサルティング会社でも重宝される可能性があります。
転職活動を進める際は、自分の強みを明確にし、次のステップに活かすことが成功の鍵です。
4. 会計事務所から一般企業経理への転職
会計事務所での経験を活かして、一般企業の経理職への転職を考える方は少なくありません。
特に会計事務所を1年で辞める場合、経理職は魅力的な選択肢です。
なぜなら、会計事務所で培った「簿記」や財務知識は経理業務で直接役立つからです。
経理職は多くの企業で求められ、特に「事業会社」では安定した職場環境が期待できます。
また、経理は企業の経営に深く関わるため、キャリアの幅を広げるチャンスも豊富です。
会計事務所での経験が短くても、実務で得たスキルや知識をしっかりアピールすることで、転職活動を有利に進められるでしょう。
特に中小企業では即戦力としての活躍が期待されるため、積極的に応募してみる価値があります。
経理職は長期的に安定したキャリアを築くことができるため、会計事務所からの転職先として検討する価値が十分にあります。
5. 会計事務所からコンサルへ転職
会計事務所での経験を活かしてコンサルティング業界へ転職することは、キャリアアップの一つの選択肢です。
会計事務所で培った「財務分析」や「税務知識」は、コンサルティング業界で非常に重宝されます。
また、クライアントとのコミュニケーション能力や問題解決スキルも、コンサルタントとしての業務において重要です。
特に、企業の「経営戦略」や「業務改善」に関与する機会が増えるため、業務の幅が広がります。
転職を考える際には、コンサルティング業界の動向や求められるスキルをしっかりとリサーチし、自分の強みをアピールすることが成功の鍵です。
さらに、転職エージェントを活用することで、業界の最新情報を得ることができ、自分に合った職場を見つけやすくなるでしょう。
コンサルティング業界は成長著しい分野ですので、挑戦する価値は十分にあります。
6. まったくの別業種に未経験で転職
まったくの別業種に未経験で転職することは、勇気が必要ですが新たな可能性を広げるチャンスでもあります。
会計事務所を1年で辞めた理由が「他にやりたいことができた」場合、その想いを大切にすることが大切です。
未経験からの転職は、まず自分の強みや興味を明確にし、それを活かせる業界を探すことから始めましょう。
例えば、会計事務所で培った「分析力」や「コミュニケーション能力」は、多くの業種で評価されます。
また、転職活動では、業界研究やネットワーキングを通じて情報を集め、自己PRの材料にすることが重要です。
転職エージェントを活用すれば、未経験でも挑戦可能な求人を紹介してもらえることもあります。
新しい分野での成功は、最初の一歩を踏み出す勇気と継続的な努力にかかっています。
7. 専門学校講師への転職
専門学校講師への転職は、会計事務所を1年で辞めた後の新たなキャリアとして魅力的です。
特に税理士試験の知識を活かし、若い世代に教えることができる点が大きな魅力です。
専門学校では、実務経験を持つ講師が求められるため、会計事務所での実務経験が評価されることが多いです。
また、講師の仕事は授業時間が決まっているため、プライベートの時間を確保しやすく、ワークライフバランスを重視する方にも適しています。
さらに、教えることで自分自身の知識を整理し、深めることができるため、税理士試験の勉強にも役立ちます。
転職活動の際は、教育に対する熱意や教えるスキルをアピールポイントにすると良いでしょう。
専門学校講師としてのキャリアは、教育業界での新しい道を切り開くチャンスを提供してくれます。
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税理士事務所を1年で辞めるってどう?経験年数別の転職市場での評価
結論から言うと、税理士事務所を1年以内など短期間で転職することはおすすめできません。
税理士事務所ではその時期にしか作業しない業務もあるため、
1年でやっと一通りの業務を行える形となるためです。
そのため1年で転職してしまうと、
業務の知識がしっかり身に付かないというリスクもあります。
また税理士事務所によっては入所してすぐは会計入力が中心で、
申告書作成補助はある程度日々の業務に慣れてから任されるという事務所も多いです。
実際に私も以前入所した事務所では、
入所してから半年以上経ってから申告書作成補助をしました。
ただし社長のみでやっているような小規模の顧問先が多い税理士事務所であれば、
顧問先を多く抱えているケースも多いです。
そのためなるべく早く良い事務所へ転職したい人は、
小規模の顧問先が多い税理士事務所へ入所すれば比較的早く申告書作成補助に関わらせてもらいやすいためおすすめです。
ただ、税理士事務所を1年以内に辞める人は「かなり多い」のが現実…
税理士事務所を1年以内に辞める人は「かなり多い」のが現実です。
私が以前勤めていた事務所でも入所して1年以内に辞める人が3・4人程度いました。
辞める原因で一番多いのが、
「仕事内容が思っていたよりハードだった」ということです。
どうしても年末調整時期や確定申告時期は締め切りが重なってしまうため、
税理士事務所はこの時期には業務量が多いです。
実際に私も22時まで残業したり、
土曜日に出勤して仕事をすることもありました。
そのため税理士事務所の現状を知らずに入所してしまうと、
入所後のギャップで疲れてしまうのも仕方ないことだと言えます。
ただし忙しい時期でも休日出勤や残業がない税理士事務所も結構ありますので、
ワークライフバランスを大切にしたい場合はそのようなホワイトな税理士事務所を探すことをおすすめします。
税理士事務所での経験年数の転職市場での評価について
税理士事務所というのはどこも同じような仕事をしていますので、
実務経験者と認められれば転職を成功させやすいのが強みですね。
ただ、ひとくちに「税理士事務所の経験者」といっても、当然ながら実力は人それぞれです。
特に、経験年数がどのぐらいあるか?については採用担当者も必ずチェックしています(それによって提示される年収額も変わってきます)
この記事では、税理士事務所の経験者が、経験年数別にどのように評価されるものなのか?について、実際に採用担当の経験もある立場として解説いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
税理士事務所で「一人前」と評価される経験年数は3年〜
結論から先に言うと、税理士事務所に実務経験者が応募してきた場合、
↓以下のように経験年数別に評価されるケースが多いでしょう。
- 経験年数1年未満
税理士事務所の仕事とはどういうものか?はわかっていると判断されるものの、実務能力的には未経験者として扱われます。 - 経験年数1年以上〜3年未満
一応は「実務経験者」あつかいですが、年収などの提示額は未経験者と基本的に同じ程度になるケースが多いです。 - 経験年数3年以上〜5年以内
一人前の実務経験者として扱われるのはこの経験年数からです(最初から担当顧問先がつくレベル)。
実際にどのぐらいのレベルの業務を経験してきているか?によって提示される年収は変わってくると思われます。 - 経験年数5年以上
ベテランの実務経験者として扱われます。小規模な個人事務所などだと、最初からパートナー扱いで入社することもあるでしょう。
最初から実務経験者として扱われるには、
最低でも3年以上の実務経験を積んでおきたいところです。
もちろん、1年〜3年未満の実務経験でも未経験者よりよほど評価されるのは間違いありませんが、「入社当初から担当を持てるレベル」と評価されるかどうかは微妙なところですね。
(そのように評価されない場合、当然ながら提示年収も低くなります)
税理士事務所経験者の平均年収は?
税理士事務所に実務経験者として転職する場合、
↓経験年数に応じて以下のような金額が平均年収の目安となるでしょう。
- 経験年数1年未満
年収300万円〜350万円程度 - 経験年数1年以上〜3年未満
年収350万円〜400万円程度 - 経験年数3年以上〜5年以内
年収400万円〜500万円程度 - 経験年数5年以上
年収500万円〜程度
なぜこのような評価になるのか?というと、以下のような理由があります。
税理士事務所(税理士事務所)というのは「顧問料ビジネス」です。
(顧問料ビジネスとは、顧問先が払ってくれる「顧問料単価 × 職員1人あたりの担当顧問先数 × 職員数」で事務所の収益が決まるビジネスのことです)
なので、職員の年収は何件の顧問先を担当できるか?と、
どのぐらいの規模の顧問先を担当できるか?(基本的に規模の大きな顧問先は顧問料単価が高い)の2つによってほぼ決まります。
経験年数1年未満の人の場合
経験年数1年未満の人は、入社当初から顧問先を1人では担当できないケースが多いでしょう。
なので、提示される年収も未経験者採用と同程度になってしまう可能性が高いです。
経験年数1年以上〜3年未満の人の場合
また、経験年数1年〜3年程度の人の場合は、担当を持てたとしても個人事業主や小規模法人レベルの企業担当になるケースが多いと思われます。
必然的に、担当先の企業から受け取れる顧問料単価は低いので、それに応じて年収も低く抑えられがちです。
経験年数3年以上の人の場合
経験年数3年以上なら、基本的に「最初から一人で担当先を持てる人」と言う扱いになるケースが多いです。
特に、経験年数5年以上なら「この業界のベテラン」扱いですので、最初からかなり規模の大きな顧問先を担当するケースも考えられます。
実際にどの程度の規模の担当先を任せられるか?はその人の能力と経験次第ですが、最低でも年収400万円程度は保証されるケースが多いでしょう。
(このぐらいはないとそもそも応募が集まりません)
年齢と経験年数の関係は?
税理士事務所に実務経験者として転職する場合、年齢が何歳か?はあまり関係ないです。
(そもそも平均年齢がきわめて高い業界なので、30代の未経験者も普通にいます)
重要なのは年齢よりも、経験年数とその内容ですね。
経験年数3年程度であったとしても、資産税の経験があるとか、
年商10億円や従業員100超規模の企業を担当してきたとかいった経験のある人なら、高く評価される可能性は十分にあります。
税理士事務所はとにかく小さな組織で、即戦力が求められる傾向があります。
(つまり、入社してすぐに担当を持てることが重要)
即戦力が求められる世界というのは、能力にまだ自信がない人にとってはきびしい世界である一方で、
能力や経験に自信がある人にとってはきわめて好都合な世界です。
税理士事務所ですでに3年以上の実務経験がある人なら、良い条件で転職できる可能性は高いですよ。
【体験談】私が税理士事務所に転職してみて後悔したこと
私が税理士事務所へ転職して後悔していることは、
税理士試験との勉強の両立ができないことです。
もちろん両立支援のために顧問先件数を調整してくれたり、
試験前には休暇を取らせてくれる事務所もありますよ。
ただ「仕事が最優先」で、
税理士試験の勉強は「自己努力での両立が当たり前」
という事務所もあるんです(私の事務所)
私の場合、仕事が忙し過ぎて家に帰ってからの勉強時間が確保できず、
受験した科目が2年連続で試験不合格でした。
資格スクールの講義は土曜日の通学をメインにしていたのですが、
休日出勤もあったため、通学できないことが続いたこともあります。
資格学校の費用も数十万円で事務所からの補助もないため、
試験結果で不合格の文字を見たときは、
「もっと勉強との両立がしやすい事務所を勤務先に選べばよかった…」と本当に後悔しました。
税理士事務所で働きながら税理士資格取得を目指す人は、
どういう事務所で働くか?にはかなりこだわった方が良いですよ。
まとめ
今回は、会計事務所に入社して1年以内に退職を検討している方向けに、税理士業界の転職事情をお伝えしました。
税理士業界は転職がしやすい業界です。
初めて入社した会計事務所が自分に合わなかったとしても、それほど落ち込むことはありませんよ。
どこの事務所も仕事内容は基本的に同じですから、ひとつの事務所で1年程度の経験を積んでいる人なら、
即戦力としてもっと良い条件で雇ってくれる事務所はたくさんありますよ。
もちろん、転職せずに今の職場で我慢できるのならそれにこしたことはないですが、
いざとなれば転職先はいくらでもあることをぜひ知っておいてください。
【ガチ搾取の実態】税理士業界で働くなら「ブラック事務所」に気をつけろ…!

(労働環境が過酷な「ブラック事務所」の実態とは…)
これから働く人も、すでに働いている人も、
会計事務所で働くなら「ブラック事務所」にまちがえて入社しないように注意してください。
会計事務所(税理士業界)って、所長税理士含めて5名〜10名ぐらいの「小さな組織」がほとんどです。
基本的に所長税理士のワンマン経営なので、
その所長税理士の考えがブラックだと、そこで働く職員スタッフは「超絶ブラックな労働環境」で働くことになってしまうんです。
ブラック事務所の労働環境は本当に悲惨です。
↓例えば、私が実際に働いていたブラック事務所の労働実態はこんな感じでした。

- 月給手取り16万円で生活費カツカツ。資格スクール代すら払えない。
- 職員1人あたりの担当顧客数が多すぎて、仕事が激務すぎる。
- 客層が悪すぎて、ヤ◯ザみたいな顧問先社長から脱税の片棒かつぎをさせられる…。
- 新人は「雑用係」でろくに仕事を教えてもらえない。
- 顧客のほとんどが個人事業主で、確定申告時期の業務量が地獄…。
- 所長税理士やベテラン職員のえげつないパワハラが横行。
- 税理士試験の勉強と両立なんてほぼ不可能。3年間で科目合格ゼロ…。
(↑いま思い出しても胃がキリキリしてきます…。)
特にきつかったのが、所長税理士とベテラン職員によるパワハラ/モラハラですね。
ブラックな会計事務所って、所長税理士と職員スタッフが「師匠と弟子」みたいな徒弟制度の雰囲気なところが少なくないんですよ。
ささいなミスで怒号が飛ぶとかは日常茶飯事でしたし、
人格を否定するような罵声をくらいすぎて精神的に病みまくってました。
ブラック事務所に「税理士としてのキャリア」をつぶされる人多数…
あと、ブラック事務所って新人を教育するという文化がほぼないんです。
基本的に職場に放置されて「先輩のやりかたを見ながら覚えて」みたいな感じ。
で、積極的に質問してかないと「お前やる気あんの?」と怒られる。
まだ教わっていないこと、知らない処理でミスしたら「なんでできないの?」と怒鳴られる。
あと、ブラック事務所勤務で、
仕事と税理士試験の両立とかはほぼ不可能ですからね。
優秀だとかそうでないとかの問題じゃなくて、現実問題として勉強する時間がとれないんです。
実際、「何年も働きながら勉強してるのに科目合格ゼロ…」
みたいな人って、ブラック事務所にはいっぱいいますからね…。
こんなふうに、ブラック事務所にまちがえて入社してしまうと、
長い目で見ると、税理士としてのキャリアをつぶされてしまう可能性大です。
本当にしんどい状態になってしまうので、くれぐれも注意してください。
【天国と地獄…】ホワイトな会計事務所も探せばちゃんとある
もちろん、会計事務所のすべてがこういう「ブラック事務所」というわけではありません。
中には職員スタッフの雇用環境を改善して定着率を高め、
どんどん事務所を大きくしていっているホワイトな会計事務所もありますよ。
実際、私も1社目のブラック事務所の業務が限界を超えた時に、
別の会計事務所に転職したのですが、
「ここは天国か…?」みたいなホワイト環境でした。
(というか、転職前が地獄すぎただけなのですが)

↓ホワイト事務所の職場環境は例えばこんな感じ。
- 未経験資格なしの新人でも年収400万円(月給25万円〜)スタート。
- 顧客の「数より質」で高い顧問料を実現していて好業績。
- 法人顧客がメインなので確定申告時期も残業ゼロ。
- ワークライフバランス型の勤務で税理士試験との両立も余裕あり。
- しっかりとした新人研修があり無理なく業務に適応できる
- 売上数十億円規模の大手クライアントもあり貴重な経験を積める
すでに会計事務所で働いている人の中には「そんなホワイトな事務所ほんとにあんのかよ?」って思う人もいるかもしれませんので、
↓実際に募集されているリアルな求人例も見てみましょう。
お給料の相場感からして全然違いますよね。
ブラック事務所の環境に慣れていると、
「会計事務所なんてどこもこんなもんだろう…」って思ってしまいがちなんですが、実際にはそうではありません。
ひとくちに会計事務所といっても、
所長税理士の考え方によって職場環境や社風はまったく違うんですよね。
…
…
と、このように書くと、
「自分の学歴や職歴だと、ホワイト事務所に入るのはきびしいかも?」
「科目合格もまだないし、簿記2級すら持ってないからホワイト事務所に転職は無理?
と感じる方も多いかもしれません。
特に、税理士試験って、社会人になってから勉強を始める人も多い試験なので、
未経験資格なし(科目合格ゼロ)で転職活動せざるをえないケースは非常に多いんですね。
ただ、結論から言うとこれは大丈夫です。
ホワイトな会計事務所の求人って、
探し方さえまちがえなければちゃんと見つかりますし、
意外にハードルは低くて、現時点での職歴に自信がない方でも普通に入社できますよ。
(※ ホワイト求人の探し方は、この次の項目ですぐお教えします)
業界経験2年以上〜などの実務経験者はもちろん、
未経験資格なしの人でも、ホワイトな会計事務所に採用されるケースは普通にあるんです。
以下では、現時点での職歴や資格スキルに自信がない人が、
ホワイト事務所の求人を見つける方法を解説します。

年収高めで働きやすい「ホワイト事務所の求人」を見つける方法

(税理士目指して会計事務所で働くなら「ホワイト事務所」を勤務先に選びましょう)
会計職専門の転職サイトとは、会計事務所や経理といった「会計職の求人」だけを掲載している転職サイトのことです。
ひたすら「求人数ナンバーワン!」で勝負してくるリクナビ等と違って、
「この業種・業界の求人ならどこにも負けない!」というかたちで、
求人の質の高さ(年収などの雇用条件)で勝負しているのが特徴です。
逆にいうと、会計職専門サイトは「質の高さ」で勝負しないと、
「求人数ナンバーワン」が売りのリクナビには勝てないんです。

会計職専門サイトでは、ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されていますので、
変な事務所にまちがえて応募してしまうリスクを避けられますよ。
ホワイト事務所の求人は、こういうところで探せば見つかる!
↓会計職専門の無料転職サイトで有名どころでは、ヒュープロがあります。
↓例えば、以下のようなホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。
(無料登録で、リアルな求人条件や事務所名、年収も見られます)

- 未経験資格なしでも年収450万円〜の求人
- 実務経験3年以上で年収600万円〜の求人
- BIG4税理士法人を含む大手税理士事務所の求人
- 資産税の実務経験を積める専門事務所の求人
- 会計事務所から経理への転職歓迎の一般企業求人
経理職の求人も豊富にあるので、
会計事務所から経理への転職を目指す人も使えますよ。
ヒュープロは会計職を志す人にとっては「鉄板中の鉄板サイト」です。
求人リサーチにフル活用しましょう。
「科目合格以上」の人なら、マイナビ税理士もおすすめ
↓ヒュープロよりは求人の選択肢がかなり少なめになりますが、マイナビ税理士もおすすめです。
マイナビ税理士の難点としては、科目合格1科目以上の人じゃないと登録できないことですね。
逆に言うと、この「科目合格以上」という条件をクリアできる人なら、条件の良い求人がたくさんありますよ。
(この点、ヒュープロは未経験資格なしOKの求人もたくさんあります)
もちろん、税理士業界で転職活動を進めていくにあたって、
応募する求人の選択肢はたくさんあるにこしたことはありません。
↑いずれも無料で使えるサイトですので、状況に応じて使い分けてみてください。
会計職専門サイトを使えば、ブラック事務所の求人を排除できる理由
会計職専門の転職サイトは、求人の質を確保するために、
求人を出す企業側(会計事務所側)の審査を厳しく行っているのが特徴です。
具体的にいうと、担当のエージェントが実際に事務所に出向いて所長税理士と面談し、
スタッフに対してブラックなことをやってないか?をチェックするしくみがあります。
大手転職サイトのリクナビとかハロワだと、
求人数が膨大すぎてこういうきめ細やかなチェックはむずかしいのが実情ですね。
(広告料というかたちでお金を払えば、
ブラックだろうが何だろうが求人を掲載できてしまう)

ある程度求人数がしぼられている「業種業界の専門サイト」だからこそ実現できるチェック機能というわけです。
あと、転職サイトで求人を見たときに、
「この求人を出している事務所はホワイトか?ブラックか?」なんて、
ぶっちゃけよくわからないですよね。
(実際に事務所に出向いてみないと判断のしようがない)
この事務所良さげ!って転職サイトを見て思って面接に行ってみたら、
みんなしんどそうな顔して働いてて応募する気が失せた…なんて経験がある人も多いでしょう。
(これ、めっちゃ時間の無駄ですよね…)
特に、働きながら転職活動をする場合、時間や労力をいかに効率化するかは大切。
だからこそ、会計事務所の求人は、あらかじめブラックを排除してくれている会計職専門サイトで探すべきなんです。
ブラック事務所の求人はあらかじめサイト側が排除してくれていますから、
ホワイト事務所の求人だけにしぼりこんで、転職活動を進めていくことができます。
>>ホワイト事務所の求人多数あり!会計職専門の転職サイトで求人を見てみる
今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと

(今すぐ転職できない人も「転職サイトへの無料登録」だけは早めにやっておきましょう)
- いまの職場で定年までずっと働くことはありえないけど、今すぐは転職活動を始められない。
- 仕事が忙しすぎて転職活動に時間と労力をさけない…。
- なんとなく仕事に不満やモヤモヤはあるけど、転職するかどうかはまだ決めていない。
↑このブログを読んでくださっている人の中には、こういう状態の方も多いでしょう。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。
新しい職場環境に移るのって、いろんなストレスがともなうものです。
なぜかというと、転職って、ぶっちゃけ運で決まってしまう部分も大きいから。
どんなに優秀でやる気のある人でも、たまたま市場環境が悪くて、
ホワイト事務所が求人を出していない時期に転職活動することになると、
やむを得ずブラックな事務所に転職せざるを得ない…。みたいな事態に見舞われることはあり得ます。
実際、私もブラック事務所勤務時代に、
「この先輩、めっちゃ優秀で性格も素晴らしいのに、
なんでうちみたいなブラック事務所で安い給料でこき使われてるんだろう…?」
って人はもううんざりするほどたくさん見かけました。

転職活動ってそのときどきの景気状況に左右される部分がものすごく大きいんです。
どんなに優秀な人でも、ホワイト事務所側が求人を出してくれないことには転職成功なんてありえないですよね。
だからこそ、早め早めに準備を始めて、多くの求人情報に日常的に触れておくことが大切なんです。
具体的には、会計職専門の転職サイトに無料登録して情報リサーチを始めましょう。
転職サイトに無料登録すると、希望勤務地や譲れない条件(年収など)の希望条件を入力することができます。
これを細かめに入力しておくのが、情報リサーチの質を高めるコツです。
↑さらっと書きましたが、この入力作業がめちゃくちゃ重要です。

最低限、これさえやっておけば、ホワイト事務所の求人が転職サイトに登録されるたびに、
最新の求人情報が定期的にメール配信されてきます。
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存しておきましょう。
ホワイト事務所の求人情報をコツコツストックしておくことで、
いざ転職となった時にロケットスタートでライバルに差をつけることができます。
日常的に求人情報を見慣れておくことで、「相場感」を養うことも重要。
業界内での年収や雇用条件の相場などもなんとなく把握できるので、
条件面で損するリスクを下げられます。
(実際にはもっと良い条件で攻めても良いのに、相場感がないために低めの条件で我慢してしまう…みたいなケースはすごく多いです)
ホワイト事務所の求人は人気なので、ライバルもある程度います。
ライバルの中から頭ひとつ抜け出すためにも、日頃から多くの求人情報に触れておくようにしましょう。
会計職専門の転職サイトは、誰でも無料で使うことができる貴重な情報リソースです。
無料登録で事務所名やリアルな年収を見ることができますので、活用するようにしましょう。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切
このように、いろいろ理由があって今すぐは転職活動できない人も、
転職サイトへの無料登録だけはやっておいた方が良いです。
日常のストレスや疲労が限界に近づいてくると、この作業すらめんどくさくなるのが普通です。
仕事終わった後や通勤電車の中で、転職サイトをスマホでチェックするのすら苦痛に感じてしまうんですよね。
そうなる前に、転職サイトに無料登録して希望条件の入力だけはきっちりやっておいてください。
これだけやっておいて、気になる情報が自動的に配信されてくるのをチェックしておくだけでも、
「今の状況がどうしてもしんどくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。
過労やストレスでどうしようもなくなる前に、転職という対策を打てるようにしとくことが大切なんですね。
転職サイトはだれでも無料で使えます。
今すぐは転職活動できない人も、無料登録しておきましょう。
将来は「どうせ税理士として独立するから、職員時代の給料は安くてもいい」という方へ
「将来的に独立を目指してるから、職員時代の給料は安くてもいい」
「有能な税理士になるためには、激務ぐらいの環境で実務を鍛えてもらうべきでは?」
↑こういうスパルタで自分に厳しい人もひょっとしたらいるかもしれません。
ただ、結論から言うと、こういう発想で勤務先の事務所を選ぶのはやめといた方が良いです。
私は過去10年間に3つの会計事務所で実務やってきましたが、
激務ブラックな事務所で働きながら、
税理士試験を突破できた人に一度も出会ったことがありません。
(過去に100人以上の税理士志望者と一緒に仕事してきてますが、ゼロです)

人間はなんだかんだで環境に左右される生物です。
所長税理士以外は税理士有資格者が1人もいない…みたいな環境で働くより、
毎年当たり前のように科目合格者を積み重ねる人が出て、
5科目達成者もポツポツ出てるような事務所で切磋琢磨(せっさたくま)しあう方が、絶対に短期合格に近づけますよ。
仕事と勉強の両立がマストな社会人受験生にとって、どういう事務所を選ぶか?は超重要な問題です。
勤務先にブラック事務所を選んでしまうと、
あなたの「税理士になる」という夢は確実に遠のいてしまうので、注意してください。
お給料についても、将来の独立資金のことも考えると、ちょっとでも高い方が良いですからね。
会計事務所で働く場合、税理士試験の進捗は、仕事のモチベにも大きく影響します。
業務量の落ち着いているホワイト事務所を勤務先に選ぶようにしましょう。
税理士業界で働くなら「どのぐらいのお給料を稼げるか?」はものすごく大切
お給料の金額ってあらゆる意味で超重要です。
20代まではいいけど、30代以降はマジで痛感すると思います。
「お金にまつわるプロの専門職」を名乗ってるのに、自分自身のお給料は安い…とか、正直悲しすぎますからね…。
ちゃんとしたお給料を稼いでることは「職業会計人としてのプライド」にかかわることなんです。
会計事務所の職員が毎日やりとりするお客さんって、中小企業の社長さん達です。
社長さんたちに会計や税金のアドバイスをするのが仕事内容なわけですが、
社長さんたちってアドバイスを受ける相手を見るにあたって、
「こいつ自身がお金を稼いでるのか?」をものすごく重要視しています。
そして、あなた自身がお給料をバリバリ稼いでないと、
社長さん達ってアドバイスをいまいち信用してくれないんですよ。
(「俺にアドバイスする前に、お前が頑張れよ」的な態度を取られがち。これだと仕事がものすごくやりにくい)
稼げてる、稼げてないってどうしても顔に出ますしね。
中小企業の社長だと、「税理士さんって儲かるの?」って露骨に聞いてくる人もいたりします。
会計事務所の職員は、自分自身もバリバリ稼いでいる人ほど顧問先の社長から信頼され、仕事もやりやすくなるのが現実。
なので、お給料の金額にはしっかりとこだわるようにしましょう。
お金のことって表向きはみんな語りませんけど、これ、ものすごく大事なことです。
最後の最後にお伝えしたいこと

(今すぐ行動=転職サイトを使った求人リサーチから始めましょう)
↑いろいろ書いてきましたが、結局大事なのはこれです。
どんなに頭よかろうが仕事ができようが、行動しないことには状況変化はゼロです。
転職活動について言えば、
今どんな状況にいる人でも「転職サイトを使った求人リサーチ」がスタート地点になります。
まずは「ここいいかも!」と思えるような事務所の求人をみつけることから始めてみましょう。
会計職専門の転職サイトに無料登録しておけば、ホワイトな事務所の求人が出た瞬間に通知メールが来ます。
日頃から最新の求人情報をストックしておき、いざ転職となったときに最速で動けるようにしておくのが大切です。
転職サイトへの登録はスマホで1分でできる作業です。
(お金はいっさいかかりません)
サイトに無料登録すると、こまかく条件指定して求人検索できて、年収などもチェックできるようになります。
↓今すぐ情報リサーチを始められますので、無料登録は今すぐやっておきましょう。

ヒュープロ(会計職専門の無料転職サイト)
ホワイト事務所の求人探すならここ!
ヒュープロは会計職専門の転職サイトです。メールアドレス無料登録で現在募集中の求人を検索できます。
(↓有名事務所職員のリアルな年収もチェックできますよ)
・実務経験2年以上で年収600万円〜
・資産税特化型事務所の求人
・大手税理士法人の求人(BIG4含む)
・ワークライフバランス型残業なし
・会計事務所から経理への転職求人
↑などなど、好条件求人が多数ありますので、税理士業界で転職活動中の方は情報リサーチに活用してみてください。
>>12,780件の会計求人を見てみる