広告

会計事務所(税理士業界)の転職体験談

税理士登録に必要な「実務経験2年」にまつわる理想と現実

税理士として登録するためには、科目合格5科目にプラスして、2年間の実務経験を積むことが求められます。

ただ、この「実務経験2年」が意外と大きなハードルなんですよね。

多くの人は、会計事務所の税理士補助として実務経験を積んでいきますが、会計事務所勤務は激務で離職率も高いのが現実です。

ただ、ここを超えないことにはどうにもならないのも事実。いわば通過儀礼のようなものですね。

管理人

この記事では、税理士業界で実務経験2年を積む人が直面する理想と現実をお教えします。

これから税理士を目指す方は、後悔のないキャリア選択をするための参考にしてください。

 

この記事の目次

税理士事務所で積む「2年間の実務経験」の理想と現実

↓会計事務所で働く上でのリアルな現実と、どんな心構えが必要なのかを詳しく見ていきましょう。

 

① 税理士補助としての日常はかなりの激務(繁忙期の残業・ストレス・離職率の高さ)

税理士事務所で働く日常は、一般的なオフィスワークと比べてもかなりハードです。

特に繁忙期(12月〜3月、5月)は、確定申告や法人決算が重なるため、毎日深夜まで残業することも珍しくありません。

業界では“繁忙期は戦場”という言葉が冗談ではなく、本当に終電まで仕事をしている人も多いです。

その結果、ストレスや疲労で離職してしまう人も少なくありません。

ただ、その反面、繁忙期を乗り越えることで実務力が一気に鍛えられるというメリットもあります。

大変ではありますが、「税理士として生きていくならこの現場を通るべき」と言われる理由はそこにあります。

 

② 未経験者として入社した事務所では給料が安い可能性大

税理士業界は、未経験者の初任給が思ったより低いのが現実です。

月給20万円台前半というケースも珍しくなく、繁忙期には残業代がついてなんとか平均的なサラリーマンと同等になる、という人もいます。

これは教育コストが高い業界という事情が関係しています。

税務の世界は専門性が高く、未経験者を一人前に育てるのに2〜3年はかかるため、どうしても給与は控えめになりがちなんです。

とはいえ、経験を積むほど年収は上がりやすく、実力次第で独立も可能です。

最初の2年間は投資期間だと割り切るのが、長く働くコツですね。

 

③ ブラック事務所に入ってしまうと、心身ともに疲弊してしまう

残念ながら、税理士業界にはブラック事務所と呼ばれる環境も存在します。

長時間労働が常態化していたり、教育体制が整っていなかったり、所長のパワハラが問題になるケースもあります。

こうした事務所では、税理士登録に必要な2年間を“地獄のように感じる”人もいます。

求人票だけでは分からない部分も多いので、面接時には従業員数・担当件数・残業時間などをしっかり確認しましょう。

離職率が高い事務所や口コミで悪評の多い事務所は、避けたほうが無難です。

事務所選びの段階でリサーチを怠らないことが、税理士としてのキャリアの第一歩を守ることにつながります。

 

④ 難関である税理士試験勉強との両立はとても難しい

税理士業界で働きながら試験勉強を続けるのは、想像以上に難しいです。

日中は顧客対応や申告書作成で頭を使い、夜は勉強時間を確保する──。

精神的にも体力的にもギリギリの生活になる人が多いです。

繁忙期は勉強どころではなくなるので、合格までの年数が伸びてしまう人も少なくありません。

ただし、この「両立の壁」を乗り越えた人は、現場でも通用する強さを持っています。

机上の知識だけでなく、“実務で使える税理士”になれるのは、この時期を耐え抜いた人です。

 

⑤ 5科目合格が近い人は「すぐに独立してしまう」と敬遠されることも

実は、税理士事務所では5科目合格目前の人は採用を見送られることもあります。

理由は単純で、すぐ独立して辞めると思われるからです。

特に小規模事務所では、人材育成コストをかけた後に辞められると大打撃なので、採用に慎重になります。

ですので、試験科目の合格状況をアピールするよりも、「この業界で長く働きたい・まずは実務をしっかり覚えたい」という姿勢を示した方が良いです。

採用担当は、“長期的に一緒に成長できる人”を求めています。

 

⑥ 転職や独立にともなうトラブル(元の勤務先から顧客を引き抜くのはタブー)

独立や転職を考える際に注意したいのが、顧客の引き抜きです。

税理士業界では、これは絶対にやってはいけないルール違反です。

引き抜き行為は信頼関係を一瞬で壊し、業界内で悪評が立ちます。

将来的に独立を考えている人は、在職中から自分の顧客を持つのではなく、“信頼される税理士像”を築いておくことが大切です。

誠実に働いていれば、退職後に紹介や口コミで自然と顧客が集まるようになります。

税理士業界は狭い世界です。信頼を積み重ねることが、最終的に最強のキャリア戦略になります。

>>【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…
 

一般企業の経理で実務経験2年を積むのは現実的か?

税理士登録のための2年間の実務経験は、会計事務所だけでなく一般企業の経理職でも積むことができます。

実務要件の条件を満たす職場は複数ありますが、現実的にどんな働き方が向いているのかは人によって違います。

ここでは、経理職として働くメリットとデメリットを整理しながら、どんなキャリアを目指す人に向いているのかを考えていきましょう。

税理士を目指すうえで、どのルートが自分に合っているかを判断する参考にしてください。

 

① 経理職として実務要件を満たすメリット

経理職で経験を積む最大の魅力は、安定した環境で働けることです。

会計事務所のように繁忙期に深夜残業が続くケースは少なく、生活のリズムを崩さずに働けます。

また、大手企業や上場企業の経理部門であれば、連結決算や法人税申告など、スケールの大きな会計業務に携われるチャンスがあります。

個人事務所では扱えないような案件に関われるのは、大企業ならではの強みです。

さらに、経理職は組織の一員としてキャリアアップを目指せる点もメリットです。昇進や異動など、企業内でのキャリアパスが整っているため、安定的にスキルを高めていくことができます。

独立よりも企業の中で働き続けたい人にとっては、経理職での実務経験は非常に現実的な選択肢です。

 

② 経理職として実務要件を満たすデメリット

反対に、経理職として働くデメリットも見逃せません。

まず、税理士として独立を目指す場合、人脈を築く機会が限られることが大きな課題です。

会計事務所では同業の税理士や金融機関の担当者、中小企業の経営者などと日常的に関わりますが、経理職では社内中心の業務が多く、外部との接点が少なくなります。

そのため、将来顧客を紹介してもらえるような関係性を作るのが難しいのです。

また、企業経理の仕事は自社の数字を管理するのが中心で、税務相談や顧客対応といった経験はほとんど積めません。

結果として、独立後に必要な営業力や顧客開拓力が身につきにくい傾向があります。

さらに、経理職は業務内容がルーチン化しやすく、税務に関する幅広い実務を経験するチャンスが少ないという点も弱点です。

安定している反面、学びの機会が限られるというのは大きなジレンマですね。

 

③ やはり、おすすめは税理士事務所での実務修行

結論として、税理士としてキャリアを築いていきたいなら、やはり会計事務所での経験が最も価値があります。

事務所の仕事は確かに大変です。残業も多く、給与水準も決して高くはありません。

それでも、顧客対応や申告書の作成、税務相談など、実際の現場を経験できるのは大きな強みです。

こうした実践的な仕事を通じて、税理士としての感覚や判断力が養われます。

また、会計事務所での2年間は、自分の得意分野を見つけるための時間にもなります。

経理職が「深く一部を掘り下げる仕事」だとすれば、税理士事務所は「広く全体を見る仕事」です。

独立を視野に入れている人ほど、この現場での修行が将来の武器になります。

たとえ厳しい環境でも、2年間を未来への投資と捉えられる人が、最終的には大きく成長できるでしょう。

↓会計事務所と企業経理以外で「実務要件」を満たせる職場の候補はこちらの記事で紹介しています。

管理人
税理士の実務経験はどこで積める?会計事務所や経理以外の選択肢もあるの?

「税理士登録に必要な実務経験はどこで積める?会計事務所以外ならどこ?」このブログ記事では、税理士登録の実務要件として必要な2年間としてカウントできる勤務先を解説します。勉強と両立しやすいおすすめの職場も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

>>【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…
 

税理士として実務経験を積む2年間を未来への投資に変えるべし

税理士登録に必要な2年間の実務経験は、単に「登録のための条件」ではありません。

この2年間を「修行期間」とみなして過ごすかで、今後の税理士人生が大きく変わります。

与えられた仕事をこなすだけで終わるのか、それとも将来につながる力を育てる期間にするかで、

その後の税理士としてのキャリアはまったく違ってくるんですね。

管理人

ここでは、2年間の実務経験を未来のキャリアへとつなげるためのポイントを紹介します。

 

① 得意分野をつくって差別化する

税理士として成功する人は、必ずといっていいほど自分の得意分野を持っています。

相続税、医療業、ITベンチャー、海外取引など、何かひとつでも強みを持っていると、仕事の幅が一気に広がります。

2年間の実務経験の中で、どんな案件に関わり、どんな顧客層と接したか。その積み重ねが、自然と得意分野を形づくります。

自分が興味を持てる分野や、将来的に需要が伸びそうな領域を意識的に選ぶといいでしょう。

単に「税理士になる」だけでなく、「どんな税理士として活躍するか」を早い段階で意識しておくことが大切です。

 

② 顧客や人脈づくりを意識する

税理士として独立を考えるなら、人とのつながりが何よりの資産になります。

勤務中に出会う経営者、同業の税理士、金融機関の担当者などとの関係を丁寧に築いておくことが、後のキャリアに直結します。

独立後に紹介で顧客を得る人の多くは、勤務時代の信頼関係をベースにしています。

目の前の仕事をこなすだけでなく、相手が何を求めているかを理解し、誠実に対応することが信頼につながります。

どんなにスキルがあっても、人間関係が築けなければ顧客はついてきません。

2年間の間に、信頼を積み重ねる姿勢を意識して働きましょう。

 

③ 勉強できる人が仕事で成果を出せるとは限らない

税理士試験に合格する人は、勉強に対する集中力や根気がある人が多いです。

ただ、実務の現場では知識よりも「人とどう関わるか」「どんな提案ができるか」といった力が問われます。

机上の正解と現場の最適解は違うことも多く、時には法律よりも人間関係の調整力が重要になる場面もあります。

試験勉強で得た知識を現場でどう使うか。そこを意識するだけで、成長のスピードは大きく変わります。

合格者だからこそ陥りがちな「知識偏重」から一歩抜け出し、実務を通じて“使えるスキル”に変えていく意識を持ちましょう。

 

④ ブログやSNSでの発信をコツコツ始めておく

今の時代、税理士としてのブランディングはネット上で形成されることが増えています。

ブログやX(旧Twitter)、YouTubeなどを通じて専門知識を発信しておくと、同業者や経営者との接点が自然と増えます。

発信する内容は難しいものでなくても構いません。日々の学びや気づきを発信するだけでも十分です。

早い段階からオンラインでの存在感を作っておくと、独立したときに大きな武器になります。

今後、税理士業界は「発信できる専門家」と「黙って待つ専門家」で大きく差がつく時代になっていくでしょう。

 

⑤ 登録後を見据えたキャリア設計をしておく

税理士登録はゴールではなく、スタートラインです。

登録した瞬間に仕事が舞い込んでくるわけではなく、その先のキャリア設計が明確でなければ思うように進めません。

独立を目指すのか、勤務税理士として企業内でキャリアを積むのか。どちらの方向に進むのかによって、今の2年間の過ごし方も変わってきます。

独立を視野に入れるなら、営業スキルや集客の仕組みづくりを意識しておく必要があります。

一方、企業内で働き続けるなら、専門性を深めて社内で頼られる存在を目指すのも良いでしょう。

目的地が決まっていれば、2年間の努力を「登録のため」ではなく「理想の働き方を実現するため」に変えることができます。

この期間をどう使うかで、税理士としての未来は確実に変わります。

 

まとめ

税理士登録に必要な2年間の実務経験は、単なる条件ではなく、将来の土台を作る大切な期間です。

会計事務所での修行は厳しいものの、税理士としての実力と人脈を築ける最短ルートです。

一方、企業経理で経験を積む道も安定していますが、独立を目指す人にはやや物足りないかもしれません。

どの道を選ぶにしても、目的を持って働くことが何より大切です。

この2年間を「未来への投資」として捉えることが、成長への一番の近道になります。

 

【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…

(労働環境が過酷な「ブラック事務所」の実態とは…)

これから働く人も、すでに働いている人も、

会計事務所で働くなら「ブラック事務所」にまちがえて入社しないように注意してください。

会計事務所(税理士業界)って、所長税理士含めて5名〜10名ぐらいの「小さな組織」がほとんどです。

基本的に所長税理士のワンマン経営なので、

その所長税理士の考えがブラックだと、そこで働く職員スタッフは「超絶ブラックな労働環境」で働くことになってしまうんです。

ブラック事務所の労働環境は本当に悲惨です。

↓例えば、私が実際に働いていたブラック事務所の労働実態はこんな感じでした。

管理人
  • 月給手取り16万円で生活費カツカツ。資格スクール代すら払えない。
  • 職員1人あたりの担当顧客数が多すぎて、仕事が激務すぎる。
  • 客層が悪すぎて、ヤ◯ザみたいな顧問先社長から脱税の片棒かつぎをさせられる…。
  • 新人は「雑用係」でろくに仕事を教えてもらえない。
  • 顧客のほとんどが個人事業主で、確定申告時期の業務量が地獄…。
  • 所長税理士やベテラン職員のえげつないパワハラが横行。
  • 税理士試験の勉強と両立なんてほぼ不可能。3年間で科目合格ゼロ…。

(↑いま思い出しても胃がキリキリしてきます…。)

特にきつかったのが、所長税理士とベテラン職員によるパワハラ/モラハラですね。

ブラックな会計事務所って、所長税理士と職員スタッフが「師匠と弟子」みたいな徒弟制度の雰囲気なところが少なくないんですよ。

ささいなミスで怒号が飛ぶとかは日常茶飯事でしたし、

人格を否定するような罵声をくらいすぎて精神的に病みまくってました。

 

ブラック事務所に「税理士としてのキャリア」をつぶされる人多数…

あと、ブラック事務所って新人を教育するという文化がほぼないんです。

基本的に職場に放置されて「先輩のやりかたを見ながら覚えて」みたいな感じ。

で、積極的に質問してかないと「お前やる気あんの?」と怒られる。

まだ教わっていないこと、知らない処理でミスしたら「なんでできないの?」と怒鳴られる。

あと、ブラック事務所勤務で、

仕事と税理士試験の両立とかはほぼ不可能ですからね。

優秀だとかそうでないとかの問題じゃなくて、現実問題として勉強する時間がとれないんです。

実際、「何年も働きながら勉強してるのに科目合格ゼロ…

みたいな人って、ブラック事務所にはいっぱいいますからね…。

こんなふうに、ブラック事務所にまちがえて入社してしまうと、

長い目で見ると、税理士としてのキャリアをつぶされてしまう可能性大です。

本当にしんどい状態になってしまうので、くれぐれも注意してください。

 

【天国と地獄…】ホワイトな会計事務所も探せばちゃんとある

もちろん、会計事務所のすべてがこういう「ブラック事務所」というわけではありません。

中には職員スタッフの雇用環境を改善して定着率を高め、

どんどん事務所を大きくしていっているホワイトな会計事務所もありますよ。

実際、私も1社目のブラック事務所の業務が限界を超えた時に、

別の会計事務所に転職したのですが、

「ここは天国か…?」みたいなホワイト環境でした。

(というか、転職前が地獄すぎただけなのですが)

管理人

↓ホワイト事務所の職場環境は例えばこんな感じ。

  • 未経験資格なしの新人でも年収400万円(月給25万円〜)スタート。
  • 顧客の「数より質」で高い顧問料を実現していて好業績。
  • 法人顧客がメインなので確定申告時期も残業ゼロ。
  • ワークライフバランス型の勤務で税理士試験との両立も余裕あり。
  • しっかりとした新人研修があり無理なく業務に適応できる
  • 売上数十億円規模の大手クライアントもあり貴重な経験を積める

すでに会計事務所で働いている人の中には「そんなホワイトな事務所ほんとにあんのかよ?」って思う人もいるかもしれませんので、

↓実際に募集されているリアルな求人例も見てみましょう。

お給料の相場感からして全然違いますよね。

 

>>実際の求人を見てみるならこちら

 

ブラック事務所の環境に慣れていると、

会計事務所なんてどこもこんなもんだろう…」って思ってしまいがちなんですが、実際にはそうではありません。

ひとくちに会計事務所といっても、

所長税理士の考え方によって職場環境や社風はまったく違うんですよね。

と、このように書くと、

自分の学歴や職歴だと、ホワイト事務所に入るのはきびしいかも?」

科目合格もまだないし、簿記2級すら持ってないからホワイト事務所に転職は無理?

と感じる方も多いかもしれません。

特に、税理士試験って、社会人になってから勉強を始める人も多い試験なので、

未経験資格なし(科目合格ゼロ)で転職活動せざるをえないケースは非常に多いんですね。

ただ、結論から言うとこれは大丈夫です。

ホワイトな会計事務所の求人って、

探し方さえまちがえなければちゃんと見つかりますし、

意外にハードルは低くて、現時点での職歴に自信がない方でも普通に入社できますよ。

※ ホワイト求人の探し方は、この次の項目ですぐお教えします)

業界経験2年以上〜などの実務経験者はもちろん、

未経験資格なしの人でも、ホワイトな会計事務所に採用されるケースは普通にあるんです。

以下では、現時点での職歴や資格スキルに自信がない人が、

ホワイト事務所の求人を見つける方法を解説します。

管理人

 

年収高めで働きやすい「ホワイト事務所の求人」を見つける方法

結論からお伝えします。

お給料高めで、労働環境も良いホワイトな会計事務所で働きたいなら、

会計職専門の転職サイトを使って求人リサーチするようにしてください。

(転職サイトは無料で使えます)

会計職専門の転職サイトとは、会計事務所や経理といった「会計職の求人」だけを掲載している転職サイトのことです。

ひたすら「求人数ナンバーワン!」で勝負してくるリクナビ等と違って、

「この業種・業界の求人ならどこにも負けない!」というかたちで、

求人の質の高さ(年収などの雇用条件)で勝負しているのが特徴です。

逆にいうと、会計職専門サイトは「質の高さ」で勝負しないと、

「求人数ナンバーワン」が売りのリクナビには勝てないんです。

管理人

会計職専門サイトでは、ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されていますので、

変な事務所にまちがえて応募してしまうリスクを避けられますよ。

 

ホワイト事務所の求人は、こういうところで探せば見つかる!

↓会計職専門の無料転職サイトで有名どころでは、ヒュープロがあります。

(ヒュープロは会計事務所や経理など「会計職」専門の無料転職サイトです)

>>ヒュープロ公式サイトはこちら

↓例えば、以下のようなホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。

(無料登録で、リアルな求人条件や事務所名、年収も見られます)

管理人
  • 未経験資格なしでも年収450万円〜の求人
  • 実務経験3年以上で年収600万円〜の求人
  • BIG4税理士法人を含む大手税理士事務所の求人
  • 資産税の実務経験を積める専門事務所の求人
  • 会計事務所から経理への転職歓迎の一般企業求人

経理職の求人も豊富にあるので、

会計事務所から経理への転職を目指す人も使えますよ。

ヒュープロは会計職を志す人にとっては「鉄板中の鉄板サイト」です。

求人リサーチにフル活用しましょう。

>>ヒュープロに無料登録して求人検索してみる(無料)

 

会計職専門サイトを使えば、ブラック事務所の求人を排除できる理由

会計職専門の転職サイトは、求人の質を確保するために、

求人を出す企業側(会計事務所側)の審査を厳しく行っているのが特徴です。

具体的にいうと、担当のエージェントが実際に事務所に出向いて所長税理士と面談し、

スタッフに対してブラックなことをやってないか?をチェックするしくみがあります。

大手転職サイトのリクナビとかハロワだと、

求人数が膨大すぎてこういうきめ細やかなチェックはむずかしいのが実情ですね。

(広告料というかたちでお金を払えば、

ブラックだろうが何だろうが求人を掲載できてしまう)

管理人

ある程度求人数がしぼられている「業種業界の専門サイト」だからこそ実現できるチェック機能というわけです。

あと、転職サイトで求人を見たときに、

「この求人を出している事務所はホワイトか?ブラックか?」なんて、

ぶっちゃけよくわからないですよね。

(実際に事務所に出向いてみないと判断のしようがない)

この事務所良さげ!って転職サイトを見て思って面接に行ってみたら、

みんなしんどそうな顔して働いてて応募する気が失せた…なんて経験がある人も多いでしょう。

(これ、めっちゃ時間の無駄ですよね…)

特に、働きながら転職活動をする場合、時間や労力をいかに効率化するかは大切。

だからこそ、会計事務所の求人は、あらかじめブラックを排除してくれている会計職専門サイトで探すべきなんです。

ブラック事務所の求人はあらかじめサイト側が排除してくれていますから、

ホワイト事務所の求人だけにしぼりこんで、転職活動を進めていくことができます。

>>ホワイト事務所の求人多数あり!会計職専門の転職サイトで求人を見てみる

 

「今すぐは転職活動を始められない人」もやっておくべきこと

(今すぐ転職できない人も「転職サイトへの無料登録」だけは早めにやっておきましょう)

  • いまの職場で定年までずっと働くことはありえないけど、今すぐは転職活動を始められない。
  • 仕事が忙しすぎて転職活動に時間と労力をさけない…。
  • なんとなく仕事に不満やモヤモヤはあるけど、転職するかどうかはまだ決めていない。

↑このブログを読んでくださっている人の中には、こういう状態の方も多いでしょう。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

新しい職場環境に移るのって、いろんなストレスがともなうものです。

ただ、今すぐは転職活動できない人も、

会計職専門の転職サイトに無料登録して、

最新の求人情報が情報として入ってくるようにしといた方が良いです。

なぜかというと、転職って、ぶっちゃけ運で決まってしまう部分も大きいから。

どんなに優秀でやる気のある人でも、たまたま市場環境が悪くて、

ホワイト事務所が求人を出していない時期に転職活動することになると、

やむを得ずブラックな事務所に転職せざるを得ない…。みたいな事態に見舞われることはあり得ます。

実際、私もブラック事務所勤務時代に、

「この先輩、めっちゃ優秀で性格も素晴らしいのに、

なんでうちみたいなブラック事務所で安い給料でこき使われてるんだろう…?

って人はもううんざりするほどたくさん見かけました。

管理人

転職活動ってそのときどきの景気状況に左右される部分がものすごく大きいんです。

どんなに優秀な人でも、ホワイト事務所側が求人を出してくれないことには転職成功なんてありえないですよね。

だからこそ、早め早めに準備を始めて、多くの求人情報に日常的に触れておくことが大切なんです。

転職サイトに無料登録すると、希望勤務地や譲れない条件(年収など)の希望条件を入力することができます。

これを細かめに入力しておくのが、情報リサーチの質を高めるコツです。

↑さらっと書きましたが、この入力作業がめちゃくちゃ重要です。

管理人

最低限、これさえやっておけば、ホワイト事務所の求人が転職サイトに登録されるたびに、

最新の求人情報が定期的にメール配信されてきます。

良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存しておきましょう。

ホワイト事務所の求人情報をコツコツストックしておくことで、

いざ転職となった時にロケットスタートでライバルに差をつけることができます。

日常的に求人情報を見慣れておくことで、「相場感」を養うことも重要。

業界内での年収や雇用条件の相場などもなんとなく把握できるので、

条件面で損するリスクを下げられます。

(実際にはもっと良い条件で攻めても良いのに、相場感がないために低めの条件で我慢してしまう…みたいなケースはすごく多いです)

ホワイト事務所の求人は人気なので、ライバルもある程度います。

ライバルの中から頭ひとつ抜け出すためにも、日頃から多くの求人情報に触れておくようにしましょう。

会計職専門の転職サイトは、誰でも無料で使うことができる貴重な情報リソースです。

無料登録で事務所名やリアルな年収を見ることができますので、活用するようにしましょう。

 

いい意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切

日常のストレスや疲労が限界に近づいてくると、どんな簡単な作業でもめんどくさくなるのが普通です。

仕事終わった後や通勤電車の中で、転職サイトをスマホでチェックするのすら苦痛に感じてしまうんですよね。

そうなる前に、転職サイトに無料登録して希望条件の入力だけはきっちりやっておいてください。

これだけやっておいて、気になる情報が自動的に配信されてくるのをチェックしておくだけでも、

今の状況がどうしてもしんどくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。

過労やストレスでどうしようもなくなる前に、転職という対策を打てるようにしとくことが大切なんですね。

転職サイトはだれでも無料で使えます。

今すぐは転職活動できない人も、無料登録しておきましょう。

 

将来は「どうせ税理士として独立するから、職員時代の給料は安くてもいい」という方へ

将来的に独立を目指してるから、職員時代の給料は安くてもいい」

有能な税理士になるためには、激務ぐらいの環境で実務を鍛えてもらうべきでは?」

↑こういうスパルタで自分に厳しい人もひょっとしたらいるかもしれません。

ただ、結論から言うと、こういう発想で勤務先の事務所を選ぶのはやめといた方が良いです。

私は過去10年間に3つの会計事務所で実務やってきましたが、

激務ブラックな事務所で働きながら、

税理士試験を突破できた人に一度も出会ったことがありません。

(過去に100人以上の税理士志望者と一緒に仕事してきてますが、ゼロです

管理人

人間はなんだかんだで環境に左右される生物です。

所長税理士以外は税理士有資格者が1人もいない…みたいな環境で働くより、

毎年当たり前のように科目合格者を積み重ねる人が出て、

5科目達成者もポツポツ出てるような事務所で切磋琢磨(せっさたくま)しあう方が、絶対に短期合格に近づけますよ。

仕事と勉強の両立がマストな社会人受験生にとって、どういう事務所を選ぶか?は超重要な問題です。

勤務先にブラック事務所を選んでしまうと、

あなたの「税理士になる」という夢は確実に遠のいてしまうので、注意してください。

お給料についても、将来の独立資金のことも考えると、ちょっとでも高い方が良いですからね。

会計事務所で働く場合、税理士試験の進捗は、仕事のモチベにも大きく影響します。

業務量の落ち着いているホワイト事務所を勤務先に選ぶようにしましょう。

 

税理士業界で働くなら「どのぐらいのお給料を稼げるか?」はものすごく大切

お給料の金額ってあらゆる意味で超重要です。

20代まではいいけど、30代以降はマジで痛感すると思います。

「お金にまつわるプロの専門職」を名乗ってるのに、自分自身のお給料は安い…とか、正直悲しすぎますからね…。

ちゃんとしたお給料を稼いでることは「職業会計人としてのプライド」にかかわることなんです。

会計事務所の職員が毎日やりとりするお客さんって、中小企業の社長さん達です。

社長さんたちに会計や税金のアドバイスをするのが仕事内容なわけですが、

社長さんたちってアドバイスを受ける相手を見るにあたって、

「こいつ自身がお金を稼いでるのか?」をものすごく重要視しています。

そして、あなた自身がお給料をバリバリ稼いでないと、

社長さん達ってアドバイスをいまいち信用してくれないんですよ。

(「俺にアドバイスする前に、お前が頑張れよ」的な態度を取られがち。これだと仕事がものすごくやりにくい)

稼げてる、稼げてないってどうしても顔に出ますしね。

中小企業の社長だと、「税理士さんって儲かるの?」って露骨に聞いてくる人もいたりします。

会計事務所の職員は、自分自身もバリバリ稼いでいる人ほど顧問先の社長から信頼され、仕事もやりやすくなるのが現実。

なので、お給料の金額にはしっかりとこだわるようにしましょう。

お金のことって表向きはみんな語りませんけど、これ、ものすごく大事なことです。

 

最後の最後にお伝えしたいこと

 

↑いろいろ書いてきましたが、結局大事なのはこれです。

どんなに頭よかろうが仕事ができようが、行動しないことには状況変化はゼロです。

転職活動について言えば、

今どんな状況にいる人でも「転職サイトを使った求人リサーチ」がスタート地点になります。

まずは「ここいいかも!」と思えるような事務所の求人をみつけることから始めてください。

日頃から最新の求人情報をストックしておき、いざ転職となったときに最速で動けるようにしておくのが大切です。

転職サイトへの無料登録は、スマホで1分でできる作業です。

今すぐ情報リサーチを始められますので、今すぐ行動を起こしましょう。

管理人

-会計事務所(税理士業界)の転職体験談

© 2025 モブでも勝てる転職術