会計事務所って未経験資格なしでも働ける?
↑結論から言ってしまうと働けます。
会計事務所は「未経験・資格なし」の人向けの正社員求人はたくさんありますよ。
(まだ税理士試験の科目合格が1科目もない人や、簿記2級もなしの人でも働ける)
この記事では、会計事務所で働く無資格職員(税理士補助)の採用の実態について紹介します。
給料が良くて働きやすいホワイトな事務所に採用されるコツも解説しますので、参考にしてみてください。
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この記事の目次
会計事務所は未経験資格なしでも働ける!実際の職場はこんな感じ
↓会計事務所に未経験資格なしで正社員採用された場合、以下のような職場環境で働くことになります。
- 職員の多くは税理士試験の受験生
- 会計事務所の職員は年齢高めの人が多い
- 無資格者の仕事内容は税理士有資格者とまったく同じ
- 会計事務所に未経験資格なしで入社した場合の平均年収
それぞれの内容について詳しく説明していきます。
1. 職員の多くは税理士試験の受験生
職員の多くは「税理士試験の受験生」として働いています。
会計事務所では、未経験や資格なしでも採用されることがありますが、そこで働く職員の多くは将来の税理士を目指して試験勉強を続けています。
この環境は、実務経験を積みながら勉強を進めることができるため、非常に魅力的です。
日常業務を通じて得られる実務知識は、試験対策にも大いに役立ちます。
また、試験勉強と仕事の両立には高い時間管理能力が求められますが、この経験は将来のキャリアにおいても大きな財産となるでしょう。
税理士資格を取得することで、さらに専門的な業務に携わることができ、キャリアアップの道が開けます。
未経験や資格なしでも、会計事務所は成長の機会を提供してくれる場です。
2. 会計事務所の職員は年齢高めの人が多い
会計事務所の職員は、一般的に年齢層が高めです。
20代前半という人はとても少ない印象ですね。
若い人でも25歳以上〜が中心で、30代から未経験で会計事務所に入社してくる人もたくさんいます。
(中には40代からキャリアスタートという人もいます)
会計事務所職員の年齢層が高めな理由は、税理士試験が社会人向けのルールになっているからです。
税理士試験は学生時代から目指す人より、社会人になってから勉強を始める人が多い試験なのです。
このような背景から、年齢に関係なく挑戦できる環境が整っていることが、税理士業界の特徴の一つと言えるでしょう。
無資格者の仕事内容は税理士有資格者とまったく同じ
会計事務所に未経験資格なしで入社した場合、「税理士補助」という肩書きで仕事をすることになります。
税理士補助の仕事内容は、税理士有資格者とまったく同じです。
例えば、顧問先の経営者との打ち合わせや、税務申告書の作成、財務諸表の分析など、幅広い業務に携わります。
このような業務を通じて、多くの知識と経験を積むことができ、実践的なスキルを身につけることが可能です。
また、税理士試験を目指す受験生にとっても、実務経験は非常に貴重であり、試験勉強と並行して実務をこなすことで、知識の定着が図れます。
未経験者でも、積極的に学ぶ姿勢を持ち続ければ、税理士有資格者と同じレベルの仕事をこなせるようになります。
会計事務所での経験は、将来のキャリア形成において大きな強みとなるでしょう。
4. 会計事務所に未経験資格なしで入社した場合の平均年収
未経験で資格がない状態で会計事務所に入社した場合の平均年収は、約250万円から350万円とされています。
この金額は、地域や事務所の規模によって異なることがありますが、一般的にはこの範囲が多いです。
初任給は比較的低めですが、経験を積むことで昇給のチャンスがあります。
また、税理士試験の合格や実務経験の積み重ねにより、年収アップが期待できます。
未経験であっても、実際の業務を通じてスキルを磨くことで、将来的な年収の向上が可能です。
さらに、会計事務所では資格取得のための支援制度を設けているところも多く、資格取得後には給与が上がることも一般的です。
したがって、未経験からでも努力次第でキャリアアップが可能な環境が整っています。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
未経験資格なしの人が会計事務所に採用されるコツ
↓未経験で資格で会計事務所に採用されるためには、以下のようなポイントを押さえて転職活動を進めていくと良いでしょう。
- 営業マンの経験があればアピールすると良い
- 自主的に学べる姿勢を自己PRする
- 税理士志望者は「なぜ税理士になりたいのか?」を明確にしておく
- 未経験者は転職エージェント(無料で使えるところ)をフル活用すべき
1. 営業マンの経験があればアピールすると良い
営業マンの経験は、会計事務所への転職において大きな強みとなります。
営業経験を通じて培った「コミュニケーション能力」や「交渉力」は、顧客との信頼関係を築く上で非常に有効です。
会計事務所では、顧客の経営状況を理解し、適切なアドバイスを提供することが求められます。
そのため、営業マンとしての経験を活かして、顧客のニーズを的確に把握し、提案できる能力をアピールすることが重要です。
また、営業職での成果や、具体的なエピソードを面接で語ることで、面接官に対する説得力を高めることができます。
特に、未経験で資格がない場合は、他の応募者との差別化を図るために、営業で培ったスキルをしっかりと伝えることが採用への近道です。
2. 自主的に学べる姿勢を自己PRする
自主的に学べる姿勢を自己PRすることは、未経験資格なしで会計事務所に挑戦する際に非常に重要です。
特に「会計事務所」では、日々の業務を通じて新しい知識やスキルを吸収することが求められます。
例えば、日商簿記や会計ソフトの操作方法は、独学で学ぶことが可能です。
面接では、これまでに自主的に学んだことや、その成果を具体的に伝えると良いでしょう。
例えば、独学で簿記の基礎を学び、実際に家計簿をつけるなどの実践を通じて得た知識を具体的に説明するのは効果的です。
また、オンライン講座や書籍を利用して、最新の会計知識を常にアップデートしていることをアピールするのも有効です。
このように、自主的に学ぶ姿勢を示すことで、採用担当者に対して成長意欲の高さを印象付けることができます。
3. 税理士志望者は「なぜ税理士になりたいのか?」を明確にしておく
税理士を目指す理由を明確に伝えることは、採用において非常に重要です。
未経験や資格がない場合でも、なぜその道を選んだのかをしっかりと説明することで、面接官に熱意を伝えることができます。
例えば、会計業務に興味を持ったきっかけや、数字に強いことを活かしたいという思いを具体的に話すと良いでしょう。
また、「税理士」という職業がどのように社会に貢献できるのか、自分自身のキャリアビジョンと結びつけて説明することも大切です。
さらに、税理士としての将来の目標や、どのように成長していきたいかを語ることで、長期的な視点を持っていることを示せます。
このように、自分の言葉でしっかりとした理由を伝えることが、採用の成功につながるのです。
4. 未経験者は転職エージェント(無料で使えるところ)をフル活用すべき
未経験で資格なしの方が会計事務所への転職を考える際、転職エージェントの活用は非常に重要です。
特に、会計事務所の業界は専門性が高く、未経験者にとってはハードルが高く感じられることが多いですが、転職エージェントは業界に精通したアドバイザーが在籍しており、適切なアドバイスを受けられます。
無料で利用できるため、金銭的な負担もありません。
また、エージェントは企業との強いコネクションを持っているため、未経験者でも採用されやすい求人情報を提供してくれることがあります。
さらに、面接対策や履歴書の書き方についてもサポートしてくれるので、準備不足を心配することなく転職活動に臨めます。
特に、会計事務所のような専門的な職場では、転職エージェントのサポートを受けることで、未経験者でもスムーズに業界に足を踏み入れることが可能になるのです。
会計事務所の仕事はきついので覚悟が必要(でも学べることは多い)
会計事務所に未経験資格なしで採用された場合、仕事はかなりきついと覚悟しておく必要があります。
もっとも、その分だけ多くのことを学べる職場でもあることは間違い無いです。
↓ここでは、以下のようなことを知っておいてください。
- 繁忙期(確定申告時期)は本当に激務
- 税理士試験の勉強との両立はかなりしんどい
- 会計事務所で働くと経理事務の3倍のスピードで成長できる
- お客さんは経営者なのでレベルの高い仕事ができる
- 社長から「先生」と呼ばれる仕事
- いわゆる「ブラック事務所」には注意が必要
以下では、それぞれの内容について詳しく説明していきます。
繁忙期(確定申告時期)は本当に激務
繁忙期、特に確定申告時期は、会計事務所にとってまさに激務の時期です。
この時期、多くの職員が連日遅くまで働き、休日出勤も珍しくありません。
特に「未経験」や「資格なし」で入社したばかりの職員にとっては、初めての繁忙期が大きな試練となります。
膨大な量の書類やデータを扱いながら、正確さを求められるため、緊張感が常に漂っています。
しかし、この厳しい環境の中でこそ、実務経験が積まれ、スキルが磨かれていきます。
確定申告時期に得られる経験は、他の時期には得られない貴重なものです。
このような状況を乗り越えることで、会計事務所でのキャリアが大きく成長するのです。
繁忙期を通じて、職員は税理士としての実力を高め、次のステップへと進む準備を整えます。
税理士試験の勉強との両立はかなりしんどい
税理士試験の勉強と会計事務所での勤務を両立するのは、確かに大変な挑戦です。
特に繁忙期の業務量は増えるため、時間のやりくりが重要になります。
多くの受験生は、仕事の後や休日を利用して勉強時間を確保しています。
さらに、試験勉強は長期戦であるため、モチベーションを維持する工夫も必要です。
例えば、勉強する内容を細分化し、達成感を得られるようにすると良いでしょう。
また、職場の理解や協力も不可欠です。
上司や同僚に試験勉強のことを共有し、サポートを得ることで、よりスムーズに両立できる可能性があります。
会計事務所での実務経験は、試験科目の理解を深める助けにもなりますが、無理をしすぎないように、適度な休息を取ることも大切です。
試験に向けた準備と業務のバランスを取りながら、着実に目標に向かって進むことが成功への鍵となります。
会計事務所で働くと経理事務の3倍のスピードで成長できる
会計事務所で働くと、経理事務に比べて3倍のスピードで成長できると言われる理由は、実務経験の質と量にあります。
会計事務所では、税務申告や決算業務など「専門的な業務」に直接携わる機会が多く、短期間で多くの知識を吸収することが可能です。
特に「未経験」や「資格なし」の状態でも、実践を通じて学ぶことができるため、成長のスピードが格段に速くなります。
また、顧客である企業の「経営者」と直接コミュニケーションを取ることで、ビジネスの全体像を理解する力が養われます。
こうした環境での経験は、税理士試験の勉強や将来のキャリアにおいても大きなアドバンテージとなります。
会計事務所での業務は「多岐にわたる」ため、幅広いスキルを身につけることができ、結果として「経理事務」よりも早く成長することが期待できるのです。
お客さんは経営者なのでレベルの高い仕事ができる
経営者を相手にする会計事務所の仕事は、非常にやりがいがあります。
お客さんは企業のトップである経営者たち。
彼らは税務や財務の専門知識を求めており、こちらのアドバイスが企業の成長や戦略に直結します。
このため、求められる「仕事のレベル」は高く、常に最新の知識が必要です。
未経験でも、経営者の視点を理解し、ビジネスの本質を捉える力を養うことができれば、信頼を得ることができます。
さらに、経営者から直接フィードバックを受ける機会も多く、実践的なスキルを磨く絶好の環境です。
こうした経験は、他の業界では得られない貴重なものとなり、キャリア形成において大きな強みとなります。
社長から「先生」と呼ばれる仕事
社長から「先生」と呼ばれる仕事は、会計事務所で働く中で得られる特別な称号です。
これは、税務や会計のプロフェッショナルとしての信頼を示すものです。
特に経営者にとって、税理士や会計士はビジネスの重要なパートナーであり、彼らの助言やサポートは経営の成功に直結します。
未経験や資格なしであっても、会計事務所での経験を積むことで、こうした「先生」としての役割を果たせるようになります。
特に、簿記や税法の知識を深め、実務経験を重ねることで、その信頼はさらに高まります。
社長から「先生」と呼ばれることは、単なる称号ではなく、専門知識と経験に基づく信頼の証です。
会計事務所でのキャリアは、こうした信頼関係を築くための貴重なステップとなります。
いわゆる「ブラック事務所」には注意が必要
「ブラック事務所」と呼ばれる会計事務所には注意が必要です。
未経験や資格なしで入社を考える際、魅力的な条件に惹かれることもあるでしょう。
しかし、実際には過酷な労働環境や不当な待遇が待っていることも少なくありません。
例えば、長時間労働が常態化している事務所や、税理士試験の勉強時間を確保できない職場環境は避けるべきです。
また、職場の人間関係が悪化している場合、精神的な負担も大きくなります。
事前に口コミや評判を調べ、信頼できる情報を集めることが重要です。
転職エージェントを活用し、事務所の内部事情を把握するのも一つの手段です。
安心して働ける職場を選ぶために、慎重に情報を集めましょう。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
税理士事務所は未経験資格なしでも転職可能?簿記2級も持ってない…ってどう?
結論から言うと、税理士事務所は未経験・資格なしでも普通に採用されます。
実際私が勤めていた税理士事務所でも、未経験で採用される人のほとんどは無資格者でした。
年齢的にかなり高めの人でも未経験資格なしで入社してくるケースも多かったですね。
私は当時20代で入所しましたが、その後40代の未経験の人でも採用されていました。
従業員数も少ない個人事務所ですとそもそも経験者や資格取得者の応募自体が少ないので、採用されやすい傾向にあります。
ただ、これらは小規模な税理士事務所の場合です。
中堅〜大手の税理士法人になると、
科目合格者や数年の経験が必要となってくるため、未経験・資格なしの人の採用ハードルは少し高くなるでしょう。
「現在は未経験無資格だけど、ゼロから税理士としての実務経験を積んでいきたい!」とお考えの方は、
まずは従業員が数名の税理士事務所の求人を狙って就活していくのが可能性が高いと思いますよ。
税理士事務所の職員は「税理士じゃない人」が圧倒的に多数派
税理士事務所は「税理士じゃない人」も普通に働いている職場です。
これから税理士を目指して試験勉強中の人や、
そもそも税理士になる気はないけど会計や税務の仕事がしたい人など、いろいろですね。
小さな個人事務所ですと「税理士の資格を持っているのは所長税理士のみ」で、
他のスタッフは全員無資格ということも普通にあります。
私が以前勤めていた事務所でもほぼ所員は税理士の資格を持っていない人ばかりでした。
元々無資格で税理士を目指しながら、税理士事務所で働くという人も多い職業です。
実際に私も現在税理士になるための資格の勉強をしながら、税理士事務所で働いているような状況です。
私以外でも周りにもそういう人はいるので、結構普通なことではあります。
また税理士試験に合格していても税理士になったら大変そうだから登録はしていないという人もいたので、
そういう意味でも税理士ではない人が一定数いる環境です。
税理士事務所に転職するなら簿記資格は必要?
税理士事務所に未経験で入社する人は、
やはり簿記2級は持っておきたいところですね。
会計入力の時に簿記の知識を持っておかないと、
このレシートがどの勘定科目になるかの判断がつきづらいからです。
私も以前勤めていた事務所で簿記2級を取得してすぐの状態で入所したのですが、
それでも入力で困ることが多々ありました。
そのことから最低でも簿記の知識は必須だと言えます。
またできれば、税理士試験の法人税法・消費税法・所得税法の科目は勉強を始めておくのが良いです。
(もちろん科目合格は入社時点でまだしていなくていいので、
基本的な税金の計算方法などは理解しておく)
会計入力はこれら税金の知識が必須になる場面も多いからです。
同じような支出であっても金額によって経費にできたり資産に計上しなければいけなかったりと、複雑なことも多いです。
なんにせよ、会計事務所は税理士試験の勉強と並行して働く人が多い職場です。
科目合格を着実に重ねていくことを目指せば、
会計事務所への入所後もスムーズに業務が行いやすいと思いますよ。
簿記1級は必要?持っていたら評価は高い?
簿記1級はかなり難易度の高い資格です。
会計事務所の仕事でも、簿記1級は取得していると活かせる知識が多いでしょう。
ただ、すでにかなり勉強が進んでいる人でもない限り、あえて簿記1級に挑戦すべきか?は考えものかもしれません。
というのも、仕事をこなすという意味では簿記2級の知識でも十分ですし、
より簿記の知識を深めたい!ということであれば、
簿記1級よりも税理士試験の簿記論や財務諸表論に挑戦した方がまわりからの評価も高まるからです。
(令和5年からは税理士試験に挑戦する高卒者も、
簿記1級が受験資格として必要なくなりましたし)
会計事務所の仕事で簿記の知識は必須です。
簡単な仕訳であれば前月や前期の仕訳を参考に会計データを入力することができるのですが、
難しい仕訳ですと簿記の知識がないとなかなか出来ません。
特に担当先によっては振替伝票を使うことも多いため、
仕訳が複雑なケースも多いです。
そのため、事務所によっては受験するように目標として簿記1級を掲げるところもあります。
また簿記1級は税理士試験の受験資格にも関わってきます。
他の受験資格で該当しそうなものがない場合は、
簿記1級にチャレンジする人が多いです。
難しい資格のため合格するのはなかなか難しいですが、
持っていて損はない資格と言えますね。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
税理士事務所は未経験30代〜40代も転職可能?異業種経験の評価は?
税理士事務所が未経験で30代の人でも就職するチャンスは大いにあります。
税理士事務所は結構人手不足な業界なので、若い人程未経験でもチャンスがあります。
また定年がない印象が強いのか、以前勤めていた税理士事務所で求人を出したときには70代の人が応募希望で電話してきたこともありました。
そもそも税理士事務所によっては40代や50代の人が勤めていることも多いので、30代はそこと比べると若い方だと言えます。
実際に以前いた事務所でも40代の人で未経験で入所されていました。
未経験であっても税理士試験の科目合格をしていたり、一般企業で経理の仕事の経験があれば戦力とみなして採用されるチャンスも上がります。
全く未経験の人はまず簿記の資格を取得して税理士試験の勉強を始めてみることをお勧めします。
税理士事務所は未経験40代でも転職できる?
税理士事務所へ40代で転職される方はかなり多いです。
(そもそも転職が多い業界なので、
未経験/経験者ともに40代で転職を経験する人はとても多い)
実際に以前勤めていた事務所でも、
40代で未経験入所してきた方がいました。
会計事務所の良いところは定年がない事務所も多いところです。
個人で経営されている事務所も多いため、
所員の中には60代がいるという事務所もあります。
また最近では人手不足な会計事務所も結構多いため、
40代でも採用されやすい傾向にあります。
普通の事務職ですと30歳までに採用が限定されているということもありますが、
会計事務所の求人では年齢を設定せずに募集している事務所も多いです。
年齢よりも会計事務所の経験があるかどうかを重視している事務所が多いため、
40代であっても経験があれば採用される確率はかなり高くなると言えます。
税理士事務所は「プログラマー出身者」も多い
異業種から税理士事務所に未経験で入社してくる人の中には、
「前職がプログラマー」という人はよく見かけますね。
実際にこれまで私が勤めていた事務所でも、
過去にプログラマーから転職してきた人は何人もいました。
なぜプログラマー経験者に会計事務所希望者が多いのかかと言いますと、
会計や税務という仕事内容がとてもシステマチックにできていることが理由としてあるでしょう。
論理的にこうだから次はこう、という感じで作業していく部分が多いので、
プログラミング経験者は仕事内容として会いやすいのだと思います。
また、パソコンスキルの高い/低いで、会計事務所での仕事になれていくスピードはかなり差がでます。
現在の会計事務所の仕事は、会計ソフトを中心としたパソコン作業が中心ですし、
毎日の業務効率化が求められる仕事です。
こうした面でも、プログラミングの素養がある人は取り組みやすい仕事内容になると思います。
集計作業が多いためExcelに強ければ、
業務の時間短縮化に繋がります。
今の事務所でもかなりExcelは重要視されていて、
勉強を強制されています。
そのため最初からExcelの知識が身に付いている人は強い戦力となります。
また送付状をwordで作成したりもするため、
ある程度使いこなせるほうが便利です。
プログラマーから未経験転職の場合、
面接でパソコンが使いこなせるとアピールすることをおすすめします。
税理士事務所の職員に「転職組」が多い理由は?
税理士事務所は異業種から未経験で転職してくる人は多いですし、
入社してからもひとつの事務所にとどまらず、転職していく人が多い業界です。
なぜかと言いますと、転職するほうがメリットとして大きいからです。
会計事務所ではどうしても未経験での入所となるとハードルが高い業界のため、
最初からホワイトな事務所に入所できる可能性は低くなってしまいます。
実際に私も最初に別の業界から転職しようとした時になかなか採用されず、
結局採用されたのは残業が多い事務所でした。
しかし1回どこかの会計事務所に入所して経験者となると、
売り手市場の立場になれます。
私が以前転職活動したときには経験者歓迎の求人が多いので選びやすく、
人材不足な事務所も多いことから転職者有利な条件で入所できると実感しました。
結果的には転職活動の際にある程度ボーナスもあり、
勤務時間も融通のきく会計事務所の内定をいただくことができました。
最初は経験を積んで、良い事務所に転職できるのも会計業界の魅力の一つです。
「経理から税理士事務所に転職」はどう評価される?
一般企業(事業会社)経理経験者は、
税理士事務所では非常に歓迎されると思います。
というのも、税理士事務所は基本的に「人手不足」な業界ですから、
会計や簿記について基本的な業務経験を持つ経理経験者は「新人教育のコストが小さい」として高評価とされる可能性が高いのです。
また、どのような業種業界での経理経験があるか?も重要ですね。
メーカー経理の経験者なら、メーカー企業のクライアントが多い税理士事務所では高く評価してもらえるでしょう。
飲食業・建設業・不動産業なども同様ですね。
転職先の税理士事務所では、どういう業界のクライアントが多いかに着目しながら応募先をしぼり込んでいくのが良いと思います。
働きながら税理士を目指すなら、税理士事務所で実務経験を積もう
税理士を目指すなら、まずは会計事務所(税理士事務所)への転職を検討しましょう。
会計事務所というのは、資格を持った税理士が開業している事務所のことです。
基本的に従業員数5名〜20名程度など、小規模で活動している組織が多いですね(少数精鋭のプロ集団という感じです)
開業している税理士の元で税理士補助として働き、税理士としての実務経験を積みながら税理士試験の合格を目指すのがこの業界の王道(最短ルート)です。
試験勉強との両立がしやすい会計事務所を勤務先に選ぶことが大切
なお、働きながら税理士を目指す場合、試験勉強は長期戦になります。
だいたい5年〜8年ぐらいかけて試験合格を目指すことになるでしょう。
(勉強ができる人なら、3年程度で合格してしまう人も中にはいますが)
短期合格を目指すなら、働く環境が何よりも大切になります。
最短で試験合格を目指したい人は、ワークライフバランスの維持しやすい事務所の求人を狙って就活していくことが大切です。
会計事務所の中には、職員の受験勉強を応援してくれる雇用環境を整えている事務所もありますよ。
逆にいうと、会計事務所の中には仕事が激務すぎて試験勉強との両立なんてとても無理…といった状況のところも存在しています。
仕事を覚えることを最優先で働きたい人なら別ですが、仕事が忙しすぎる事務所は基本的に避けておいた方が無難です。
税理士試験は科目合格制度がある(社会人でも合格しやすい)
税理士は最難関レベルの国会資格で、合計5科目に合格しないといけない試験です。
ただし、科目合格制度(一度合格した試験科目は一生涯有効な制度)があるので、社会人でも挑戦しやすい試験といえます。
「1年に1科目ずつ、5年かけて合格する」といったように、現実的なプランを立てることも可能ですよ(実際にはもっと早く合格できるケースもあります)
もちろん、税理士試験は日本最難関レベルの国家試験ですし、税理士の仕事内容は経理事務よりも難易度がかなり高いのは事実です。
決して楽な道ではありませんが、資格を持った税理士として働けるようになれば大幅なキャリアアップできることは間違いありません。
税理士の働き方はさまざま
なお、ひとくちに「経理から税理士を目指す」といっても、税理士になった後の働き方はさまざまです。
独立を目指す人が多い資格ではありますが、企業内で勤務税理士として活躍することも考えられます。
いずれにしても、税理士を目指すなら、可能な限り早期での試験合格を達成することが大切です。
経理から税理士を目指す!具体的なキャリアプラン例
↓経理から以下のようなキャリアプランを参考にしてみてください。
- まずは会計事務所(税理士事務所)に転職する
可能な限りワークライフバランスが良く、従業員の資格取得を応援してくれる環境のある事務所求人を狙って就活するようにしましょう。 - 会計事務所で3年〜5年ほど働きながら、税理士試験5科目合格を目指す
税理士試験は科目合格制度がありますから、仕事をしながらでも「1年に1科目」などのペースで5科目合格を目指せます。なお、実務と理論をリンクさせながら学びを深めていくのが短期合格のコツです。 - 税理士として登録し、転職または独立を視野に入れる
税理士として独立してやっていくなら、なんらかの「得意分野」を持っておきたいところです。
相続税申告(資産税分野)や、国際税務などの税法に対応できるようになることや、医業や社会福祉法人などの特定分野の顧客を持てるよう、業界ならではの税法や経営に関する知識を深めていくなどが考えられます。一方で、企業の経理財務部門で企業ない税理士として働くことも選択肢の一つです
なお、税理士試験は「社会人向けの試験」です(受験資格として大卒または簿記1級の合格が必要なこともあって、そのようになっています)
なので、会計事務所は年齢高めの人でも未経験で働き始めることが十分可能ですよ。
現在のあなたの年齢が30代以上であったとしても、会計事務所でキャリアをスタートすることができます。
税理士事務所の仕事は経理とどう違う?
税理士事務所の仕事内容と、経理の仕事内容にどのような違いがあるか理解しておきましょう。
会計事務所の仕事内容というのは、
おおまかにいえば「決算業務と税務申告だけを集中的にやっている」という感じです。
(経理の日常業務はすっとばして、決算だけを専門でやっているイメージ)
ひとりの職員につき20件〜30件ほどの顧問先を担当していますので、年間で20件以上の決算をやることになります。
必然的に、会計や税務についての高度な知識を身につけることができますが、勉強も必要です。
税法は毎年のようにルールが変わりますので、
常に勉強して新しい情報を仕入れていくことが求められますね。
もちろん、会計や税務の知識の根本的な部分は税理士試験の勉強で学ぶ内容です。
会計事務所で実務を覚えながら、税理士試験の勉強をこつこつ進めていくことが、税理士としての仕事能力を高めていくことにつながります。
会計事務所の職員は外部とのやりとりが多い
会計事務所の職員は、経理と違って「常に外出して仕事をしている」という感じの働き方になります。
(月次監査や巡回監査といった名目で、1ヶ月に1回程度、顧問先の事業所にお邪魔して経理処理をチェックします)
税理士として働いていくにはコミュニケーション能力も大切です。
経理として社内の人たちとのやりとりだけをしてきたという方は、最初は面食らう部分があるかもしれませんね。
ただ、職員として働く限りは新規開拓営業のようなことはする必要がありませんし、
基本的には顔見知りの相手(クライアント企業の社長さんや経理担当者さんです)とのやりとりがメインになりますので、大きな苦痛はないと思いますよ。
>>【ガチ搾取の実態…】ブラックな会計事務所の労働環境が地獄すぎる(具体例)
まとめ
会計事務所は未経験や資格がなくても転職可能で、努力次第で成長できる環境です。
仕事は忙しく覚悟が必要ですが、学べることが多く、経営者と接する経験やスキルアップのチャンスも豊富です。
転職活動をこれから始める方は、準備をしっかり整えて転職活動を進めていくようにしましょう。
【ガチ搾取の実態】税理士業界で働くなら「ブラック事務所」に気をつけろ…!

(労働環境が過酷な「ブラック事務所」の実態とは…)
これから働く人も、すでに働いている人も、
会計事務所で働くなら「ブラック事務所」にまちがえて入社しないように注意してください。
会計事務所(税理士業界)って、所長税理士含めて5名〜10名ぐらいの「小さな組織」がほとんどです。
基本的に所長税理士のワンマン経営なので、
その所長税理士の考えがブラックだと、そこで働く職員スタッフは「超絶ブラックな労働環境」で働くことになってしまうんです。
ブラック事務所の労働環境は本当に悲惨です。
↓例えば、私が実際に働いていたブラック事務所の労働実態はこんな感じでした。

- 月給手取り16万円で生活費カツカツ。資格スクール代すら払えない。
- 職員1人あたりの担当顧客数が多すぎて、仕事が激務すぎる。
- 客層が悪すぎて、ヤ◯ザみたいな顧問先社長から脱税の片棒かつぎをさせられる…。
- 新人は「雑用係」でろくに仕事を教えてもらえない。
- 顧客のほとんどが個人事業主で、確定申告時期の業務量が地獄…。
- 所長税理士やベテラン職員のえげつないパワハラが横行。
- 税理士試験の勉強と両立なんてほぼ不可能。3年間で科目合格ゼロ…。
(↑いま思い出しても胃がキリキリしてきます…。)
特にきつかったのが、所長税理士とベテラン職員によるパワハラ/モラハラですね。
ブラックな会計事務所って、所長税理士と職員スタッフが「師匠と弟子」みたいな徒弟制度の雰囲気なところが少なくないんですよ。
ささいなミスで怒号が飛ぶとかは日常茶飯事でしたし、
人格を否定するような罵声をくらいすぎて精神的に病みまくってました。
ブラック事務所に「税理士としてのキャリア」をつぶされる人多数…
あと、ブラック事務所って新人を教育するという文化がほぼないんです。
基本的に職場に放置されて「先輩のやりかたを見ながら覚えて」みたいな感じ。
で、積極的に質問してかないと「お前やる気あんの?」と怒られる。
まだ教わっていないこと、知らない処理でミスしたら「なんでできないの?」と怒鳴られる。
あと、ブラック事務所勤務で、
仕事と税理士試験の両立とかはほぼ不可能ですからね。
優秀だとかそうでないとかの問題じゃなくて、現実問題として勉強する時間がとれないんです。
実際、「何年も働きながら勉強してるのに科目合格ゼロ…」
みたいな人って、ブラック事務所にはいっぱいいますからね…。
こんなふうに、ブラック事務所にまちがえて入社してしまうと、
長い目で見ると、税理士としてのキャリアをつぶされてしまう可能性大です。
本当にしんどい状態になってしまうので、くれぐれも注意してください。
【天国と地獄…】ホワイトな会計事務所も探せばちゃんとある
もちろん、会計事務所のすべてがこういう「ブラック事務所」というわけではありません。
中には職員スタッフの雇用環境を改善して定着率を高め、
どんどん事務所を大きくしていっているホワイトな会計事務所もありますよ。
実際、私も1社目のブラック事務所の業務が限界を超えた時に、
別の会計事務所に転職したのですが、
「ここは天国か…?」みたいなホワイト環境でした。
(というか、転職前が地獄すぎただけなのですが)

↓ホワイト事務所の職場環境は例えばこんな感じ。
- 未経験資格なしの新人でも年収400万円(月給25万円〜)スタート。
- 顧客の「数より質」で高い顧問料を実現していて好業績。
- 法人顧客がメインなので確定申告時期も残業ゼロ。
- ワークライフバランス型の勤務で税理士試験との両立も余裕あり。
- しっかりとした新人研修があり無理なく業務に適応できる
- 売上数十億円規模の大手クライアントもあり貴重な経験を積める
すでに会計事務所で働いている人の中には「そんなホワイトな事務所ほんとにあんのかよ?」って思う人もいるかもしれませんので、
↓実際に募集されているリアルな求人例も見てみましょう。
お給料の相場感からして全然違いますよね。
ブラック事務所の環境に慣れていると、
「会計事務所なんてどこもこんなもんだろう…」って思ってしまいがちなんですが、実際にはそうではありません。
ひとくちに会計事務所といっても、
所長税理士の考え方によって職場環境や社風はまったく違うんですよね。
…
…
と、このように書くと、
「自分の学歴や職歴だと、ホワイト事務所に入るのはきびしいかも?」
「科目合格もまだないし、簿記2級すら持ってないからホワイト事務所に転職は無理?
と感じる方も多いかもしれません。
特に、税理士試験って、社会人になってから勉強を始める人も多い試験なので、
未経験資格なし(科目合格ゼロ)で転職活動せざるをえないケースは非常に多いんですね。
ただ、結論から言うとこれは大丈夫です。
ホワイトな会計事務所の求人って、
探し方さえまちがえなければちゃんと見つかりますし、
意外にハードルは低くて、現時点での職歴に自信がない方でも普通に入社できますよ。
(※ ホワイト求人の探し方は、この次の項目ですぐお教えします)
業界経験2年以上〜などの実務経験者はもちろん、
未経験資格なしの人でも、ホワイトな会計事務所に採用されるケースは普通にあるんです。
以下では、現時点での職歴や資格スキルに自信がない人が、
ホワイト事務所の求人を見つける方法を解説します。

年収高めで働きやすい「ホワイト事務所の求人」を見つける方法

(税理士目指して会計事務所で働くなら「ホワイト事務所」を勤務先に選びましょう)
会計職専門の転職サイトとは、会計事務所や経理といった「会計職の求人」だけを掲載している転職サイトのことです。
ひたすら「求人数ナンバーワン!」で勝負してくるリクナビ等と違って、
「この業種・業界の求人ならどこにも負けない!」というかたちで、
求人の質の高さ(年収などの雇用条件)で勝負しているのが特徴です。
逆にいうと、会計職専門サイトは「質の高さ」で勝負しないと、
「求人数ナンバーワン」が売りのリクナビには勝てないんです。

会計職専門サイトでは、ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されていますので、
変な事務所にまちがえて応募してしまうリスクを避けられますよ。
ホワイト事務所の求人は、こういうところで探せば見つかる!
↓会計職専門の無料転職サイトで有名どころでは、ヒュープロがあります。
↓例えば、以下のようなホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。
(無料登録で、リアルな求人条件や事務所名、年収も見られます)

- 未経験資格なしでも年収450万円〜の求人
- 実務経験3年以上で年収600万円〜の求人
- BIG4税理士法人を含む大手税理士事務所の求人
- 資産税の実務経験を積める専門事務所の求人
- 会計事務所から経理への転職歓迎の一般企業求人
経理職の求人も豊富にあるので、
会計事務所から経理への転職を目指す人も使えますよ。
ヒュープロは会計職を志す人にとっては「鉄板中の鉄板サイト」です。
求人リサーチにフル活用しましょう。
「科目合格以上」の人なら、マイナビ税理士もおすすめ
↓ヒュープロよりは求人の選択肢がかなり少なめになりますが、マイナビ税理士もおすすめです。
マイナビ税理士の難点としては、科目合格1科目以上の人じゃないと登録できないことですね。
逆に言うと、この「科目合格以上」という条件をクリアできる人なら、条件の良い求人がたくさんありますよ。
(この点、ヒュープロは未経験資格なしOKの求人もたくさんあります)
もちろん、税理士業界で転職活動を進めていくにあたって、
応募する求人の選択肢はたくさんあるにこしたことはありません。
↑いずれも無料で使えるサイトですので、状況に応じて使い分けてみてください。
会計職専門サイトを使えば、ブラック事務所の求人を排除できる理由
会計職専門の転職サイトは、求人の質を確保するために、
求人を出す企業側(会計事務所側)の審査を厳しく行っているのが特徴です。
具体的にいうと、担当のエージェントが実際に事務所に出向いて所長税理士と面談し、
スタッフに対してブラックなことをやってないか?をチェックするしくみがあります。
大手転職サイトのリクナビとかハロワだと、
求人数が膨大すぎてこういうきめ細やかなチェックはむずかしいのが実情ですね。
(広告料というかたちでお金を払えば、
ブラックだろうが何だろうが求人を掲載できてしまう)

ある程度求人数がしぼられている「業種業界の専門サイト」だからこそ実現できるチェック機能というわけです。
あと、転職サイトで求人を見たときに、
「この求人を出している事務所はホワイトか?ブラックか?」なんて、
ぶっちゃけよくわからないですよね。
(実際に事務所に出向いてみないと判断のしようがない)
この事務所良さげ!って転職サイトを見て思って面接に行ってみたら、
みんなしんどそうな顔して働いてて応募する気が失せた…なんて経験がある人も多いでしょう。
(これ、めっちゃ時間の無駄ですよね…)
特に、働きながら転職活動をする場合、時間や労力をいかに効率化するかは大切。
だからこそ、会計事務所の求人は、あらかじめブラックを排除してくれている会計職専門サイトで探すべきなんです。
ブラック事務所の求人はあらかじめサイト側が排除してくれていますから、
ホワイト事務所の求人だけにしぼりこんで、転職活動を進めていくことができます。
>>ホワイト事務所の求人多数あり!会計職専門の転職サイトで求人を見てみる
今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと

(今すぐ転職できない人も「転職サイトへの無料登録」だけは早めにやっておきましょう)
- いまの職場で定年までずっと働くことはありえないけど、今すぐは転職活動を始められない。
- 仕事が忙しすぎて転職活動に時間と労力をさけない…。
- なんとなく仕事に不満やモヤモヤはあるけど、転職するかどうかはまだ決めていない。
↑このブログを読んでくださっている人の中には、こういう状態の方も多いでしょう。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。
新しい職場環境に移るのって、いろんなストレスがともなうものです。
なぜかというと、転職って、ぶっちゃけ運で決まってしまう部分も大きいから。
どんなに優秀でやる気のある人でも、たまたま市場環境が悪くて、
ホワイト事務所が求人を出していない時期に転職活動することになると、
やむを得ずブラックな事務所に転職せざるを得ない…。みたいな事態に見舞われることはあり得ます。
実際、私もブラック事務所勤務時代に、
「この先輩、めっちゃ優秀で性格も素晴らしいのに、
なんでうちみたいなブラック事務所で安い給料でこき使われてるんだろう…?」
って人はもううんざりするほどたくさん見かけました。

転職活動ってそのときどきの景気状況に左右される部分がものすごく大きいんです。
どんなに優秀な人でも、ホワイト事務所側が求人を出してくれないことには転職成功なんてありえないですよね。
だからこそ、早め早めに準備を始めて、多くの求人情報に日常的に触れておくことが大切なんです。
具体的には、会計職専門の転職サイトに無料登録して情報リサーチを始めましょう。
転職サイトに無料登録すると、希望勤務地や譲れない条件(年収など)の希望条件を入力することができます。
これを細かめに入力しておくのが、情報リサーチの質を高めるコツです。
↑さらっと書きましたが、この入力作業がめちゃくちゃ重要です。

最低限、これさえやっておけば、ホワイト事務所の求人が転職サイトに登録されるたびに、
最新の求人情報が定期的にメール配信されてきます。
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存しておきましょう。
ホワイト事務所の求人情報をコツコツストックしておくことで、
いざ転職となった時にロケットスタートでライバルに差をつけることができます。
日常的に求人情報を見慣れておくことで、「相場感」を養うことも重要。
業界内での年収や雇用条件の相場などもなんとなく把握できるので、
条件面で損するリスクを下げられます。
(実際にはもっと良い条件で攻めても良いのに、相場感がないために低めの条件で我慢してしまう…みたいなケースはすごく多いです)
ホワイト事務所の求人は人気なので、ライバルもある程度います。
ライバルの中から頭ひとつ抜け出すためにも、日頃から多くの求人情報に触れておくようにしましょう。
会計職専門の転職サイトは、誰でも無料で使うことができる貴重な情報リソースです。
無料登録で事務所名やリアルな年収を見ることができますので、活用するようにしましょう。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切
このように、いろいろ理由があって今すぐは転職活動できない人も、
転職サイトへの無料登録だけはやっておいた方が良いです。
日常のストレスや疲労が限界に近づいてくると、この作業すらめんどくさくなるのが普通です。
仕事終わった後や通勤電車の中で、転職サイトをスマホでチェックするのすら苦痛に感じてしまうんですよね。
そうなる前に、転職サイトに無料登録して希望条件の入力だけはきっちりやっておいてください。
これだけやっておいて、気になる情報が自動的に配信されてくるのをチェックしておくだけでも、
「今の状況がどうしてもしんどくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。
過労やストレスでどうしようもなくなる前に、転職という対策を打てるようにしとくことが大切なんですね。
転職サイトはだれでも無料で使えます。
今すぐは転職活動できない人も、無料登録しておきましょう。
将来は「どうせ税理士として独立するから、職員時代の給料は安くてもいい」という方へ
「将来的に独立を目指してるから、職員時代の給料は安くてもいい」
「有能な税理士になるためには、激務ぐらいの環境で実務を鍛えてもらうべきでは?」
↑こういうスパルタで自分に厳しい人もひょっとしたらいるかもしれません。
ただ、結論から言うと、こういう発想で勤務先の事務所を選ぶのはやめといた方が良いです。
私は過去10年間に3つの会計事務所で実務やってきましたが、
激務ブラックな事務所で働きながら、
税理士試験を突破できた人に一度も出会ったことがありません。
(過去に100人以上の税理士志望者と一緒に仕事してきてますが、ゼロです)

人間はなんだかんだで環境に左右される生物です。
所長税理士以外は税理士有資格者が1人もいない…みたいな環境で働くより、
毎年当たり前のように科目合格者を積み重ねる人が出て、
5科目達成者もポツポツ出てるような事務所で切磋琢磨(せっさたくま)しあう方が、絶対に短期合格に近づけますよ。
仕事と勉強の両立がマストな社会人受験生にとって、どういう事務所を選ぶか?は超重要な問題です。
勤務先にブラック事務所を選んでしまうと、
あなたの「税理士になる」という夢は確実に遠のいてしまうので、注意してください。
お給料についても、将来の独立資金のことも考えると、ちょっとでも高い方が良いですからね。
会計事務所で働く場合、税理士試験の進捗は、仕事のモチベにも大きく影響します。
業務量の落ち着いているホワイト事務所を勤務先に選ぶようにしましょう。
税理士業界で働くなら「どのぐらいのお給料を稼げるか?」はものすごく大切
お給料の金額ってあらゆる意味で超重要です。
20代まではいいけど、30代以降はマジで痛感すると思います。
「お金にまつわるプロの専門職」を名乗ってるのに、自分自身のお給料は安い…とか、正直悲しすぎますからね…。
ちゃんとしたお給料を稼いでることは「職業会計人としてのプライド」にかかわることなんです。
会計事務所の職員が毎日やりとりするお客さんって、中小企業の社長さん達です。
社長さんたちに会計や税金のアドバイスをするのが仕事内容なわけですが、
社長さんたちってアドバイスを受ける相手を見るにあたって、
「こいつ自身がお金を稼いでるのか?」をものすごく重要視しています。
そして、あなた自身がお給料をバリバリ稼いでないと、
社長さん達ってアドバイスをいまいち信用してくれないんですよ。
(「俺にアドバイスする前に、お前が頑張れよ」的な態度を取られがち。これだと仕事がものすごくやりにくい)
稼げてる、稼げてないってどうしても顔に出ますしね。
中小企業の社長だと、「税理士さんって儲かるの?」って露骨に聞いてくる人もいたりします。
会計事務所の職員は、自分自身もバリバリ稼いでいる人ほど顧問先の社長から信頼され、仕事もやりやすくなるのが現実。
なので、お給料の金額にはしっかりとこだわるようにしましょう。
お金のことって表向きはみんな語りませんけど、これ、ものすごく大事なことです。
最後の最後にお伝えしたいこと

(今すぐ行動=転職サイトを使った求人リサーチから始めましょう)
↑いろいろ書いてきましたが、結局大事なのはこれです。
どんなに頭よかろうが仕事ができようが、行動しないことには状況変化はゼロです。
転職活動について言えば、
今どんな状況にいる人でも「転職サイトを使った求人リサーチ」がスタート地点になります。
まずは「ここいいかも!」と思えるような事務所の求人をみつけることから始めてみましょう。
会計職専門の転職サイトに無料登録しておけば、ホワイトな事務所の求人が出た瞬間に通知メールが来ます。
日頃から最新の求人情報をストックしておき、いざ転職となったときに最速で動けるようにしておくのが大切です。
転職サイトへの登録はスマホで1分でできる作業です。
(お金はいっさいかかりません)
サイトに無料登録すると、こまかく条件指定して求人検索できて、年収などもチェックできるようになります。
↓今すぐ情報リサーチを始められますので、無料登録は今すぐやっておきましょう。

ヒュープロ(会計職専門の無料転職サイト)
ホワイト事務所の求人探すならここ!
ヒュープロは会計職専門の転職サイトです。メールアドレス無料登録で現在募集中の求人を検索できます。
(↓有名事務所職員のリアルな年収もチェックできますよ)
・実務経験2年以上で年収600万円〜
・資産税特化型事務所の求人
・大手税理士法人の求人(BIG4含む)
・ワークライフバランス型残業なし
・会計事務所から経理への転職求人
↑などなど、好条件求人が多数ありますので、税理士業界で転職活動中の方は情報リサーチに活用してみてください。
>>12,780件の会計求人を見てみる