「男は事務職には受からない」
こういう話はよく聞きますが、結論から言うと正しくありません。
男性の事務職なんてこの世にごまんといますからね。
ただし、就活(転職活動)のやり方を間違えてしまうと、男は事務職になかなか受からないこともあります。
以下では、男性事務職の転職失敗パターンと、成功のコツをお教えします。
参考にしてみてください。
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男は事務職に受からない?よくある失敗パターン
↓事務職への転職を目指す男性によくある失敗パターンとして以下の点を説明します。
- 細かいところで「がさつな印象」を与えてしまっている
- 志望動機があいまいで弱い
- 表向きは「男女不問」でも実質的に女性限定の求人に応募してしまっている
- 過去の職歴や失敗をうまく自己PRにつなげられていない
- 営業がダメダメだったから仕方なく事務を選んだ…という印象を与えてしまっている
以下では、それぞれのポイントについて詳しく見ていきます。
1. 細かいところで「がさつな印象」を与えてしまっている
事務職では細かい気配りが重要視されます。
言い方は悪いのですが「がさつな人」ってすごく嫌われるんですね。
必然的に、採用の場ではこういうタイプの人は受かりにくくなってしまうんです。
難しいのは、自分が相手にがさつな印象を与えているかどうか?って、
自分自身ではなかなか気づけない点です。
例えば、字が汚いとかも避けた方が良い。
字そのものは下手でも良いので、一生懸命ていねいに書いているかです。
もちろん、仕事での書類作成なんてほぼ100%がパソコン入力なんですが、
採用の場ではその人の人間性がチェックされているので、字のきれいさは重要です。
また、人事担当者からのメールやメッセージの返信はその日のうちに返しましょう。
返信が遅いと、コミュニケーション能力に疑問を持たれることがあります。
男性でも、これらのポイントを押さえておけば、事務職での成功は十分に可能です。
2. 志望動機があいまいで弱い
男性事務職が志望動機を書く場合、
「営業職でなく、あえて事務職を選ぶポジティブな理由」が必要です。
この点があいまいで弱いと、面接官に「この人は本当にこの職種に興味があるのだろうか」「営業がしんどいから事務職とか甘いことを考えているのでは?』と疑念を抱かせてしまいます。
まず、自分の過去の経験やスキルを振り返り、事務職にどう貢献できるかを具体的に考えましょう。
例えば、過去にプロジェクトを効率的に管理した経験や、チーム内でのコミュニケーションを円滑にした実績があれば、それを志望動機に組み込むことができます。
また、志望する企業の特性や文化を理解し、それに共感する部分を志望動機に反映させることで、面接官に「この人は我が社にフィットする」と感じてもらうことができます。
さらに、事務職の中でも特に興味のある業務内容や、将来的に挑戦したいことを具体的に述べることで、志望動機の説得力を増すことができるでしょう。
3. 表向きは「男女不問」でも実質的に女性限定の求人に応募してしまっている
男性が事務職に応募する際、求人情報に「男女不問」と記載されていても、実際には女性を求めている企業が多かったりします。
これは、事務職が伝統的に女性が多く従事してきた職種であり、企業側もそのイメージを持っていることが原因です。
応募者側としては、求人情報をよく読み、女性が多い職場環境や業務内容を事前に確認することが重要です。
また、企業の文化や求める人物像を理解し、自分がその職場でどのように貢献できるかを具体的に伝えることが大切です。
さらに、男性ならではの強み、例えば論理的思考力や問題解決能力をアピールすることで、企業に対して自分が適任であることを示すことができます。
応募書類や面接での自己PRでは、性別に関係なく自分のスキルや経験をしっかりと伝えることが成功の鍵となります。
企業が求める人物像に合致するよう、自己分析を行い、適切なアプローチを心がけましょう。
4. 過去の職歴や失敗をうまく自己PRにつなげられていない
過去の職歴や失敗をうまく自己PRに活用することは、転職活動で非常に重要なポイントです。
まず、過去の失敗を単なるマイナス経験として捉えるのではなく、そこから得た学びや成長を強調しましょう。
例えば、プロジェクトでの失敗があった場合、その原因を分析し、次にどう活かしたかを具体的に述べることが大切です。
これにより、問題解決能力や学習意欲を示すことができます。
また、過去の職歴については、経験した業務内容だけでなく、そこで身につけたスキルや達成した成果を具体的に伝えることが効果的です。
例えば、事務職での経験を持つ場合、PCスキルやデータ管理能力、コミュニケーション能力などを具体的な例を交えてアピールしましょう。
さらに、過去の職場でのチームワークやリーダーシップの経験があれば、それも自己PRに組み込むことで、組織内での適応力や協調性を示すことができます。
これらのアプローチにより、過去の経験を活かして新たな職場での活躍を期待させる自己PRを作成することが可能です。
5. 営業がダメダメだったから仕方なく事務を選んだ…という印象を与えてしまっている
事務職を選ぶ男性が「営業がダメだったから仕方なく選んだ」と思われるのは避けたいところです。
まず、事務職には営業とは異なるスキルセットが求められることを理解しましょう。
例えば、細かいデータ管理や効率的な業務フローの構築など、事務職ならではの専門性があります。
これを強調することで、意図的に事務職を選んだという印象を与えられます。
また、履歴書や職務経歴書では、事務職における具体的な目標やビジョンを明確にすることが大切です。
さらに、面接では、事務職における自分の強みやどのように貢献できるかを具体的に語ることで、前向きな選択であることを示せます。
そして、事務職でもキャリアアップの可能性があることを示し、長期的な視点を持っていることをアピールするのも効果的です。
これらのポイントを押さえることで、事務職を選んだ理由が明確になり、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。
男性が狙うべき事務職求人の特徴
男性が事務職への転職を成功させるためには、求人選びが非常に重要です。
↓具体的には以下のような特徴がある事務職求人を狙いましょう。
- 将来の管理職候補の求人
- 資格や専門スキルが求められる求人
- 職種&業界未経験OKの求人
- 大企業の「多様性枠」の求人を狙うのも手
入り口(求人の種類)をまちがえると男性は本当に事務職に受かりませんので注意してください。
1. 将来の管理職候補の求人
男性が事務職を選ぶ理由は多様ですが、キャリアアップを考えるなら管理職を目指すのも一つの戦略です。
企業は将来の管理職候補として、事務職の男性を歓迎することがあります。
なぜなら、事務職での経験は組織運営やチーム管理に役立つためです。
また、男性が持つ視点やスキルは、職場の多様性を高め、組織の活性化につながると評価されることも少なくありません。
管理職を目指す際には、リーダーシップやコミュニケーション能力を磨くことが重要です。
さらに、業務改善やプロジェクト管理の経験を積むことで、管理職としての適性をアピールできます。
資格取得も有効で、特にビジネス関連の資格はプラスになります。
これらのスキルを持つことで、管理職としての信頼を得やすくなります。
事務職からのキャリアアップを考える際には、自分の強みを活かし、積極的にチャンスをつかんでいきましょう。
2. 資格や専門スキルが求められる求人
事務職において、資格や専門スキルが求められる求人は増加傾向にあります。
特に、企業は効率的な業務遂行を求めており、即戦力となる人材を重視しています。
例えば、簿記やMOS(Microsoft Office Specialist)などの資格は、多くの企業で評価されるポイントです。
これらの資格を持つことで、業務の幅が広がり、採用の可能性も高まります。
また、最近ではデジタルスキルも重要視されています。
ExcelのマクロやVBAの知識、データ分析のスキルがあると、業務効率化に貢献できるため、強力なアピールポイントとなるでしょう。
さらに、業界特有の知識や経験を持っていると、専門性が高まり、他の候補者との差別化が図れます。
事務職においても、常にスキルアップを心掛け、新しい技術や知識を積極的に取り入れる姿勢が求められています。
自分の強みを明確にし、それを活かせる職場を見つけることで、キャリアの幅を広げることができるでしょう。
3. 職種&業界未経験OKの求人
事務職を希望する男性にとって、職種や業界未経験でも応募可能な求人は大きなチャンスです。
未経験OKの求人は、業界特有の知識や経験がなくても応募できるため、キャリアチェンジを考える際に非常に有効です。
特に、IT業界やスタートアップ企業では、柔軟な発想や新しい視点を求める傾向が強く、未経験者を歓迎するケースが増えています。
また、事務職としての基本的なPCスキルやコミュニケーション能力があれば、即戦力として活躍できる可能性も高まります。
求人情報をチェックする際は、企業が求める具体的なスキルや資格を確認し、自分の強みを活かせるかどうかを見極めることが重要です。
さらに、未経験者向けの研修制度が整っている企業を選ぶことで、スムーズな職場環境への適応が期待できます。
自分の経験を活かしつつ、新しい分野でのスキルアップを目指すことで、長期的なキャリア形成につなげることができます。
4. 大企業の「多様性枠」の求人を狙うのも手
大企業が多様性を重視するようになった背景には、多様な視点やアイデアが組織の成長に寄与するという考え方があります。
特に男性が事務職を志望する場合、この「多様性枠」を活用するのは賢明な選択です。
多様性枠は、性別や年齢、国籍などの異なるバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用する枠組みで、企業は多様な文化や価値観を取り入れることで競争力を高めようとしています。
事務職は、コミュニケーション能力や組織力が求められる職種ですが、男性ならではの視点や経験が新たな価値を生むこともあります。
例えば、男性の視点からの業務改善提案や、異なる分野での経験を活かしたプロジェクトの進行などが挙げられます。
大企業の多様性枠を狙う際は、応募時に自分の強みをしっかりとアピールすることが重要です。
具体的な経験や成果を述べることで、企業にとっての価値を示すことができます。
また、自己分析を行い、自分がどのように組織に貢献できるかを明確に伝えることも大切です。
多様性枠の活用は、事務職を目指す男性にとって新たなキャリアの扉を開くチャンスとなるでしょう。
男性が事務職に受かるためのコツ
↓男性が事務職に受かるためのコツとして、以下の点を説明します。
- 採用の入口(採用求人の種類)を間違わないこと最重要
- 管理職求人専門の転職エージェント会社を使おう
- 転職エージェントから「非公開求人」を引き出せ
- 男性事務職の応募に効果的な面接での自己アピール方法
- 男性事務職の応募に効果的な志望動機の作り方
以下では、それぞれのコツについて詳しく解説していきます。
1. 採用の入口(採用求人の種類)を間違わないこと最重要
男性が事務職に挑戦する際、採用の入口を誤らないことが非常に重要です。
多くの企業では、事務職に対して女性を求める傾向があるため、男性が応募する際には特に戦略が必要です。
まず、求人を選ぶ際には、管理職や高スキルの実務経験を積めるポジションを狙うことが賢明です。
これにより、単なる事務作業に留まらず、キャリアアップの可能性が広がります。
また、企業が求めるスキルや経験をしっかりと理解し、自分の強みをアピールすることが採用への近道となります。
具体的には、PCスキルやプロジェクト管理の経験、コミュニケーション能力などを強調すると良いでしょう。
さらに、企業研究を徹底し、その企業がどのような事務職を求めているのかを理解することも重要です。
これにより、面接時に具体的な志望理由を伝えられ、企業側に好印象を与えることができます。
男性が事務職で成功するためには、採用の入口での選択がキャリアの鍵を握ると言えるでしょう。
2. 管理職求人専門の転職エージェント会社を使おう
管理職求人専門の転職エージェント会社を利用することは、転職活動を成功させるための強力な方法です。
一般的な求人サイトでは見つからないような、管理職に特化した求人情報を提供してくれるため、効率的に自分に合ったポジションを見つけることができます。
エージェントは、求人企業の内部情報や求められるスキル、企業文化を詳しく教えてくれるため、面接対策や書類作成のアドバイスも受けられます。
特に、事務職から管理職へのステップアップを目指す男性にとっては、エージェントのサポートは心強い味方となります。
また、エージェントは転職市場のトレンドや給与の相場についても情報を持っているため、年収アップの交渉をサポートしてくれることもあります。
転職エージェントの利用は無料であることが多く、リスクも少ないため、まずは気軽に登録して相談してみることをおすすめします。
信頼できるエージェントを見つけるためには、口コミや評判をチェックし、自分の希望に合ったサポートを提供してくれるかどうかを確認することが大切です。
3. 転職エージェントから「非公開求人」を引き出せ
転職エージェントを活用する際、非公開求人を引き出すことは非常に重要です。
非公開求人とは、企業が一般に公開せず、特定の条件を満たした候補者にのみ紹介される求人のことです。
これにアクセスするためには、まずエージェントとの信頼関係を築くことが必要です。
信頼関係を築くためには、自己紹介やこれまでの経験、希望するキャリアパスを明確に伝えることが大切です。
さらに、エージェントに対して積極的に質問を投げかけることで、あなたの本気度を示すことができます。
また、エージェントが提供するキャリア相談やセミナーに参加することで、最新の転職市場の動向を把握することができ、非公開求人の紹介を受ける可能性が高まります。
さらに、エージェントを複数利用することで、異なる非公開求人にアクセスできるチャンスも広がります。
特に、事務職を目指す男性にとっては、こうした非公開求人に応募することで、競争が少なく、より自分に合った職場を見つけることができるかもしれません。
4. 男性事務職の応募に効果的な面接での自己アピール方法
男性が事務職の面接で自己アピールを効果的に行うためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
まず、自身の強みを具体的な事例とともに伝えることが大切です。
例えば、過去の職場での業務改善やプロジェクトの成功例を挙げ、どのように貢献したのかを具体的に説明します。
これにより、あなたの問題解決能力やリーダーシップが伝わります。
次に、事務職に必要なスキルをアピールしましょう。
特に、PCスキルやデータ管理能力は多くの企業で重視されますので、これらのスキルを具体的に示すことが求められます。
また、コミュニケーション能力も欠かせません。
チームでの協働経験や、他部門との連携をスムーズに行った経験を話すことで、あなたの人間関係構築力をアピールできます。
さらに、事務職に対する熱意や将来のビジョンを明確に伝えることも重要です。
なぜ事務職を選んだのか、どのようにキャリアを積んでいきたいのかを具体的に説明することで、面接官にあなたの本気度が伝わります。
これらのポイントを押さえ、自己アピールを行うことで、面接での評価を高めることができるでしょう。
5. 男性事務職の応募に効果的な志望動機の作り方
男性が事務職に応募する際、効果的な志望動機を作成することは非常に重要です。
まず、事務職に対する具体的な興味を明確に伝えることが大切になります。
例えば、「業務の効率化やチームサポートに貢献したい」といった具体的な目標を示すと良いでしょう。
また、これまでの経験やスキルを活かせるポイントを強調することも効果的です。
例えば、ExcelやWordなどのPCスキル、コミュニケーション能力、細やかな作業が得意であることをアピールするのも一つの方法です。
さらに、事務職を選んだ理由として、長期的なキャリアビジョンを持っていることを伝えると、応募者の本気度が伝わります。
例えば、「将来的には管理職を目指し、業務全体を俯瞰しながらチームをサポートする役割を担いたい」といった具体的なビジョンを示すと良いでしょう。
最後に、事務職における男性の利点を自信を持って伝えることも大切です。
特に、異なる視点からの問題解決能力や、チームの多様性を高める役割を果たせることを強調すると、他の応募者との差別化が図れます。
これらのポイントを押さえた志望動機を作成することで、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。
まとめ
この記事では「受かりにくい」とされている男性の事務職について、あるあるな失敗パターンと転職成功のコツを紹介しました。
結論的には、男性でも事務職を目指すことは十分に可能です。
実際、世の中で管理職レベルになっている事務職ってほとんどが男性だったりしますからね。
男性が事務職に転職成功するためには「出世しやすい営業職ではなく、あえて事務職を目指すポジティブな理由」を採用担当者に有効に伝えていかなくてはいけません。
また、どういう事務職求人に応募するか?も決定的に重要。
男性は基本的に管理職になることを期待されます(最初からその気がない人は受かりにくい)。
なので、転職活動では将来的に管理職を目指せる求人を狙うべきです。
↓仕事を「辞める前」にやっとくべき準備を、やることリストにまとめました。
(現在のところ無料記事にしてますので、今すぐは転職するかわからない人も読んでおいて下さい)

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