この記事では、転職活動の具体的な進め方を紹介します。
特に、いわゆるモブな人が転職で勝つ方法を解説しますので、参考にしてみてください。
※ ここでいうモブとは「特別なコネや実績はないけれど、社会人としてちゃんと働いていく意欲のある人」という意味です。
SNSやYouTubeを見ていると「特殊な人」ばかりなので、
自分はなんてフツーな人間なんだ…。
って落ち込んじゃうことってありますよね。

ですが、はっきり言って、世の中の90%以上の人はモブです。
(この記事を書いている私もモブ)
ごくフツーな人がほとんどだからこそ、
一部の変わった人たちが目立ってるだけなんですね。
ネットは目立ってナンボの世界なので、見た目や言動で「自分スゴイ!」と煽ってるだけの人も多いです。
冷静かつ客観的に「少なくとも現時点では自分はモブ」と自己分析した上で、
自分にできることを着実にやれる人の方がよほど賢いです。
なお、私自身について言えば、かなりイマイチなキャリアスタートでした。
Fラン大学を卒業後、新卒入社で営業マンになりましたが、根気がない&コミュ障で数ヶ月で退職してます。
その後、実家で親のスネをかじりながら長期ニートやってたこともあります。
そんな私ですら、今は中小企業で経理部長とかやってます。
一番お伝えしたいことは、
20代の転職成功に特別なスキルや経歴は必要ないってことです。
履歴書のプロフィール欄をモリモリに盛りまくったり、
あせって1ミリも興味がない資格をとりまくったり…なんてことをする必要はないんです。
ちょっとしたコツを押さえて転職活動を進めていけば、無理なく転職成功することは可能なんですよ。
これから解説していく方法は、
現時点では特別なスキルもないし、学歴も職歴もごく普通な人が、
転職活動をスムーズに進めるための具体的なステップです。
「転職活動って何から始めるのが正解?」
「転職したいけど、何からしたらいいかわからない…」
「スキルなしの20代でも転職していいの?」など、
少しでも転職に不安がある人なら、この記事は間違いなく役立ちます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

モブなら知っとくべき「転職活動のリアルな現実」3つ

(「転職活動のリアルな現実」3つ)
↓まずは、現時点で「自分はモブである」と冷静に自己分析できている人は、この3つの現実を理解しておいてください。
これらを知っているのと知らないのとでは、転職成功の確率が天と地ぐらい変わってきます。
↓今すぐ具体的な行動ステップに移りたい人はこちらからジャンプできます。

1. 転職活動を「全部自力でやる」は無理ゲー
この記事を書いている2025年12月現在、転職活動を「自力で全部やる」のは非常に難しいのが現実です。
もちろん、すでに特別なスキルのある人や、どこかの企業にコネがある…といった人は別ですが、
ごく普通の人は、なんらかのかたちで転職エージェントを使うのが必須なことを知っておいてください。
理由はシンプルで、みんなが当たり前のように転職エージェントを使ってくるからです。
転職エージェントを使ってない…という時点で、
ライバルに負けてしまう確率が高くなってしまうのです。
2025年現在、転職エージェントを使わずに転職活動するのは、
竹やりで戦闘機や戦車と戦うようなものだと思っておいてください。
なお、転職エージェントは誰でも完全無料で使えます。
このブログ記事では「最初から最後まで費用ゼロできる転職方法」だけを解説しますので、ご安心下さい。

確かに、ひと昔前までは、ハロワとかリク◎ビなどの転職サイトでよさげな求人を自力で見つけてきて、
自分で応募して、自分で職歴書とかを書いて、採用担当者と面接アポをとって…、みたいな感じでみんな転職活動やってました。
ですが、現在はこういった作業はすべて、転職エージェント経由で行うのが当たり前になっています。
「なんで君、ウチを受けにきたの?」…とか言われないために
転職エージェントを使うメリットはいろいろありますが、
一番デカいのが「応募する求人選び」でミスをしなくなる点です。
転職エージェントは、私たちの年齢や経験職種などのデータから、
採用される可能性がちゃんとある求人だけをピックアップしてくれます。
この点、自力で転職活動していると「最初から採用される可能性がゼロな求人」に応募してしまう…。
という、痛いミスをする可能性がきわめて高いです。
私自身、自力で転職活動していた頃に、
「なんで君の職歴でウチを受けにきたの?」
みたいな対応をされて傷つくことが多々ありました…。
(これは精神的にかなりキツイです。
多分、相手も悪気はなかったのだろうけど)

こういう悲しいミスマッチは転職エージェントを使うことでほぼ回避できます。
転職エージェントは常に転職市場にアンテナを張っている人たちなので、
現時点での自分の職歴スキルで狙える、条件的にベストな会社求人を教えてもらえますよ。
採用側のホンネ(=なるべくエージェント経由で応募してきて欲しい…)

(企業側にとっても、人事採用はものすごく大変)
採用を行う企業側も、人事採用は転職エージェントの支援を受けながら行っています。
(ぶっちゃけ、面接以外はほぼ丸投げしているというのが実態です)
企業側にとっても、採用の手続きはとても大変な仕事なのです。
特に負担が大きいのは、応募してきてくれる求職者と電話やメールで直接やり取りする作業ですね。
私も経理管理職として人事採用にかかわることがありますが、
求職者から送られてくる応募書類を1枚ずつチェックしたり、
面接日程のアポを1人ずつ電話して決めたり…って、めちゃくちゃ大変なんです…。

企業の採用担当者としても、こうした手続き的なことは、
なるべく転職エージェントに任せてしまいたいというのがホンネなのです。
最悪の場合、転職エージェント経由で応募しなかったことで、
なんらかのマイナス評価を受けることすら考えられますので、注意しておきましょう。
👉 無料の転職エージェントをフル活用すべし!転職活動やることリスト
2. 使う転職サービスをまちがえると恥をかく

(自分の「属性」にあった転職エージェントを選ぶ必要があります)
「転職活動は、転職エージェントを使ってやるのが基本」というお話をしました。
ですが、この転職エージェントを使う場合にも注意点があります。
それは、自分の「属性」に合った転職エージェント会社を選んで使わないとダメなことです。
特に、現時点でスキルや職歴がない人がここの選択でミスってしまうと、
最悪の場合は門前払いをくらってしまう可能性があります。
例えば、30代〜40代以上のベテランむけの転職サイトを、
20代若手の人が使ってしまうと、
「残念ながら、あなたにご紹介できる求人はありません」
…みたいに断られてしまう可能性がきわめて高いです。
私自身、これで失敗した経験があります。
何も考えずにテレビCMで見かけた転職エージェント会社に登録した結果、
「ご職歴を拝見しましたが、現時点では紹介できる求人がありません」と冷たく断られてしまいました。

これは精神的にかなりショックでした。
世の中的には「自分の価値ってゼロなのか…」と落ち込んだのを今でも覚えています。
でも、今から考えるとこれ、相談先を最初から間違えてたんですよね。
⚠️ あなたも「門前払い」されないために

(例:UZUZ転職は20代や第二新卒におすすめの転職サイト)
転職エージェントや転職サイトには、それぞれターゲットにしている属性があります。
使う転職サイトをまちがえただけで、
自分の市場価値を過小評価してしまうのは、とてももったいないことですね。
私が経験したような「門前払いリスク」を避けるためには、
自分の属性に合った転職サイトを使うことが重要です。

いま20代で未経験業種に転職したい人や、第二新卒として転職したい人は、
年齢的に若い人向けの転職サイトを使うようにしましょう。
3. 転職活動は「早めのタイミング」で始めないと不利

(転職活動は「早めのタイミング」で始める人ほど有利)
良い条件で転職したい人は、なるべく早いタイミングで転職活動をスタートする必要があります。
具体的には、いまの仕事を辞める前(=在職中)に転職活動を始めるようにしましょう。
退職後に転職活動をスタートしてしまった場合、
高い確率で前の職場より年収が下がってしまうので注意してください。
以下、その理由を説明します。

👉 現時点ですでにニート(フリーター)なんだけど…という方はこちら
年収オファーは「直前の職場の年収」を基準に行われる
企業側の求職者(あなた)に対しての年収オファーは、
その人の直前の職場での年収を参考に決められるのが基本です。
例えば、あなたが今の職場で稼いでいる年収が400万円だったら、
その400万円をベースに「プラスマイナス◎万円」みたいな感じで決めることが多いです。
もちろん、これに同意するかどうかはあなたの自由です。
企業側も「今よりも年収下がっちゃいますが、ウチで働いてくれませんか?」とはなかなか言いづらいので、
基本的には「現在の年収+◎万円」という感じでオファーすることが多いですね。
一方で、今の仕事を辞めた後、
つまり失業状態で転職活動をしている人に対しては、
どうしてもかなり低めの年収オファーになる可能性が高いです。
失業中は「少しでも早く内定が欲しい」という気持ちになりがちです。
企業側もこういう求職者側のあせりや不安は把握していて、そこを突いてくるのです。
言い方は悪いですが、「足もとを見て年収オファーを出してくる」ってことですね。
逆に言えば、在職中(退職前)に転職活動をスタートできれば、
最初から強気の年収交渉をすることが可能になります。
もちろん、後で解説するように年収交渉を成功させるにはコツがあるのですが、
今のお給料に不満があって転職したいというニーズの人は、
なるべく在職中の早いタイミングで転職活動をスタートするようにしましょう。
👉 年収100万円アップも可能?転職条件を有利にするコツとは
ネットの「安易に退職をおすすめする声」にまどわされないで

(ニートやフリーターとして転職活動するのは辛い…)
このように、仕事を辞めた後のタイミングで転職活動をスタートしてしまうと、
年収や待遇面でかなり不利になってしまうのが現実です。
これは私自身、無職ニートとして転職活動していたときにめちゃくちゃ痛感したことです。
企業の採用担当者は、フリーターやニート状態の人を、
どうしても低く評価してくるのが現実です。

最近は、退職代行サービスとかも流行っていますね。
彼らは、私たちに仕事を辞めさせてなんぼのビジネスをやってる人たちなので、
「心が疲れている人は、いったん仕事を辞めて休みましょう」とか、
「まずは心の健康を取り戻してからゆっくり転職活動をすればいいですよ」など、
退職をすすめるメッセージを発信しがちです。
ただ、こういう「甘い言葉」にはくれぐれも注意してください。
転職活動を有利に進めるという視点で見た場合には、
「いったん仕事から離れて無職になる」という選択は、
あなたのキャリアにとってかなりのリスクになります。
無職になり収入が途絶えてしまうと自己肯定感も下がりますし、
家族や友人などまわりの冷たい視線もストレスになるものです。
こうなると「とりあえずどこでもいいから内定が欲しい…」といったように、不利な転職条件を受け入れてしまいがちです。
もちろん、うつ病に近いぐらいに心が傷ついている人や、
ブラックな職場で毎日パワハラモラハラを受けている人は、
いったんお休みする…という選択肢も検討する価値はあるでしょう。
しかし、どんな理由であれ「社会人がいったん無職になる」という選択をすることには、
上のような大きなデメリットがついてくることを理解しておく必要があります。
今の職場よりステップアップするかたちで転職したい人は、
必ず在職中(いまの職場を辞める前)に転職活動をスタートするようにしてください。
…と、ここまでが「転職活動のリアルな現実」の説明でした。
ちょっと厳しめの内容に感じてしまった方もおられるかもしれませんが、
着実に転職活動を進めていけば大丈夫ですのでご安心ください。
すでに離職中でニートやフリーターの人も大丈夫です。
(私自身も無職ニートで転職活動していた組です)
これから説明する「やることリスト」にそって進めていけば、ちゃんと転職成功できます。

いよいよ次の項目からは、これから転職活動をスタートする人がやるべきことについて、
↓具体的なやることリスト形式で解説していきます。
転職活動は何から始める?【やることリスト6つ】

(転職活動の「やることリスト」を解説します)
それでは、転職活動の具体的な進め方をみていきましょう。
↓以下のやることリストを1個ずつ、着実に進めていってください。
やることリスト
なお、ここで紹介している転職サービスはどれも完全無料で使えるものだけです。
後でお金がかかるようなことは一切ありませんので、安心して進めていってくださいね。
1. 自分の属性に合った転職サイトに無料登録する
やることリストの最初のステップは、転職サイトへの無料登録です。
転職サイトはあなたの「属性」にあったところを使うようにしてください。
属性というのは、あなたの年齢や経験職種のことですね。
例えば、年齢20代でスキルなし状態から転職したい人は、
↓以下のような20代や第二新卒専門の転職サイトを使いましょう。

① UZUZ転職
迷ったらここ!20代専門の転職支援で最有力!
UZUZ転職は、年齢29歳までの人が広く使える無料転職サイトです。
3000社以上の紹介先を持つ大手エージェント会社なので、
まずはいろんな業界の求人を見てみたい人の情報収集にもおすすめです。
第二新卒には該当しない人(高校や大学卒業後4年以上の人)も利用OKです。
現在ニートやフリーターの方も親身に対応してくれますよ。

UZUZの特徴
- 大手企業〜ベンチャーまで3000社以上の紹介先がある
- 就職支援実績68,374名、入社後の定着率93.6%
- フリーター歴が長い人や、現在ニートの人も支援対応
- キャリアカウンセラーも9割が元既卒・第二新卒
- 残業時間や離職率をチェックし、ブラック企業は絶対紹介しない方針
- エントリーや入社を強要するような行為は禁止している
UZUZの転職成功例
- 不動産営業 短期離職→ 大手人材会社 人材紹介営業(24歳)
年収350万円 → 450万円 - 保育士 転職3回 → メーカー営業事務(28歳)
年収220万円 → 400万円 - 公務員 → IT業界システムエンジニア(29歳)
年収400万円 → 480万円 - フリーター → 広告業界Web広告営業(25歳)
年収270万円 → 420万円 - コールセンターのアルバイト → メーカー事務職(27歳)
年収230万円 → 360万円 - 無職ニート → IT業界ITエンジニア(28歳)
年収0円 → 350万円
UZUZの相談者属性
- 転職3回、キャリアが崩れてしまい就活難航(28歳)
- 新卒で入った会社を1ヶ月で退職(23歳)
- 激務で疲弊し休職。復帰したもののすぐに退職(25歳)
- 就職する気になれずフリーター生活6年 職歴なし(28歳)
- 大学院で研究がうまくいかず引きこもりに 職歴なし(27歳)
- 大学卒業後、語学留学1年。帰国後就活が思うようにいかず孤独(24歳)
- 公務員試験に落ち0から就活を進め、うまくいかない(23歳)
② 第二新卒エージェントneo
「就活のやり直し」がしたい第二新卒に最適!
第二新卒エージェントneoは、第二新卒の再就職支援が得意な転職エージェント会社です。
不採用時には企業側が提示した不採用理由まで開示してくれたり、
「内定が出たら終わり」ではなく入社後の定着支援までしてくれるなど、親身なキャリア伴走に定評があります。
サービスの特徴
- 約8万人の20代が利用している転職エージェント
- 初回のキャリア相談は最大2時間まで可能
- 平均で113万円の年収UPを実現
- 内定まで最短2日・平均26日
- 書類選考の通過率94.7%
↓簡単な情報入力だけで適正年収がわかる年収診断系のツール等も充実しています。

利用者の属性
- 新卒就活で希望する職種で内定が出ず、就活をやり直したかった(23歳)
- 大学中退後にすぐ就職したかった(21歳)
- 派遣社員から正社員になりたかった(20歳)
- 公務員試験からの民間企業就職への切り替え(23歳)
- 海外留学から帰国後、就職浪人状態だった(24歳)
まずは、世の中に出ている求人情報をたくさん見てみよう
自分の属性に合った転職サイトを見つけたら、まずは掲載されている求人情報をたくさん見てみてください。
↓転職サイトの求人検索機能を使えば、ものすごくたくさんの求人を見ることができます。


↑有名企業の社員のリアルな年収や、
年間休日や残業時間といった福利厚生について細かく情報収集できます。
まずは転職サイトで情報収集することから始めましょう。
いまどんな状態の人でも、これが転職活動のスタートラインになります。
2. 転職サイトに「希望条件」を細かく入力しておく
転職サイトへの無料登録が完了したら、
転職サイト内で自分の希望条件(年収や興味のある職種など)を細かく入力しておきましょう。
↓※ 入力画面の例
転職サイトからは、ここで入力した希望条件にマッチする最新の求人情報が自動配信メールで定期的に送られてきます。
転職サイトは無料登録をしなくても求人検索できますが、その場合には非公開求人は見られません。
ここでの求人情報には「非公開求人」が含まれるので、条件の良い求人がたくさん見られます。
非公開求人というのは、転職サイト側が「年収などの条件がきわめて良いので、なるべく秘密にしておきたいとっておきの求人」のことです。
非公開求人は、採用までスムーズに進む可能性が極めて高いので、
転職サイト側としても転職意欲が高い人に優先で紹介したいのがホンネなんですね。
なので、転職サイトは必ず基本情報を登録してから使うようにしてください。

つまり、同じ転職サイトを使うにしても、
基本情報をきちんと登録しておく人(非公開求人も見られる)と、
しない人(非公開求人を見られない)とでは、
スタート地点でかなりの差がついてしまうんです。
基本情報の登録なしで得られる情報は、全体の20%未満だと思っておいてください。
全体の20%未満の情報だけを見て、条件の悪い会社に早まって応募…なんてことをしてしまったら非常にもったいないことになります。
(本当はもっと良い条件で働けるのに、中途半端なところで妥協することになる)
希望年収や勤務地、志望職種や働き方(残業ゼロとか)等を細かく入力しておくほど、
↓マッチングの精度は上がりますよ。


(あなたの希望条件にマッチする最新求人を最速で知ることができます)
↑この自動配信メールの求人は、あなたの職歴や希望条件に個別にあわせてカスタマイズされています。
いわば、お宝のようなホワイト求人ばかりなんですね。
↓また、転職サイト側からあなたにスカウトメールがくることもあります。
これも希望条件の入力を細かめにやっておくほどきやすいです。
↑転職サイトから送られてくる求人メールや、
スカウトメールをこまめにチェックするくせをつけましょう。
良さげな求人や会社があったらブックマーク保存しておいてください。
こうして受け身で情報収集しているだけでも、
自分の希望にマッチした優良企業の情報が自然と手元に集まってきますよ。
このように、転職サイトを活用することはメリットだらけです。
めんどくさがってやらない人が多いのですが、ものすごく重要な作業です。
というか、転職活動って、こういうのをちゃんとやる人とやらない人で差がつくみたいな感じです。
転職サイトの希望条件の入力なんて、誰でも3分あればできる作業です。
ですが、うまくいかない人ほどこういう当たり前の作業をおろそかにしがちです。
いますぐは転職できないという人も、
この作業をやっておくだけで「どうしてもいまの仕事が嫌になったら転職もある」という選択肢を確保できます。
良さげな求人候補を手元にたくさん持っておき、
「いざ転職!」というときにスタートダッシュを切れるようにしておくことが大切です。
3. 心の準備ができたら転職エージェントの無料面談を受ける

(転職のイメージがついてきたら、転職エージェントの面談を受けましょう)
ある程度の心の準備ができた段階で、転職エージェントの無料面談を受けましょう。
面談はリモート面談である場合がほとんど。
時間的には15分〜30分程度で終わります。
転職サイトを使っていろんな求人を見てみて、
なんとなく転職先のイメージが見えてきたタイミングで面談を受けるのがベストでしょう。

なお、面談を受ける時点で、まだ具体的な転職の方向性が決まっていなくても問題はありません。
- 「次はこういう感じの仕事がしてみたい」
- 「給料は絶対アップしたい」
- 「ある程度の大手企業で働きたい」
↑など、次はなんとなくこんな感じで働きたいぐらいの方向性が決まっていれば、
転職エージェントが具体的な選択肢を提示してくれますよ。
(おおまかな希望を聞いた上で、具体的な求人候補をピックアップしてくれます)
ただ、「いまの職場から転職はしたいんだけど、次はこういう仕事をしたいとかはまだ何もない…」という人もいるでしょう。
そういう人も、
「いまの仕事のこういうところが苦痛・不満」
「転職するなら、こういう仕事だけは絶対に嫌」
という点さえ明確になっていれば、面談を受けてもまったく問題ありません。
↓例えばこんな感じですね。
- 「今はベテラン社員ばかりで若手がいないのがつらい。年齢の近い同期や先輩がたくさんいる環境で働いてみたい。」
- 「とにかく給料が安すぎてやってられない。平均年収はなんとか稼げるようになりたい。」
- 「営業マンをやってるけど、営業だけは自分に向いていないのがわかったので、別の仕事をしたい。」
- 「いまの会社の仕事内容にぜんぜん興味が持てなくて毎日苦痛。やりがいを感じられる仕事でバリバリ働いてみたい。」
転職エージェントは、こういう求職者の悩みに寄りそって、やさしくアドバイスをしてくれます。
面談で不快な思いをするようなことはまずないので、安心して相談してみてください。
面談の結果「やっぱり転職しない」という決断をするのもあり
ちなみに、エージェントと面談した結果として、
やっぱり転職はしない(いまの職場に残る)という決断をするのも全然ありです。
転職エージェントに相談してみた結果として、
いまの職場がわりと良い環境であることに気づくとかって、わりとあるあるだったりしますからね。
最終的に転職をしないとしても、
「自分の職歴だと、どのぐらいの評価が適正なのか?」
「平均年収ってどのぐらいなのか?」
を現場のプロの視点で教えてもらえるのは超有益ですよ。

ひとむかしまえまでは、
転職エージェントに無理やり求人に応募させられる…。
みたいなこともあったみたいですが、
最近はそういうことをやるとすぐネットで炎上するので、ほぼありえなくなりました。
2025年1月には職業安定法の大幅な改正があって、
転職エージェント会社に対する法規制がより厳しくなっています。
転職決まったらお祝い金!みたいなのが禁止されたり、
1回紹介した企業で転職したら、2年間は転職をすすめてはいけない、
とかいったルールが新たにできました。
私たち求職者の立場でみると、今回の改正でより安心して転職エージェントを使えるようになったといえますね。
4. 書類選考の「コツ」を押さえた応募書類をつくる
転職活動の最初のカベは書類選考です。
ここを突破できなければ、面接に進むことはできません。
書類選考のポイントは「模範解答を書くこと」ではなく、
「この人は、ちょっと実際に会って話を聞いてみたい」
と思えるような内容にすることです。
模範解答のような完璧な書類をつくってしまうと、
採用担当者としては「わざわざ面接に呼んで話を聞いてみよう」というモチベーションがわかなかったりするので注意が必要です。
採用担当者に「面接に呼んでみたい」と思わせる応募書類のコツとしては、
↓以下のようなことがあります。

- エピソードトークは「たった1つだけ」にする
例えば、3つのエピソードを全部、広く浅く書くより、たった1つのエピソードを深く掘り下げた書いた方が刺さる内容になります。 - 他でもない御社だからこそ応募しました!が伝わるように書く
たとえタテマエであったとしても、「御社が第一志望です!」と伝える必要があります。 - あなたを採用するメリットを「採用担当者が自分の上司に伝えやすいように」書く
採用担当者もサラリーマンで自分の上司がいます。彼らは、あなたを採用するにあたって「この人のココが良い」と上司を説得する必要があるのです。この説得がしやすいような内容を書いてあげるのがコツです。
もっとも、普段から文章を書く仕事(ライターや編集者など)をしている人でもない限り、
こうした条件を満たす応募書類をスラッと書きあげるのは難しいのが現実です。
難しいと感じる人は、転職エージェントの応募書類添削を活用するのが無難です。
(もちろん無料で使えるサービスです)
転職エージェントは採用担当者と実際に会って、
その企業の採用ニーズを探っていますので、
ニーズにドンピシャで届く応募書類を一緒に作ってくれます。
また、転職エージェントと採用担当者とは人間関係があったりするので、
「この人なんかおすすめですよ」
とエージェントにすすめてもらうだけで、普通に面接まで進めることもあります。
人事採用って、ぶっちゃけこういう「えこひいき」みたいなことは普通にあります。
学校の入学試験ではなくビジネスですからね。
私も、信頼しているエージェントさんにおすすめされた人を、そのまま面接まで進んでもらったことは何度もあります。
(もちろん、面接は自社基準でしっかり行いますが)
書類選考に落ちたくない人や、時間と労力を少しでも節約したい人は、
無理せず転職エージェントに相談しながら応募書類を作るのが良いでしょう。
転職エージェントは最初から最後まで無料で使えるので、使わない手はありませんよ。
応募書類をAI(ChatGPTやGemini)に全部書かせるのはNG

(ChatGPTに応募書類を書かせるとだいたいバレます)
あと、「応募書類なんてAIに書かせれば楽勝!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは基本的に避けた方が良いです。
先にもちょっと書きましたが、
AIに書かせた文章か?人間が自分で書いた文章か?は、
一発で採用担当者にはバレてしまうからです。

これは私自身が採用活動やったことあるので言えることなんですが、
採用担当者は、毎日何通も同じような内容の応募書類をチェックしてます。
(正直、うんざりするぐらいチェックしてます)
なので、特別な読解力がない人間でも、
「あーこれAIに書かせたやつだな…」って感覚的にわかっちゃうんですね。
このあたりがAI(ChatGPTなど)に文章をつくらせることのワナだったりします。
AIは誤字脱字がありませんし、いわゆる美しい文章をつくることはものすごく得意ですよね。
その一方で、ちょっとした人間味とか、
オリジナリティを感じさせるような内容を書くのは苦手だったりするんです。
自分の職歴を整理したり、下書きがわりにAIに文章を書かせるのはOKだと思いますが、
最終的には、自分でアレンジしながら応募書類を完成させる必要があります。
そうなると「これって自分で全部書くのと同じぐらい労力かかってない?」なんてことにもなりがちですね。
それだけの労力をかけたとしても、採用担当者の心にひっかかるものがなければ即アウトです。
やはり、応募書類は転職エージェントに事前添削してもらうのがベストです。
エージェントは「採用に通してなんぼ」の仕事をしている人たちなので、
最低限の労力で選考に通りやすい応募書類に仕上げてくれますよ。
👉 20代・第二新卒の人におすすめの転職エージェント会社【厳選2社】
5. カンニング情報をもらいながら面接対策する

(転職エージェントに「カンニング情報」をもらって面接対策しましょう)
書類選考に通る企業がいくつか出てきたら、
転職エージェントに応募先企業の内部情報(カンニング情報)をもらいながら面接対策しましょう。
↓具体的には、以下のような情報ですね。
- 面接担当者の人格や性格タイプ
- 過去の面接での質問内容と回答のしかた
- 今回の募集で求めている人材像(必要スキルや経験年数など)
- 転職先で好まれる性格や、配属先の職場の雰囲気など
- 転職先企業の評価基準や社内出世コース、キャリアパスなど
- 入社前にやっておくべき準備や勉強内容
転職エージェントは、企業の採用担当者と実際に会って話をし、
その企業がどういう人を欲しがっているのか?の情報を細かく集めています。
(それが彼らの仕事です)
そうして集められた情報は、
転職エージェントとの面談の中で教えてもらうことができるのです。
例えば、「この企業の面接ではこういう質問がくるので、こういう準備をしておきましょう」といった感じで、事前に面接での質問内容を教えてもらえたりします。
いわば、試験を受ける前に「ここが出る!」と全部教えてもらえるようなものです。
なので、カンニング情報というわけです。

こういった内部情報は、転職サイトの求人情報や、
企業の公式サイトをどれだけ細かくリサーチしてもまず知ることができません。
転職エージェントを使えば、これらはすべて面接に行く前に教えてもらうことができますよ。
転職エージェントは、面接練習や面接同席をしてくれる

(転職エージェントは、企業側とあなたの「橋渡し役」になってくれます)
さらに、転職エージェントは面接練習(シミュレーション)を一緒にやってくれます。
企業側との面接に同席してくれるケースもありますね。
面接同席まではしない場合も、一緒に応募先企業を訪問して、
あいさつまでは一緒にしてくれたりするので、面接のハードルがかなり下がります。
いわばあなたと応募先企業の間に立って、
「橋渡し役」になってくれるわけですね。

面接って誰でもものすごく緊張するので、
知っている人が仲介してくれるだけでものすごく精神的に落ち着くものです。
新規開拓の営業マン等をやったことある人はイメージしやすいかと思いますが、
まったくの新規で飛び込み営業をやるのと、
紹介を受けてから営業に行くのとでは、成功率がまったく違いますよね。
転職エージェントに紹介を受けて面接を受けられるのも、これと同じです。
転職エージェントは、「転職活動がうまくいくにはどうしたらいいか?」をずーっと考えて仕事をしている転職のプロです。
あなたの採用確率が高まるように、ありとあらゆる手をつくしてくれますよ。
👉 20代・第二新卒の人におすすめの転職エージェント会社【厳選2社】
6. エージェントに年収交渉をやってもらう
面接が順調に進んだら、転職エージェントに企業側との年収交渉をやってもらうといいです。
自分の給料について自分で交渉する…というのは、
よほど営業力のある人間じゃないと本来は難しいものです。
しかし、転職エージェントという「第三者」に企業側との間に入ってもらえば、ずいぶん交渉は通りやすくなります。
転職エージェントの年収交渉サポートによって、
人によっては年収が100万円以上アップするケースもあります。
(もちろん、転職する職種や業界、企業規模によって結果は変わりますが)
年収100万円違ったら、月給手取りで8万円ぐらいの差がつきます。
同じ仕事なのに、入社時に年収交渉をしっかりやったか?で、入社後の手取り額が変わってくるのです。
どうせ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
このように、超有利になる転職支援を、私たち求職者は完全無料で使うことができます。
現在、ほとんどの人が転職エージェントを使うようになっているのも当然ですよね。
逆に言えば、みんなが転職エージェントを使ってくる時代に、
自分だけ自力で転職活動する…のがいかに無理ゲーかという話です。
もちろん、すでに特別な資格スキルを持っているとか、
転職先の採用担当者とコネがある、とかなら自力で転職活動してもOKかもしれません。
しかし、そうした特殊なアドバンテージがない人は、
必ず転職エージェントを使って転職活動すべきです。
転職活動が成功するかどうか?は、
転職エージェントの支援をいかに引き出せるかにかかっていると言っても過言ではありません。
現時点で「自分はモブ(普通人)である」という自覚がある人は、
転職エージェントをフル活用するようにしましょう。

👉 年収100万円アップも可能?20代が使うべき転職エージェントはこちら
よくある質問Q&A
転職活動について、よく寄せられる質問をまとめました。
↓随時更新していきますので、参考にして下さい。
スキルも資格もない20代でも転職できますか?
結論的には「転職できる」ですが、
やり方をまちがえると失敗しますので注意が必要です。
現時点ですでにスキルや誇れる職歴のある人と、そうでない人とでは、
転職活動の進め方がまったく違います。
👉 ごく普通の人は、「転職活動やることリスト」にそって進めていってください。
こちらにそっていけば大きな失敗はほぼ避けられます。
多くの企業が20代に求めているのは、
これから伸びる可能性や学ぶ姿勢です。
現時点ではモブでもまったく問題ありません。

転職エージェントや転職サイトは本当に無料?なぜ無料?
転職エージェントや転職サイトは完全無料で使えます。
転職エージェント会社は、企業側から報酬を受け取る仕組みになっているためです。
企業は、採用が決まった時に転職エージェントに紹介手数として費用を支払っています。
私たち求職者は、求人紹介や書類添削、面接対策、年収交渉といったサポートをいくら受けても無料です。
あとから費用を請求されるようなことは一切ありませんので、安心して利用することができますよ。
ただし、最近は有料のキャリアコーチングサービス(ポジウィルなど)等も出てきているので、こちらと間違えないようにだけ注意して下さい。
(※ 有料キャリアコーチングは、あらかじめお金を支払ってキャリアカウンセリングなどを受けるサービスです)
こちらは転職エージェントや転職サイトとはまったく別のサービスになります。

今の職場がどうしてもつらい…。今すぐ辞めてもいい?
基本的にはおすすめしません。
理由としては「転職活動は「早めのタイミング」に始めないと不利」のところで説明した通り、転職活動が圧倒的に不利になってしまうからです。
企業側はフリーターやニート状態で転職活動している人の評価を低く見積りがちです。
つまり、年収オファーが低くなりがちです。
少なくとも、今の会社よりも良い条件で転職したい人は、
今の仕事を辞める前に転職活動をスタートするようにして下さい。
(※ 具体的なやり方は「転職活動のやるべきリスト」で解説しています)
なお、これもくりかえしになりますが、
いま現在ブラック企業で働いていて、毎日パワハラやモラハラを受けているとか、
うつ病寸前まで精神的に追い詰められているとかいった状態の人は別です。
こういった状態の人は、「次の転職で不利になる」なんて考えている場合ではありません。
病気や怪我で倒れそうな状態の人に、
こうした方がもっと美しくなれますよ!とかアドバイスしないのと同じです。
緊急避難が必要な状態な人と、
まだ余裕のある人とでは、解決策は当然ながら違ってきます。

今すぐ仕事を辞めないとぶっ倒れてしまう…というほどではない人は、
まずは転職サイトでいろんな求人を見てみることから始めましょう。
いま世の中に出ている求人をいろいろながめてみて、
自分はどんな会社で働ける可能性があるのか?をチェックしてみるだけでもOKです。
これだけでも「どうしてもしんどくなったら転職という対策もある」と気づけます。
精神的につらくなり、どうしようもなくなる前に対策を始めることが大切です。
転職サイトと転職エージェントは何が違うの?
転職サイトは、求人探しから応募、対策までをすべて自分で行う仕組みです。
一方で、転職エージェントは、担当者が希望条件や状況を聞いたうえで求人を紹介してくれます。
さらに、書類添削や面接対策、条件交渉までサポートしてくれる点が大きな違いです。
特に、初めての転職や、仕事を続けながら活動する人にとっては、時間と労力を大きく節約できます。
複数の転職エージェントを同時進行で使ってもいいの?
問題ありません。
むしろ、複数利用するほうが安心です。
エージェントごとに、取り扱う求人や得意分野が異なります。
比較しながら進めることで、より条件の良い選択肢が見えやすくなります。
ただし、登録しすぎると連絡対応が大変になります。
最初は2社程度に絞って使うのがおすすめです。
面談で何を話せばいいのか分からない…
心配する必要はありません。
面談は、転職を決断する場ではありません。
今の状況や悩みを整理するための時間です。
次にやりたい仕事が決まっていなくても問題ありません。
今の職場のどこに不満を感じているのか。
どんな働き方は避けたいのか。
こうした点が話せれば十分です。
ブラック企業を避けるには?
この不安は、多くの人が抱えています。
転職エージェントを通せば、労働時間や離職率、職場環境などを事前に確認したうえで求人を選ぶことができます。
個人で調べられる情報には限界があります。
第三者のチェックを通った企業に絞ることで、ブラック企業に当たるリスクは大きく下げられます。
転職のタイミングっていつがいい?
基本的には、思い立ったときが始めどきです。
特に、未経験職種への挑戦は、年齢が若いほど選択肢が多くなります。
今すぐ転職しなくても問題ありません。
まずは求人を見たり、相談したりしておくだけでも十分です。
転職活動は、行動した人から選択肢が増えていきます。
まとめ
今回は、まだスキルや職歴に自信がない「ごく普通の人」が転職成功する方法を解説しました。
↓あらためて内容を振り返っておきましょう。
転職活動やることリスト
くりかえしになりますが、転職活動は自力で全部やるものではありません。
特に、仕事をしながら転職活動する人(在職中の人)は、
企業とのやりとりや応募書類作成、面接日程調整のスケジュール調整などで、
貴重な時間や精神力を消耗しないように注意してください。
↓無料で使える転職エージェントをフル活用して、
最短の労力と時間で転職を成功させましょう。

👉 20代未経験者や第二新卒が使うべき転職エージェントはここ!
🎯 最後まで読んでくれた人へ
最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました。
この記事をしっかり読んでくださったあなたは、
転職活動に必要な基礎知識はすべて身についています。
ぶっちゃけ、ここまで理解した上で転職活動している人はほとんどいないので、
現時点でかなり有利になってるはずです。
(ほとんどの人にとって、転職活動って人生でそう何回もやることではないので、知識不足で動いてるケースはとても多い)
必要な知識が身に付いたら、あとは行動あるのみ!です。
最初の一歩は転職サイトの無料登録からです。
いろいろ事情があって、今すぐは転職できない…という方も、
まずは転職サイトの求人検索機能を使って、
リアルタイムの求人情報をリサーチすることからスタートしましょう。
転職サイトに基本情報や希望条件を細かく登録しておくこともお忘れなく。
登録した人だけに送られてくる、
非公開求人を含むおすすめ求人やスカウトメールを日常的にチェックするようにしてください。
気になる求人はブックマーク保存しておきましょう。
こういう「誰でもできるけど、ちょっとめんどくさくてみんなやらないことを、きっちりやれるか?」で勝負が決まります。

この記事を最後まで読んでくださったあなたが、転職活動を成功させることを願っています。
ぜひがんばってくださいね!





