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施工管理の転職体験談

【施工管理女性のリアル】仕事内容は男女で違う?服装髪型やネイル、生理休暇の実態とは?

  • 施工管理は女性も働きやすい仕事?
  • 女も出世できる?年収はどのくらい?
  • 服装や髪型、ネイルのルールは?
  • 生理休暇などは取りやすい?

このブログ記事では、施工管理で働く女性のリアルな体験談をお伝えします。

男性が多い現場での働き方や、女性特有の悩みについて詳しく解説していきますね。

施工管理11年目の30代独身女です。高校卒業後、幼いころから好きだった「ものづくり」を仕事にしたいと思い建設業界に飛び込みました。社員60名の老舗建設会社で5年勤務(2級土木施工管理技士取得)→社員150名・売上高80億円規模の会社に転職して4年目(1級土木施工管理技士取得)。
施工管理として働く女のリアルを書きます!

 

施工管理は女性も働きやすい仕事といえる?

結論から言うと、施工管理は女性が活躍できる仕事です。

施工管理技士などの資格を取得して実務経験を積めば、

現場で「仕事のできるベテラン」とちゃんと評価してもらえますよ。

もちろん、現場に出る仕事なので体力や判断力、コミュニケーション力が必要な仕事ですし、伝統的には男性中心の社会です。

ただ、最近は女性が無理なく働ける環境が整ってきていると感じますね。

私自身、最初は体力面や人間関係に不安を抱えながら現場に入りました。

それでも、現場の先輩方に支えてもらいながら少しずつ慣れていきました。

今では、一人で現場を任されるまでになり、自信とプライドを持って働けていますよ。

 

施工管理の職場の男女比率(女性の人数割合)はどのぐらい?

施工管理の現場では、まだまだ女性の数は少ないというのが実感です。

(男性の割合が圧倒的に多い業界)

私がこれまでに経験してきた現場の多くでも、男女比はおおよそ9対1といったところでした。

とくに、舗装や河川工事といった公共工事の現場では「女性技術者が1人いれば多いほう」という雰囲気が当たり前のようにありました。

ただ、すべての現場がそうではありません。

民間工事や住宅関連の部署になると、女性スタッフの割合が少しずつ増えてくる印象があります。

私が担当したある住宅メーカーとの現場では、女性の現場監督が2人、現場事務も1人いる体制で進められていました。

 

施工管理の現場で女性のネイル・髪型・服装はどこまでOK?

施工管理の現場は、見た目に関してはかなり自由です。

例えば、ネイルについて厳しく注意されたことはありません。

もちろん、爪が長すぎると作業に支障が出るので短めに整えるようにしていますが、基本的には好きなカラーを楽しんでいますよ。

髪色についても基本は自由ですが、金髪など極端に明るい色はNGです。

現場の雰囲気や協力会社との関係もあるので、清潔感を意識するのがコツですね。

服装は会社から支給された社服が基本です。

ただ、現場によってはつなぎなど、動きやすさを重視した服装に変えることもあります。

空調服やインナーをうまく使えば、季節を問わず快適に働ける環境が整えられます。

 

施工管理の仕事内容は男女で違う?肉体労働や生理休暇の実態とは?

基本的に、仕事内容は男女で大きな差はありません。

現場で指示を出したり段取りを組んだり、書類を作成したり、やることは男性と同じです。

重たいものを運ぶような作業は周囲が自然と手伝ってくれることが多く、ありがたいと感じる場面が多いですね。

生理については、痛みが強い日には生理休暇をしっかり取得できる環境があります。

私の職場では、「無理をせず、必要なら早めに申請してね」と声をかけてもらえる雰囲気があります。

上司には私と同じくらいの年齢の娘さんがいるそうで、女性特有の体調変化にも理解を示してくれています。

 

施工管理の女性の出会いは?職場恋愛や職場結婚はある?

ぶっちゃけると施工管理女性は出会いが多いです。

施工管理の現場は男性の比率が高いため、職人さんや協力会社の若手監督などと自然に会話する機会が多くなります。

実際に私も協力会社の監督と連絡先を交換し、しばらくお付き合いしていたことがありました。

また、現場で出会ってそのまま結婚した先輩もいましたね。

建設業界はいろんな会社や立場の人と関わる仕事なので、日常の中に出会いがあるのは自然なことなのかもしれません。

 

【施工管理女性の年収の実態】割に合わない仕事?それとも満足?

施工管理11年目の現在の私の年収は500万円ほどです。

↓月収とボーナス、各種手当を含めた内訳は以下のとおりです。

  • 基本給与:月30万円
  • 残業代 :月4万円前後(※繁忙期は8万円以上)
  • 資格手当:月2万円(1級土木施工管理技士)
  • 家賃補助:月1万5000円
  • 通勤手当:月8000円程度
  • 賞与支給:年2回、合計で約80万円前後

残業が多い月もありますが、繁忙期を除けば平日は定時で帰れることも多いです。

また、1級の資格手当がついたことで2級のときよりも月収がぐっと上がりました。

ですが、現場の責任や負荷を考えると「もう少し評価されてもいいのでは?」と思う場面もあります。

それでも私は、女性がもっと働きやすい現場づくりに関わりたいという思いを持っています。

だからこそ、今は現場で経験を積むことを大事にしているんです。

たしかに、収入面だけで見ると「大変そう」と思われるかもしれません。

でも私はやり遂げたときの達成感や、
仲間と築いた信頼関係は、単なる金額以上の価値があると感じます。

そう実感できるからこそ、続けられているのだと思います。

 

施工管理は女性も出世できる業界?

施工管理は女性も仕事ができればちゃんと評価され、出世できる職種です。

実際に、私のまわりには20代で主任になり30代で課長に昇進した女性もいます。

ただその一方で「家庭との両立が難しい」と悩み、結果的に退職していく女性がいるのもまた事実です。

私自身は「出世=現場を離れること」とは思っていません。

現場に立ちながら後輩の育成に携わったり、プロジェクトのリーダーとして動くことだって立派なキャリアアップです。

自分の強みを活かせる場所を見つけながら、
少しずつでも前に進めば、女性にとってもこの仕事は大きなやりがいになると感じています。

 

施工管理は未経験資格なしの女性でも採用される?

私も高校を卒業してから、資格も経験もない状態でスタートしたので大丈夫です。

最初の頃は、道具の名前すらわからず現場ではとにかく周りの声に耳を傾けることしかできませんでした。

それでも、真面目に取り組んでいれば少しずつ任される仕事が増えていくんです。

気づけば、「あれ?意外とできるかも」と思えるようになりました。

実際、私の後輩にも資格なし・未経験で入社した子がいますが3年目には小規模現場の補佐を任されるほど成長していました。

建設業界は、やる気と現場での吸収力が評価されやすい業界です。

 

施工管理は女性が結婚や出産を経ても働ける仕事?

施工管理は結婚や出産を経験しても続けやすい仕事です。

私の職場では、結婚や出産を経ても、

施工管理として働き続けている女性が何人もいます。

ある先輩は第一子の出産をきっかけに、育児休暇を取得しその後職場に復帰しました。

復帰後は現場に常駐するのではなく、時短勤務で現場事務や進捗管理といった内勤業務を担当していました。

会社側も子育てと両立できるように、業務内容や勤務時間を柔軟に調整していたのが印象的でした。

その先輩は、「ここまで配慮してもらえるとは思わなかった」と話していました。

また、結婚後も現場代理人としてフルタイムで現場に出ている女性もいます。

本人の意思と周囲の理解があれば、ライフステージが変わっても無理なく続けられる仕事だと感じています。

私自身も将来的に結婚や出産を考えていますが、
制度と職場環境の両方が整っていることから、キャリアを諦めずに続けられるという安心感があります。

 

施工管理を目指す女性へのキャリアアドバイス

これから施工管理を目指す方には、「最初からすべて完璧にやろうとしないこと」が大切だと感じます。

私も最初の1年は、道具の名前すら覚えられず毎日が手探りの連続でした。

それでも、わからないことは素直に聞きながら、
一つずつできることを増やしていくうちに、気がつけば現場で信頼してもらえるようになっていたんです。

資格については、まず2級土木施工管理技士を目標にするのが現実的だと思います。

この資格は実務経験が必要になるため、早めに現場に入っておくことがポイントなんですね。

私自身、2級を取得したことで仕事への自信も生まれ「この人に任せよう」と思ってもらえる機会が増えました。

最近では女性も働きやすい環境が少しずつ整ってきています。

だからこそ、今のうちにチャレンジしておけば、チャンスはさらに広がっていくはずです。

 

まとめ

施工管理の仕事は「人と話すのが苦じゃない」「達成感を味わいたい」という方には、ぜひおすすめしたい仕事です。

現場は男性が多く、最初は不安を感じることもあると思います。

実際、私も現場に1人だけ女性という環境がほとんどでした。

それでも、「現場の流れがわかるようになった瞬間」「工程が予定通りに進んだとき」にはやりがいを強く感じます。

また、周囲が自分を頼ってくれるようになると自然と「やってきてよかった」と思えるようになります。

逆に、人と話すのが極端に苦手な方や、予定通りに物事が進まないとイライラしてしまうタイプの方には、少ししんどく感じるかもしれません。

ただ、最初から完璧である必要はまったくありません。

私もたくさん失敗しながら、少しずつ仕事に慣れてきました。

「なんとなく興味がある」「やってみたい気持ちはある」 そう思っているなら、一度チャレンジしてみる価値は十分にあります。

きっと、あなたにしかできない現場づくりが待っていると思います。

 

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