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会計事務所(税理士業界)の転職体験談

会計事務所(税理士補助)に向いている人・向いてない人の特徴とは?

  • 会計事務所(税理士補助)に向いてる人の特徴とは?
  • 逆に「こういう人は性格的に向いてないからやめとけ!」とかってある?
  • 他業種、業界での実務経験で評価されるスキルはどんなの?
  • 入社したら後悔する「相性の悪い会計事務所や所長税理士」の見極め方とは?

会計事務所の仕事は、数字を扱うだけのデスクワークと思われがちですが、実際には人との関わりが多く、責任も重い専門職です。

このブログ記事では、会計事務所で働く税理士補助の仕事に向いている人・向いていない人の特徴を分かりやすく解説します。

どんな所長税理士の下で働くか?も重要なので、そのあたりもくわしく解説しますね。

管理人

相性の良い職場(と、所長税理士)に出会うために知っておくべき転職活動のコツについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

この記事の目次

会計事務所(税理士補助)に向いている人の特徴10個

↓まずは、会計事務所で働く税理士補助に「向いている人の特徴」をまとめました。

それぞれの項目について、順番に見ていきましょう。

 

④【最重要】責任感がある人

会計事務所(税理士・税理士補助問わず)の基本業務は、税務申告書を作ることですが、それだけにはとどまりません。

顧問先企業が銀行との融資交渉をスムーズに進められるよう、事業計画書を一緒に作成したり、税務署の調査に立ち会ったりといった重要な場面にも関わります。

もし過去の会計処理にミスが見つかり、多額の加算税を課されたり、融資がうまく通らなければ、最悪の場合、顧問先の存続に影響を及ぼすことだってあります。

補助金や助成金を調べて提案することもあれば、経営者にとって必要な生命保険加入を勧めることもあります。

なぜなら、経営者に万が一のことがあった場合、会社の借金はそのまま家族に引き継がれてしまうからです。

こうした背景を理解しながら働くと、日々の業務に「責任を持つ」という感覚が自然に育ちます。

責任感がある人は、どんな現場でも信頼されます。

逆に、それが欠けていると、どれだけ数字に強くても信頼は得られません。

この仕事では「責任感」こそが最大のスキルなんです。

 

②几帳面でコツコツ作業や地味な業務が苦にならない人

会計事務所の仕事は、毎月同じようなルーチン作業の繰り返しが多いです。

領収書のチェックや試算表の作成など、細かい作業が中心です。

でも、コツコツと正確に積み上げる作業が得意な人にとっては、それがむしろ楽しい時間になります。

「地味だけど確実に終わらせる」姿勢は、職場全体からの信頼を得る大きな要素になります。

焦らず着実に仕事を進められる人は、確実に評価される世界です。

 

③業務の流れやしくみの効率化を考えられる人

会計事務所の職員は、顧問先の経理が正しく行われているかチェックしに行くことがあります。

この訪問を「巡回監査」や「月次監査」と呼びます。

ただ確認するだけでなく、「どうすればミスが減るか」「どうすればスピーディに処理できるか」を考えるのも重要な仕事です。

たとえば、帳票のテンプレートを作ったり、入力のルールを統一したりといった工夫ができる人は重宝されます。

自分の業務効率だけでなく、事務所全体の流れを意識できる人は、確実に伸びます。

 

⑤チームワークを大切にできる人

会計事務所の仕事は意外とチームプレーが多いです。

税務申告書のチェックや、クライアント対応の引き継ぎなど、複数人で協力しないと進まない場面がたくさんあります。

自分一人のやり方にこだわるよりも、周囲と歩調を合わせて進められる人が結果的に仕事をうまく回せます。

助け合いながら仕事を進める姿勢は、どの会計事務所でも重視されています。

 

⑥PC操作や会計ソフトの扱いに抵抗がない人

今の会計事務所は、デジタルツールが仕事の中心です。

会計ソフトやクラウドツール、さらにはAIの導入がどんどん進んでいます。

ChatGPTやGeminiのようなAIツールを使って情報を整理したり、会計freeeなどのソフトで自動仕訳を処理したりするのは日常的な光景です。

こうしたツールを「面倒そう」と避けるのではなく、「試してみよう」と思える人はすぐに現場に馴染めます。

もし今あまり触ったことがないなら、家計簿をfreeeでつけてみるのもおすすめです。

面接で「自分で触って慣れています」と話せるだけで、評価が一段上がります。

 

⑦勉強やスキルアップが好きで、会計や税金について学び続けられる人

会計事務所の職員は、税理士試験の勉強をしている人も多いです。

毎年税法が改正されるため、学び続ける姿勢が自然と求められます。

勉強が苦にならない人にとっては、この変化こそがモチベーションになります。

「勉強が好き」という感覚が、長く続けられる大きな原動力になる仕事です。

 

⑧体力があり、繁忙期にも前向きに頑張れる人

1〜3月の確定申告期は、どうしても忙しくなります。

夜遅くまで残業することもありますが、やりきったあとの達成感は格別です。

チーム全体で一緒に乗り越えるので、自然と絆も強くなります。

大変な時期をポジティブに捉えられる人は、確実に評価されます。

 

⑨人の役に立てることにやりがいを感じられる人

会計事務所の仕事は、顧問先の経営者を支える仕事でもあります。

節税の提案をしたり、融資資料を整えたり、経営の相談に乗る場面もあります。

感謝の言葉をもらうことも多く、「誰かの助けになれている」と実感できるのがこの仕事の魅力です。

人の役に立つことに喜びを感じられる人は、間違いなくこの世界に向いています。

>>【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…
 

会計事務所(税理士補助)に向いていない人の特徴7個

次に、会計事務所の税理士補助に「向いていない人の特徴」を解説します。

私は3社の会計事務所でトータル10年以上働いていますが、

ぶっちゃけ「この人は会計事務所には向いてないかも…」と感じる人とも少なからず出会いました。

(↓※ 具体的にはこういう特徴に当てはまる人)

管理人

ネガティブな内容になってしまい恐縮ですが、とても大切な内容です。

(正確的に自分にあってない仕事で頑張ることほどしんどいことはありません)

入社前にぜひチェックしておいてくださいね。

 

①細かい作業やチェックが苦手で、単調な作業は飽きてしまう人

会計事務所の仕事は、顧問先企業の実際の取引を正確に会計データへ反映させることが基本です。

つまり、細かい確認作業の連続です。

請求書や領収書と会計ソフトのデータを照らし合わせ、不明点があれば経理担当者や社長に確認する──。

この地味なチェック作業に「つまらない」「飽きる」と感じてしまう人には、正直あまり向いていません。

小さなズレや誤りを根気強く突き詰められる人こそ、会計業界では信頼を得られるからです。

 

②人と会うことにストレスを感じやすい人

会計事務所の職員は、数字ばかり扱っているように見えて、実際は人と話す機会がとても多いです。

多くの事務所では、毎月クライアントを訪問して、経営者や経理担当と打ち合わせをします。

まさに「巡回監査」と呼ばれるルート営業のようなイメージです。

経営者との会話では、節税の相談や経営の悩みなど、センシティブな話題に踏み込むこともあります。

人とのやり取りに強いストレスを感じるタイプだと、精神的にきつく感じるかもしれません。

「コツコツ作業だけしていたい」という人は、一般企業の経理職の方が合う場合もあります。

 

③仕事を自分で抱え込みがちな人

責任感が強すぎる人ほど陥りがちなのが、このタイプです。

ミスをしたくない一心で、他人に相談せず一人で抱え込んでしまうと、結果的にミスや遅延を招くこともあります。

会計事務所では「報連相(報告・連絡・相談)」がとても重要です。

自分で全部抱えるより、早めに共有してチームで対処する方が結果的にスムーズに進みます。

完璧主義よりも、柔軟に頼れる人が向いています。

 

④責任を負うプレッシャーに弱い人

会計事務所の仕事は、正確性が求められるだけでなく、結果の重みが大きいです。

税務申告書に誤りがあれば、顧問先に損害が出ることもあります。

「間違ってはいけない」という緊張感の中で仕事を続けるのがつらいと感じる人には、向いていないかもしれません。

一方で、多少のプレッシャーをモチベーションに変えられる人は、この仕事を楽しめる傾向があります。

 

⑤学ぶ意欲が低く、変化を嫌う人

税制は毎年のように改正されます。

会計ソフトもアップデートが頻繁にあり、日々の知識アップデートが欠かせません。

そのため、学ぶ意欲が低いとどうしても置いていかれます。

「去年と同じでいい」と思ってしまうタイプは、会計業界では生き残りにくいです。

新しいことに前向きな人ほど、成長スピードが速い世界なんです。

 

⑥ストレス解消が苦手で、繁忙期に疲弊しやすい人

会計事務所の繁忙期は、精神的にも体力的にも負担がかかります。

この時期にうまくリフレッシュできない人は、疲れをためやすい傾向があります。

どんなに忙しくても、軽い運動をしたり、好きなことをする時間を確保するのは大事です。

自分をうまくコントロールできる人ほど、長くこの業界で活躍できます。

 

⑦「自分には合わない」と思った時にすぐ諦めてしまう人

会計事務所の仕事は、最初の1〜2年が特に大変です。

専門用語や処理の流れを覚えるまでは、誰でも壁にぶつかります。

でも、ここを乗り越えた先にやっと面白さが見えてくるんです。

「向いてないかも」と感じても、もう少し踏ん張る気持ちを持てる人が、結果的にスキルを身につけていきます。

継続できる人ほど、気づけば周りに信頼される存在になっているものですよ。

>>【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…
 

実際に入社する会計事務所や所長税理士との相性も重要

会計事務所で長く働けるかどうかは、仕事内容にくわえて「どんな事務所に所属するか?」で決まることも多いです。

つまり、仕事の向き不向きと同じくらい、職場との相性が大切なんです。

↓入社前に知っておきたい職場選びのポイントをお伝えします。

管理人

 

①同じ仕事内容でも、事務所ごとに働き方がまったく違う

会計事務所は、どこも似た仕事をしているように見えて、実際はまったく違います。

担当するクライアントの件数や業種、所長の方針によって、働き方や忙しさが大きく変わります。

ひとりあたり15件から20件程度を担当する事務所なら、落ち着いたペースで仕事ができます。

一方で、30件を超える環境では、常に納期に追われる日々になるでしょう。

また、自分が目指す税理士像と事務所の方向性が合っているかも大切です。

資産税や相続関連の仕事に強くなりたいと思っていても、その分野を扱っていない事務所では経験を積めません。

どんな顧客層を相手にするか、どんな方針で仕事を進めているかを事前に調べておくことが、入社後のギャップを防ぎます。

 

②所長税理士の考え方や人柄が働きやすさを左右する

会計事務所の雰囲気は、所長の性格や価値観によって決まるといっても過言ではありません。

教育に熱心で人を育てようとするタイプもいれば、数字重視で効率を最優先するタイプもいます。

どちらが正しいという話ではなく、自分がどちらの環境で力を発揮できるかを考えることが大切です。

新人のうちは、所長との関係がモチベーションを大きく左右します。

面接時の会話の中で、職員への接し方や教育方針に耳を傾けると、人柄が見えてきます。

安心して働けるかどうかは、結局のところ「この人と合うかどうか」に尽きるんです。

 

③経営方針や成長意欲がある事務所かを見極める

会計事務所のなかには、長年のやり方を変えずに安定を重視するところもあれば、新しい取り組みに積極的なところもあります。

前者は落ち着いた環境ですが、スキルアップの機会は少なめです。

後者は変化が多く、最初は大変かもしれませんが、成長のスピードは格段に早いです。

最近はクラウド会計やAIの導入が進んでおり、前向きな事務所ほど環境整備にも投資しています。

求人情報だけでは見抜けない部分なので、面接のときに「最近新しく始めた取り組みはありますか?」と質問してみるのもおすすめです。

 

④30代の中堅職員がいるかどうかが職場の安定度を示す

意外かもしれませんが、職員の年齢構成を見るだけで、その事務所がどんな職場かが見えてきます。

30代の職員が少なく、若手とベテランだけが残っている事務所は、人の入れ替わりが激しい可能性があります。

逆に、20代・30代・40代と幅広い世代が在籍している事務所は、育成と定着がうまくいっている証拠です。

求人票に年齢層が載っていない場合は、面接の場で「職員の年齢層」を軽く聞いてみるとよいでしょう。

バランスの取れた組織は、自然と風通しもよく働きやすい環境になっています。

 

⑤未経験者への教育体制が整っているかをチェック

すべての会計事務所が教育体制に力を入れているわけではありません。

中には、昔ながらの「見て覚えろ」というスタイルを続けている職場もあります。

こうした事務所では、未経験者が成長する前に辞めてしまうことが少なくありません。

最初の職場で良い教育を受けられるかどうかは、その後のキャリアに直結します。

マニュアルや研修制度、教育担当者の有無など、求人情報や面接の場で必ず確認しましょう。

自分を育ててくれる環境を選ぶことが、最初の一歩を成功させる一番のポイントです。

>>【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…
 

意外な評価スキルも?会計事務所で活かせる実務経験や能力

会計事務所といえば簿記!と思われがちですが、重視されるのはそうした知識だけではありません。

(もちろん、簿記や財務諸表の知識もとても大切ですが、それだけではない)

ここでは、会計事務所(税理士業界)で意外に高く評価される実務経験や能力を紹介します。

管理人

意外に高く評価されるスキルも多いので、これまでのご自身の職歴やキャリアを思い出しながら読んでみてくださいね。

 

①簿記の基礎知識・会計ソフト操作スキル

会計事務所の仕事の基本は、やはり簿記の知識です。

とはいえ、簿記2級や3級レベルの理解があれば、最初の業務には十分対応できます。

実務では、会計ソフトを使いこなせるかどうかが大きなポイントです。

特に最近は、freeeやマネーフォワードなどのクラウド型ソフトの導入が進んでいます。

資格よりも、実際に操作して慣れていることのほうが評価されることもあります。

時間がある人は、無料体験版を使って自分で帳簿をつけてみると良い練習になります。

 

②税金・社会保険の基本的な知識

税金や社会保険に関する基礎知識は、どんな職員にも求められます。

といっても、最初から深い理解は必要ありません。

源泉徴収や年末調整、社会保険料の計算など、実務を通して少しずつ覚えていけば大丈夫です。

知識をもとに経営者へアドバイスできるようになると、信頼も大きく高まります。

資格よりも、学び続ける姿勢の方が重視される分野です。

 

③営業・接客・販売経験(顧客対応力が活きる)

意外かもしれませんが、営業や接客の経験は会計事務所でとても重宝されます。

なぜなら、税理士補助の仕事は「人と関わる仕事」だからです。

会計データの確認や説明の場面では、経営者や担当者と話す機会が多くなります。

相手の立場を考えながら話せる人は、自然と信頼を得られるんです。

お客様の話を聞く力や、柔らかく説明するスキルは、営業職の経験がある人の大きな武器になります。

 

④ひとつの業界で長く働いた経験

一見、会計とは関係なさそうに見えますが、同じ業界で長く働いた経験は評価されます。

長期的に仕事を続けた実績がある人は、責任感や継続力があると判断されやすいからです。

また、特定の業界の仕組みを理解している人は、その業界のクライアントを担当する際に強みを発揮します。

たとえば、飲食業界で働いた経験がある人なら、原価や在庫管理の話が理解しやすいですよね。

数字を現場感覚で捉えられる人は、会計事務所でも信頼されやすいです。

 

⑤副業や自営業経験(経営感覚が理解できる)

個人でビジネスをした経験がある人は、クライアントの立場を深く理解できます。

売上や仕入れの流れ、キャッシュフローの考え方など、自分の経験をもとに話せるのは大きな強みです。

実際、会計事務所では副業経験やフリーランス経験を評価する傾向が高まっています。

経営の苦労や数字の意味を肌で理解している人は、経営者から見ても安心感があります。

「この人は現場を分かっている」と感じてもらえるかどうかが信頼を生む鍵なんです。

 

⑥IT・AIリテラシー(Excel・会計ソフト・AI)

ここ数年、会計事務所の業務は一気にデジタル化が進みました。

Excelでのデータ集計や、AIによる仕訳の自動化など、ツールを使いこなせる人が求められています。

特に、関数やピボットテーブルを扱える人は即戦力になりやすいです。

また、ChatGPTのようなAIツールで報告書の下書きを作るなど、新しい方法を試せる柔軟さも評価されます。

「自分にはITが苦手」と感じる人でも、少しずつ触れて慣れていけば十分対応できます。

ツールを味方にできる人は、今後ますます重宝される存在になるでしょう。

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転職後に「こんなはずでは…」と後悔しないための入社前準備

会計事務所への転職は、思っている以上に情報の非対称性が大きい世界です。

入ってみたら想像と違った、勉強時間が取れなかった、職場の雰囲気が合わなかった──そんな声も少なくありません。

事前の準備をしておくだけで、転職後の満足度は大きく変わります。

ここでは、入社前にやっておきたい大切な準備を紹介します。

以下、順番に見ていきましょう。

 

①会計事務所専門の転職サイトで相場(年収・残業・規模)を把握する

まず最初にやるべきことは、業界全体の年収や雇用条件の相場を知ることです。

会計事務所の給与や残業時間は、事務所によって差が大きいです。

(同じ地域でも、年収が100万円以上違う…みたいなケースもあります)

会計事務所(税理士業界)専門の転職サイトを使えば、どのエリアでどのくらいの待遇が一般的なのかを把握できますので、活用しましょう。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。

↓無料登録しておくと非公開求人の情報にもアクセスできるようになりますので、情報検索ツールとしてフル活用しましょう。

(完全無料で使えるサイトです)

管理人

ヒュープロ(会計職専門の無料転職サイト)

ホワイト事務所の求人探すならここ!

ヒュープロは会計職専門の転職サイトです。メールアドレス無料登録で現在募集中の求人を検索できます。
(↓有名事務所職員のリアルな年収もチェックできますよ)

・未経験資格なしで年収400万円〜
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↑などなど、好条件求人が多数ありますので、税理士業界で転職活動中の方は情報リサーチに活用してみてください。
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②転職エージェントと無料面談して自分の将来像やキャリアプランにアドバイスをもらう

転職を考えるとき、多くの人が「どんな事務所に入るか」ばかりに目を向けがちです。

けれど本当に大事なのは、「入ったあとにどうなりたいか」を整理することなんです。

転職エージェントと面談をすると、客観的な立場からキャリアの方向性を整理してもらえます。

転職エージェントについても、「税理士業界専門」を使うのが重要です。

税理士業界での実務経験があったり、税理士受験生の経験がある転職エージェントが相談に乗ってくれたりしますので、的確なアドバイスをしてくれますよ。

(ここで、リ◎ナビなどの「一般向け転職エージェント会社」を使ってしまうと、税理士業界についてよくわかっていないエージェントに当たってしまう可能性があるので、注意が必要です)

管理人

自分では気づけなかった強みや、将来的に目指せるキャリアの可能性を知るきっかけにもなります。

エージェントとの相性はあるので、2社〜3社程度面談してみて、自分に合ったアドバイスをしてくれるエージェントと二人三脚で進めていく、みたいな使い方がおすすめです。

↓個人的におすすめの「税理士業界専門の転職エージェント」はこちら。

  • ヒュープロ
    税理士業界最大手クラスのエージェント会社。迷ったらここ一択。
  • ミツプロ
    こちらも税理士業界専門。エージェントのサポートが手厚いのが特徴。
  • MSジャパン
    経理職への転職も検討している人はこちらがおすすめ。圧倒的な求人数を持つ大手エージェント会社です。

 

③実際の仕事内容を具体的に理解する(巡回監査・申告業務など)

会計事務所の主な仕事内容は、クライアント先を訪問して経理状況を確認する「巡回監査」や、決算書・税務申告書の作成です。

他にも、補助金の申請サポートや銀行との交渉資料の作成など、経営支援の仕事も多いです。

これらを理解していないと、入社後に「こんなに人と話す仕事だったのか」と驚く人も少なくありません。

求人票に書かれていない「実際の一日の流れ」まで把握しておくことが大切です。

 

④転職エージェント経由で現場で働く人のリアルな声を聞く

職場の実態は、求人情報だけでは分かりません。

実際に働いている人の声を聞くことで、リアルな職場環境を知ることができます。

転職エージェントは、過去にその事務所へ入社した人の体験談を知っている場合もあります。

人間関係や教育方針、繁忙期の残業の実態など、求人票には載らない情報を得られることも多いです。

内情を知るだけでも、安心感がまったく違ってきます。

 

⑤職場体験・インターンがあれば積極的に利用する

もし可能であれば、短期間の職場体験を利用するのがおすすめです。

実際に仕事の流れを体験してみることで、自分に合うかどうかを肌で感じられます。

特に未経験者の場合、業務スピードや雰囲気を体感しておくと、入社後のギャップを減らせます。

見学だけでも構いません。まずは現場を自分の目で見ることが大事です。

 

⑥所長税理士の年齢・方針・後継者の有無を確認する

意外と見落とされがちですが、所長の年齢や今後の方針も重要なチェックポイントです。

高齢の所長が一人で経営している事務所は、将来的に事務所ごと閉鎖されるケースもあります。

また、所長の考え方が保守的だと、新しい挑戦ができないこともあります。

できれば、後継者がいるか、今後の事務所の方向性をどう考えているかを確認しておきましょう。

安定して長く働ける環境かどうかを見極める判断材料になります。

 

⑦税理士受験生は「勉強との両立」が可能な環境かを要チェック

税理士試験の勉強と仕事の両立は、多くの人にとって大きな課題です。

事務所によっては、繁忙期の残業が多く、勉強時間が確保しにくいところもあります。

一方で、受験生を応援してくれる事務所もあり、試験前には早上がりを認めるなど柔軟に対応してくれるケースもあります。

求人票や面接で「勉強時間をどの程度確保できるか」を率直に聞くことが大切です。

受験との両立がしやすい職場を選ぶことは、長期的なキャリア形成にもつながります。

>>【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…
 

まとめ

↓最後にまとめるとこんな感じです。

向いている人の特徴 向いていない人の特徴
几帳面で地味な作業をコツコツ続けられる 単調な仕事が苦手で飽きやすい
責任感があり、期日を守る意識が高い ミスやプレッシャーに弱く、焦りやすい
人と話すのが苦にならず、信頼関係を築ける 人と会うことにストレスを感じやすい
学ぶことを楽しみ、知識を更新し続けられる 変化を嫌い、新しい知識を覚えるのが苦手
チームで協力して仕事を進められる 自分だけで抱え込みがちで、相談ができない
体力があり、繁忙期でも前向きに頑張れる ストレス解消が苦手で、忙しい時期に疲弊しやすい
人の役に立つことに喜びを感じられる 自分の仕事が何のためかを意識しづらい

会計事務所の仕事は、数字と人の両方を相手にする専門職です。

自分の強みと価値観を理解し、それを活かせる環境を選べば、長く安定して働くことができます。

あなたの適性と努力が正当に評価される場所で働けるように、

自分に合った事務所をコツコツ探していくようにしましょう。

管理人

 

【実体験談】ブラック事務所の労働環境が地獄すぎた件…

(労働環境が過酷な「ブラック事務所」の実態とは…)

これから働く人も、すでに働いている人も、

会計事務所で働くなら「ブラック事務所」にまちがえて入社しないように注意してください。

会計事務所(税理士業界)って、所長税理士含めて5名〜10名ぐらいの「小さな組織」がほとんどです。

基本的に所長税理士のワンマン経営なので、

その所長税理士の考えがブラックだと、そこで働く職員スタッフは「超絶ブラックな労働環境」で働くことになってしまうんです。

ブラック事務所の労働環境は本当に悲惨です。

↓例えば、私が実際に働いていたブラック事務所の労働実態はこんな感じでした。

管理人
  • 月給手取り16万円で生活費カツカツ。資格スクール代すら払えない。
  • 職員1人あたりの担当顧客数が多すぎて、仕事が激務すぎる。
  • 客層が悪すぎて、ヤ◯ザみたいな顧問先社長から脱税の片棒かつぎをさせられる…。
  • 新人は「雑用係」でろくに仕事を教えてもらえない。
  • 顧客のほとんどが個人事業主で、確定申告時期の業務量が地獄…。
  • 所長税理士やベテラン職員のえげつないパワハラが横行。
  • 税理士試験の勉強と両立なんてほぼ不可能。3年間で科目合格ゼロ…。

(↑いま思い出しても胃がキリキリしてきます…。)

特にきつかったのが、所長税理士とベテラン職員によるパワハラ/モラハラですね。

ブラックな会計事務所って、所長税理士と職員スタッフが「師匠と弟子」みたいな徒弟制度の雰囲気なところが少なくないんですよ。

ささいなミスで怒号が飛ぶとかは日常茶飯事でしたし、

人格を否定するような罵声をくらいすぎて精神的に病みまくってました。

 

ブラック事務所に「税理士としてのキャリア」をつぶされる人多数…

あと、ブラック事務所って新人を教育するという文化がほぼないんです。

基本的に職場に放置されて「先輩のやりかたを見ながら覚えて」みたいな感じ。

で、積極的に質問してかないと「お前やる気あんの?」と怒られる。

まだ教わっていないこと、知らない処理でミスしたら「なんでできないの?」と怒鳴られる。

あと、ブラック事務所勤務で、

仕事と税理士試験の両立とかはほぼ不可能ですからね。

優秀だとかそうでないとかの問題じゃなくて、現実問題として勉強する時間がとれないんです。

実際、「何年も働きながら勉強してるのに科目合格ゼロ…

みたいな人って、ブラック事務所にはいっぱいいますからね…。

こんなふうに、ブラック事務所にまちがえて入社してしまうと、

長い目で見ると、税理士としてのキャリアをつぶされてしまう可能性大です。

本当にしんどい状態になってしまうので、くれぐれも注意してください。

 

【天国と地獄…】ホワイトな会計事務所も探せばちゃんとある

もちろん、会計事務所のすべてがこういう「ブラック事務所」というわけではありません。

中には職員スタッフの雇用環境を改善して定着率を高め、

どんどん事務所を大きくしていっているホワイトな会計事務所もありますよ。

実際、私も1社目のブラック事務所の業務が限界を超えた時に、

別の会計事務所に転職したのですが、

「ここは天国か…?」みたいなホワイト環境でした。

(というか、転職前が地獄すぎただけなのですが)

管理人

↓ホワイト事務所の職場環境は例えばこんな感じ。

  • 未経験資格なしの新人でも年収400万円(月給25万円〜)スタート。
  • 顧客の「数より質」で高い顧問料を実現していて好業績。
  • 法人顧客がメインなので確定申告時期も残業ゼロ。
  • ワークライフバランス型の勤務で税理士試験との両立も余裕あり。
  • しっかりとした新人研修があり無理なく業務に適応できる
  • 売上数十億円規模の大手クライアントもあり貴重な経験を積める

すでに会計事務所で働いている人の中には「そんなホワイトな事務所ほんとにあんのかよ?」って思う人もいるかもしれませんので、

↓実際に募集されているリアルな求人例も見てみましょう。

お給料の相場感からして全然違いますよね。

 

>>実際の求人を見てみるならこちら

 

ブラック事務所の環境に慣れていると、

会計事務所なんてどこもこんなもんだろう…」って思ってしまいがちなんですが、実際にはそうではありません。

ひとくちに会計事務所といっても、

所長税理士の考え方によって職場環境や社風はまったく違うんですよね。

と、このように書くと、

自分の学歴や職歴だと、ホワイト事務所に入るのはきびしいかも?」

科目合格もまだないし、簿記2級すら持ってないからホワイト事務所に転職は無理?

と感じる方も多いかもしれません。

特に、税理士試験って、社会人になってから勉強を始める人も多い試験なので、

未経験資格なし(科目合格ゼロ)で転職活動せざるをえないケースは非常に多いんですね。

ただ、結論から言うとこれは大丈夫です。

ホワイトな会計事務所の求人って、

探し方さえまちがえなければちゃんと見つかりますし、

意外にハードルは低くて、現時点での職歴に自信がない方でも普通に入社できますよ。

※ ホワイト求人の探し方は、この次の項目ですぐお教えします)

業界経験2年以上〜などの実務経験者はもちろん、

未経験資格なしの人でも、ホワイトな会計事務所に採用されるケースは普通にあるんです。

以下では、現時点での職歴や資格スキルに自信がない人が、

ホワイト事務所の求人を見つける方法を解説します。

管理人

 

年収高めで働きやすい「ホワイト事務所の求人」を見つける方法

結論からお伝えします。

お給料高めで、労働環境も良いホワイトな会計事務所で働きたいなら、

会計職専門の転職サイトを使って求人リサーチするようにしてください。

(転職サイトは無料で使えます)

会計職専門の転職サイトとは、会計事務所や経理といった「会計職の求人」だけを掲載している転職サイトのことです。

ひたすら「求人数ナンバーワン!」で勝負してくるリクナビ等と違って、

「この業種・業界の求人ならどこにも負けない!」というかたちで、

求人の質の高さ(年収などの雇用条件)で勝負しているのが特徴です。

逆にいうと、会計職専門サイトは「質の高さ」で勝負しないと、

「求人数ナンバーワン」が売りのリクナビには勝てないんです。

管理人

会計職専門サイトでは、ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されていますので、

変な事務所にまちがえて応募してしまうリスクを避けられますよ。

 

ホワイト事務所の求人は、こういうところで探せば見つかる!

↓会計職専門の無料転職サイトで有名どころでは、ヒュープロがあります。

(ヒュープロは会計事務所や経理など「会計職」専門の無料転職サイトです)

>>ヒュープロ公式サイトはこちら

↓例えば、以下のようなホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。

(無料登録で、リアルな求人条件や事務所名、年収も見られます)

管理人
  • 未経験資格なしでも年収450万円〜の求人
  • 実務経験3年以上で年収600万円〜の求人
  • BIG4税理士法人を含む大手税理士事務所の求人
  • 資産税の実務経験を積める専門事務所の求人
  • 会計事務所から経理への転職歓迎の一般企業求人

経理職の求人も豊富にあるので、

会計事務所から経理への転職を目指す人も使えますよ。

ヒュープロは会計職を志す人にとっては「鉄板中の鉄板サイト」です。

求人リサーチにフル活用しましょう。

>>ヒュープロに無料登録して求人検索してみる(無料)

 

会計職専門サイトを使えば、ブラック事務所の求人を排除できる理由

会計職専門の転職サイトは、求人の質を確保するために、

求人を出す企業側(会計事務所側)の審査を厳しく行っているのが特徴です。

具体的にいうと、担当のエージェントが実際に事務所に出向いて所長税理士と面談し、

スタッフに対してブラックなことをやってないか?をチェックするしくみがあります。

大手転職サイトのリクナビとかハロワだと、

求人数が膨大すぎてこういうきめ細やかなチェックはむずかしいのが実情ですね。

(広告料というかたちでお金を払えば、

ブラックだろうが何だろうが求人を掲載できてしまう)

管理人

ある程度求人数がしぼられている「業種業界の専門サイト」だからこそ実現できるチェック機能というわけです。

あと、転職サイトで求人を見たときに、

「この求人を出している事務所はホワイトか?ブラックか?」なんて、

ぶっちゃけよくわからないですよね。

(実際に事務所に出向いてみないと判断のしようがない)

この事務所良さげ!って転職サイトを見て思って面接に行ってみたら、

みんなしんどそうな顔して働いてて応募する気が失せた…なんて経験がある人も多いでしょう。

(これ、めっちゃ時間の無駄ですよね…)

特に、働きながら転職活動をする場合、時間や労力をいかに効率化するかは大切。

だからこそ、会計事務所の求人は、あらかじめブラックを排除してくれている会計職専門サイトで探すべきなんです。

ブラック事務所の求人はあらかじめサイト側が排除してくれていますから、

ホワイト事務所の求人だけにしぼりこんで、転職活動を進めていくことができます。

>>ホワイト事務所の求人多数あり!会計職専門の転職サイトで求人を見てみる

 

「今すぐは転職活動を始められない人」もやっておくべきこと

(今すぐ転職できない人も「転職サイトへの無料登録」だけは早めにやっておきましょう)

  • いまの職場で定年までずっと働くことはありえないけど、今すぐは転職活動を始められない。
  • 仕事が忙しすぎて転職活動に時間と労力をさけない…。
  • なんとなく仕事に不満やモヤモヤはあるけど、転職するかどうかはまだ決めていない。

↑このブログを読んでくださっている人の中には、こういう状態の方も多いでしょう。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

新しい職場環境に移るのって、いろんなストレスがともなうものです。

ただ、今すぐは転職活動できない人も、

会計職専門の転職サイトに無料登録して、

最新の求人情報が情報として入ってくるようにしといた方が良いです。

なぜかというと、転職って、ぶっちゃけ運で決まってしまう部分も大きいから。

どんなに優秀でやる気のある人でも、たまたま市場環境が悪くて、

ホワイト事務所が求人を出していない時期に転職活動することになると、

やむを得ずブラックな事務所に転職せざるを得ない…。みたいな事態に見舞われることはあり得ます。

実際、私もブラック事務所勤務時代に、

「この先輩、めっちゃ優秀で性格も素晴らしいのに、

なんでうちみたいなブラック事務所で安い給料でこき使われてるんだろう…?

って人はもううんざりするほどたくさん見かけました。

管理人

転職活動ってそのときどきの景気状況に左右される部分がものすごく大きいんです。

どんなに優秀な人でも、ホワイト事務所側が求人を出してくれないことには転職成功なんてありえないですよね。

だからこそ、早め早めに準備を始めて、多くの求人情報に日常的に触れておくことが大切なんです。

転職サイトに無料登録すると、希望勤務地や譲れない条件(年収など)の希望条件を入力することができます。

これを細かめに入力しておくのが、情報リサーチの質を高めるコツです。

↑さらっと書きましたが、この入力作業がめちゃくちゃ重要です。

管理人

最低限、これさえやっておけば、ホワイト事務所の求人が転職サイトに登録されるたびに、

最新の求人情報が定期的にメール配信されてきます。

良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存しておきましょう。

ホワイト事務所の求人情報をコツコツストックしておくことで、

いざ転職となった時にロケットスタートでライバルに差をつけることができます。

日常的に求人情報を見慣れておくことで、「相場感」を養うことも重要。

業界内での年収や雇用条件の相場などもなんとなく把握できるので、

条件面で損するリスクを下げられます。

(実際にはもっと良い条件で攻めても良いのに、相場感がないために低めの条件で我慢してしまう…みたいなケースはすごく多いです)

ホワイト事務所の求人は人気なので、ライバルもある程度います。

ライバルの中から頭ひとつ抜け出すためにも、日頃から多くの求人情報に触れておくようにしましょう。

会計職専門の転職サイトは、誰でも無料で使うことができる貴重な情報リソースです。

無料登録で事務所名やリアルな年収を見ることができますので、活用するようにしましょう。

 

いい意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切

日常のストレスや疲労が限界に近づいてくると、どんな簡単な作業でもめんどくさくなるのが普通です。

仕事終わった後や通勤電車の中で、転職サイトをスマホでチェックするのすら苦痛に感じてしまうんですよね。

そうなる前に、転職サイトに無料登録して希望条件の入力だけはきっちりやっておいてください。

これだけやっておいて、気になる情報が自動的に配信されてくるのをチェックしておくだけでも、

今の状況がどうしてもしんどくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。

過労やストレスでどうしようもなくなる前に、転職という対策を打てるようにしとくことが大切なんですね。

転職サイトはだれでも無料で使えます。

今すぐは転職活動できない人も、無料登録しておきましょう。

 

将来は「どうせ税理士として独立するから、職員時代の給料は安くてもいい」という方へ

将来的に独立を目指してるから、職員時代の給料は安くてもいい」

有能な税理士になるためには、激務ぐらいの環境で実務を鍛えてもらうべきでは?」

↑こういうスパルタで自分に厳しい人もひょっとしたらいるかもしれません。

ただ、結論から言うと、こういう発想で勤務先の事務所を選ぶのはやめといた方が良いです。

私は過去10年間に3つの会計事務所で実務やってきましたが、

激務ブラックな事務所で働きながら、

税理士試験を突破できた人に一度も出会ったことがありません。

(過去に100人以上の税理士志望者と一緒に仕事してきてますが、ゼロです

管理人

人間はなんだかんだで環境に左右される生物です。

所長税理士以外は税理士有資格者が1人もいない…みたいな環境で働くより、

毎年当たり前のように科目合格者を積み重ねる人が出て、

5科目達成者もポツポツ出てるような事務所で切磋琢磨(せっさたくま)しあう方が、絶対に短期合格に近づけますよ。

仕事と勉強の両立がマストな社会人受験生にとって、どういう事務所を選ぶか?は超重要な問題です。

勤務先にブラック事務所を選んでしまうと、

あなたの「税理士になる」という夢は確実に遠のいてしまうので、注意してください。

お給料についても、将来の独立資金のことも考えると、ちょっとでも高い方が良いですからね。

会計事務所で働く場合、税理士試験の進捗は、仕事のモチベにも大きく影響します。

業務量の落ち着いているホワイト事務所を勤務先に選ぶようにしましょう。

 

税理士業界で働くなら「どのぐらいのお給料を稼げるか?」はものすごく大切

お給料の金額ってあらゆる意味で超重要です。

20代まではいいけど、30代以降はマジで痛感すると思います。

「お金にまつわるプロの専門職」を名乗ってるのに、自分自身のお給料は安い…とか、正直悲しすぎますからね…。

ちゃんとしたお給料を稼いでることは「職業会計人としてのプライド」にかかわることなんです。

会計事務所の職員が毎日やりとりするお客さんって、中小企業の社長さん達です。

社長さんたちに会計や税金のアドバイスをするのが仕事内容なわけですが、

社長さんたちってアドバイスを受ける相手を見るにあたって、

「こいつ自身がお金を稼いでるのか?」をものすごく重要視しています。

そして、あなた自身がお給料をバリバリ稼いでないと、

社長さん達ってアドバイスをいまいち信用してくれないんですよ。

(「俺にアドバイスする前に、お前が頑張れよ」的な態度を取られがち。これだと仕事がものすごくやりにくい)

稼げてる、稼げてないってどうしても顔に出ますしね。

中小企業の社長だと、「税理士さんって儲かるの?」って露骨に聞いてくる人もいたりします。

会計事務所の職員は、自分自身もバリバリ稼いでいる人ほど顧問先の社長から信頼され、仕事もやりやすくなるのが現実。

なので、お給料の金額にはしっかりとこだわるようにしましょう。

お金のことって表向きはみんな語りませんけど、これ、ものすごく大事なことです。

 

最後の最後にお伝えしたいこと

 

↑いろいろ書いてきましたが、結局大事なのはこれです。

どんなに頭よかろうが仕事ができようが、行動しないことには状況変化はゼロです。

転職活動について言えば、

今どんな状況にいる人でも「転職サイトを使った求人リサーチ」がスタート地点になります。

まずは「ここいいかも!」と思えるような事務所の求人をみつけることから始めてください。

日頃から最新の求人情報をストックしておき、いざ転職となったときに最速で動けるようにしておくのが大切です。

転職サイトへの無料登録は、スマホで1分でできる作業です。

今すぐ情報リサーチを始められますので、今すぐ行動を起こしましょう。

管理人

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