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ゲーム業界の転職体験談

ゲームプランナーを辞めたい人に多い退職理由は?異業種へのおすすめ転職先も紹介!

  • ゲームプランナーを辞めたい理由って何?
  • 異業種に転職するならどんな職種がおすすめ?
  • ゲーム業界内で転職する場合のコツは?
  • 転職を成功させるにはどうすればいい?

このブログ記事では、ゲームプランナーの退職理由と転職先について解説します。

結論から言うと、ゲームプランナーを辞めたい理由は様々ですが、転職先はしっかり選べば見つかりますよ。

異業種への転職は難しい部分もありますが、スキルを活かせる職種もあるので、諦めずに挑戦してほしいですね。

ゲーム業界で5年ほど働いています(28歳女性)
『ゼルダの伝説』などRPGが大好きで、ゲーム業界を志望しました。MARCH卒で大手ゲーム会社に新卒入社→東証プライム上場ゲーム会社に転職(ゲームプランナー職)
転職活動にはゲーム業界専門のギークリーを使用。年収は変わらずですが、より裁量の大きい環境で働けて満足です。

 

ゲームプランナーを辞めたい理由は?あるあるな退職理由

↓ゲームプランナーを辞めたい理由(退職理由)としては、主に以下の6つがあります。

  1. 「面白さ」を求める仕事に疲弊してしまう
  2. やりたい仕事ができない
  3. 人間関係に悩まされる
  4. 業務範囲と求められる知識が広すぎる
  5. 長時間労働が常態化しがち
  6. 給与水準が低い

以下では、それぞれの内容について詳しく説明していきます。

 

退職理由1. 「面白さ」を求める仕事に疲弊してしまう

ゲームプランナーは、「面白さ」という曖昧なものを追求する仕事です。

面白いかどうかの評価には主観が混じりますし、基準は人によって様々です。

ゲームプランナーには、自分のアイデアが面白いと信じる力と、どんな評価でも受け止める精神的なタフさが求められます。

正解のない「面白さ」を暗中模索し続ける仕事は、想像以上の心理的負担を伴います。

不安やプレッシャーで、精神的に追い詰められてしまう人も珍しくありません。

 

退職理由2. やりたい仕事ができない

配属や業務内容は会社やプロジェクトの状況に左右されるので、希望に沿わない人事異動がなされることもあります。

「RPG制作に関わりたいのに、社内にRPGのプロジェクトがない」

「レベルデザインの実績を積みたいのに、UI設計を任された」

「自分の企画を持ちたいのに、会社が社員の企画を受け付けていない」

このように、思い描いていたキャリアとのギャップを感じ、転職を決意する人もあります。

 

退職理由3. 人間関係に悩まされる

ゲーム制作には、ゲームプランナーだけでなくエンジニアやデザイナー、サウンドクリエイター等、様々な職種のクリエイターが関わります。

ゲームプランナーは、リーダーシップをとって各クリエイターと連携し、業務を進める役割が求められます。

プロジェクトが進行すると、意見の対立によって人間関係に亀裂が生じたり、遅延や度重なる仕様変更で雰囲気が悪くなってしまうことがあります。

ゲームプランナーとして問題を解消しようと動く中で、疲労を溜め込んでしまい転職するケースも珍しくありません。

 

退職理由4. 業務範囲と求められる知識が広すぎる

ゲームプランナーの業務範囲は多岐にわたります。

レベルデザインやバトル設計、UI設計の他、シナリオライターとしての力が求められることもありますし、職級が上がればマネジメントも求められるようになります。

それぞれの業務の知識が必要になることはもちろん、他のクリエイターと円滑に話を進めるためのプログラミングやデザインの知識も欠かせません。

また、面白いゲームを作るためには、他社のゲームだけでなくアニメや映画といった幅広いエンタメの知識も必要になります。

広すぎる業務範囲や求められる知識の膨大さを負担に感じて、ゲームプランナーを辞めてしまう人もいます。

 

退職理由5. 長時間労働が常態化しがち

ゲーム開発の現場では、面白いゲームを追求する特性上、試行錯誤が続きスケジュールが逼迫しがちです。

その結果、残業や休日出勤が常態化するプロジェクトが珍しくありません。

さらに、面白さを突き詰めたいという熱意から、社員自ら長時間働くことを望むケースもあります。

同じ熱量を持てない人にとっては長時間労働が苦痛になり、心身ともに疲弊してしまうことがあります。

 

退職理由6. 給与水準が低い

ゲーム業界全体の給与水準は、志望者が多い等の理由から、決して高くありません。

中でもゲームプランナーは、幅広い知識と調整力が求められる一方、エンジニアやデザイナーと比較して専門性が低いと見なされ、給与が低くなりがちです。

待遇に不満を感じて、業界を離れるゲームプランナーは珍しくありません。

また、ゲーム業界は転職を重ねてスキルと実績を積み、徐々に給与を上げていく傾向があります。

そのため、キャリアアップを目的として同業界内での転職に踏み切るケースもあります。

 

【ゲームプランナーから転職】異業種へ転職する場合の選択肢は?

↓ゲームプランナーから異業種への転職する場合、以下のような求人が有力な選択肢となるでしょう。

  1. Webプランナー/ディレクター
  2. プロジェクトマネージャー
  3. 企画マーケティング

前提として、ゲームプランナーは異業種に活かせるスキルに乏しく、異業種へのキャリアチェンジは難しくなりがちです。

しかし、ITやWeb、エンタメ業界であれば、スキルや経験を活かしたキャリアチェンジがしやすい傾向にあります。

 

1. Webプランナー/ディレクター

WebプランナーやWebディレクターは、ゲームプランナーと相性が良い職種の1つです。

募集要項で、ゲームをはじめとした「サービスの開発経験」や「UI/UXデザイン経験」を求めていたら要チェックです。

 

2. プロジェクトマネージャー

ゲームプランナーであれば、チームのマネジメント経験を活かしてプロジェクトマネージャーに転身する選択肢もあります。

募集要項で、「アプリ/システムの開発経験」や「マネジメント経験」を求めていたら要チェックです。

 

3. 企画マーケティング

スマホアプリの運営経験やアシスタントプロデューサー経験があれば、売上等のKPI分析や戦略立案といったスキルを活かして、企画やマーケティングとしての転職が可能です。

募集要項で、「データ/KPI分析経験」や「マーケティング経験」を求めていたら要チェックです。

 

ゲームプランナーがゲーム業界内で転職する場合のポイント

↓ゲームプランナーがゲーム業界「内」で転職成功するためには、以下のようなポイントを押さえて転職活動していくことが大切です。

  1. やりたい仕事ができる求人を探す
  2. 企業規模を変える
  3. プラットフォームを変える

異業種ではなく引き続きゲームプランナーとして転職する場合、転職理由が解消されるかどうかがより重要になります。

ここでは、ゲーム業界内で求人を探す場合のポイントをご紹介します。

 

1. やりたい仕事ができる求人を探す

企業が得意としているゲームは自分が作りたいゲームとマッチしているかどうか、業務内容は自分がやりたいものなのかどうかを見極めましょう。

ひとくちにゲームプランナーと言っても、「レベルデザイナー」「バトルプランナー」のように、担当範囲が限定されている場合があります。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、事前のリサーチを徹底しましょう。

 

2. 企業規模を変える

企業規模が小さいと、社員が少ないため、一人ひとりが裁量をもって働くことができます。

一方、大企業であれば、大規模なプロジェクトに関わることができます。

また、休暇が多い、住宅手当がある等、福利厚生が整っている割合が高くなります。

やりがいやワーク・ライフ・バランス等、自身の転職理由に合った規模の企業を選択しましょう。

 

3. プラットフォームを変える

希望する求人がなければ、経験に関係なく、プラットフォームを変えることも選択肢の1つです。

コンシューマーゲームやオンラインゲームだけでなく、ゲームセンターの筐体やパチンコ台のような遊技機プランナーも含めて、視野を広げることも大切です。

 

まとめ

このブログ記事では、ゲームプランナーの退職理由と転職先について解説しました。

ゲームプランナーを辞めたい理由は様々ありますが、転職を成功させる上で重要なことは、自分の転職理由を明確にすることです。

異業種への転職は難しい面もありますが、スキルを活かせる職種を見つけて挑戦すると良いでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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